何気なく新聞を見ていたら、西部劇の歌をモーラしたCDの
宣伝が載っていた。
西部劇ファンの私は目を凝らしてスミからスミまで見回した。
5枚組で、大抵の曲は入っていた。
なかでも、ぜひ手に入れたかった「誇り高き男達」。当時克美しげるが
日本語で歌っていて、レコードを買った覚えのある「片目のジャック」。
日曜日の昼下がり喫茶店でコーヒーなど飲んでくつろいでいるような
平和な情景がうかぶ「峠の幌馬車」などが入っているではないか。
もう一つうれしかったのは1枚はマカロニウエッスタンで、
手に入れたかった「南から来た用心棒」のボーカル盤と
「さすらいのジャンゴ」のボーカル盤が入っていることだった。
わたしは、たまらず電話で注文したのだった。
一週間ほどして届いたので、さっそく気になる曲を一つ一つ聴いてみると
なんだこりゃと思えるようなものも、混じってはいたが、ほしかった
ものも入っている。
例えば、「南から来た用心棒」はOKだったが、「さすらいのジャンゴ」は
違っていてガックリだったりとか…でも、まあ現実は、こんなものかと
ややあきらめている。
いかし、失望した幾つかは、やはりなんとしてもほしい…という
思いが募るのもまた事実なのだ。
いやはや、ほしいものを手に入れるというのは大変だというのを
つくづく思い知らされるのだった。
宣伝が載っていた。
西部劇ファンの私は目を凝らしてスミからスミまで見回した。
5枚組で、大抵の曲は入っていた。
なかでも、ぜひ手に入れたかった「誇り高き男達」。当時克美しげるが
日本語で歌っていて、レコードを買った覚えのある「片目のジャック」。
日曜日の昼下がり喫茶店でコーヒーなど飲んでくつろいでいるような
平和な情景がうかぶ「峠の幌馬車」などが入っているではないか。
もう一つうれしかったのは1枚はマカロニウエッスタンで、
手に入れたかった「南から来た用心棒」のボーカル盤と
「さすらいのジャンゴ」のボーカル盤が入っていることだった。
わたしは、たまらず電話で注文したのだった。
一週間ほどして届いたので、さっそく気になる曲を一つ一つ聴いてみると
なんだこりゃと思えるようなものも、混じってはいたが、ほしかった
ものも入っている。
例えば、「南から来た用心棒」はOKだったが、「さすらいのジャンゴ」は
違っていてガックリだったりとか…でも、まあ現実は、こんなものかと
ややあきらめている。
いかし、失望した幾つかは、やはりなんとしてもほしい…という
思いが募るのもまた事実なのだ。
いやはや、ほしいものを手に入れるというのは大変だというのを
つくづく思い知らされるのだった。