今にして思えば、手前みそながら、亡き母は、けっこう
面白いとこついた料理を作っていたと思う。
例えば、有るようで無い、サバの天ぷら、鯛の南蛮漬け
など…。
その中の一つに、昆布巻きがあった。
今では、サーモンや鶏肉を使うようになっているが、
以前は、身欠きにしんを使うのが、普通だったのだ。
そんなとき、母は、塩サバを使っていた。
これが結構おいしかったので、母が亡くなってから
作るようになった。
数を重ねていくうちに、最近は冷凍の味付け無しの
骨なしサバを使うようになっている。
サバの切り身の半身を、8等分に切り、一切れずつ
15センチほどの長さに切り揃えた昆布に巻いて、
かんぴょうで縛って煮付けるのだ。
我が家では、圧力鍋でやるので、圧がかかってから
2分で、出来上がる。
年末年始、これを作っておくと、日持ちもするので、
何かと便利なのだ。
年末にお勧めでーす。W