つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

味噌戦争

2014-01-26 15:57:13 | 料理

味噌汁の味噌というのは、地域によってかなり

違いがある。

 

現在住んでいる中部地区は、八丁味噌の産地

ということもあってか、赤味噌派だ。

赤味噌でなければ…いう人も多い。

 

九州出身の我が家は白味噌派だが、やりたい味噌ダレに

必要だったので、赤味噌を買った。

 

しかし、やりたい味噌ダレを作らずに、冷蔵庫に半年放置

してしまったのである。

 

キッチン断・捨・離で、廃棄したいところだが、見たところ

なんともなさそうなので、恐る恐る味噌汁に使ってみた。


わたしは東京暮らしがけっこう長かったので、

 どちらでもいける。


すると、絶対白味噌派の身内が、見た途端にブーイングである。


まあ、ナメコの味噌汁には赤味噌が合うだろうという目論みだったが、

口さえ付けてくれなかったのだ。


 そこで、後日様子を見がてら、味噌大さじ4のところを、

白3・赤1でちょっとブレンドしてみた。


やはり、見た途端に眉をひそめた。(3・1でもけっこう赤っぽい)


しかし、朝一で作ったのを出されたので、しぶしぶ加減で飲み始め、

何とか飲み干したものの、「ウ~ン美味しいけど次回からは無しね」

ダメ押しされてしまった。

もう一人の身内は、赤味噌で育ったので、赤白どっちでも

いける派なので、久々の赤味噌感覚に喜んでいて、

「またやってね」と、こちらも押してくる…。


この様に、食べ物には一人一人の育った環境、歴史があって、

中々一様にはいかない。


作った3回分は、何とか完食を果たしたが、まあ、当分は

赤の入ったみそ汁は作れそうにない。ヤレヤレ家庭料理人はつらいよ。

ただ、赤味噌を廃棄するにはもったいないので、

以前予定していた味噌ダレを作ろうと思い立った。


まあ、けがの功名というやつで、サバの味噌煮・マーボー豆腐・

ふろふき大根・ジャージャー麺など…レパートリーを広げる

チャンスだ。タレであれば文句は出ない。


我が家の味噌戦争は、とりあえず終結したが、

合せ味噌の味も中々だったので、今度は5・1ぐらいで…

いや6・1…と密かに…。(懲りナイネ~)

 






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幸せって何だっけ?

2014-01-19 08:27:55 | つらつら思うこと

幸福論をテーマに研究しているTV番組を観た。

 

海外の大学教授達が、幸福とは何ぞや、というのを

真正面から取り組んで研究しているのだ。

 

考えてみれば、人間が真っ先に考えなければ

ならないことではないかと思える。

 

かく言うわたしなど、日夜このことを考えて生きているような

ところがあるのだ。

 

面白かったのは、現在やっている仕事を幸福感が

増すようにできる方法があるということだった。

 

それは、仕事を生計のため収入を得るためだけではなく、

仕事の意義、社会性、自分がどうかかわっているか

などを意識することによって働き甲斐、生き甲斐の

あるものに変えていくというものだ。

 

要するに意識改革である。

 

そこで、思い出した人がいた。

 

東映の時代劇役者で、福本清三という5万回

斬られたという切られ役専門で有名な役者さんだ。

彼は、日々斬られ方を研究して、斬られた瞬間に

のけぞって倒れるなど、独特の斬られ方を考案

した人なのだ。


チャンバラでその他大勢の悪役さんらが、バッタバッタと

斬られていくのを、漠然と見ている人が多いと思う。


しかし、考えてみれば、斬られるということは死んでいく

のであるから、命が絶たれる…という想いを受け止めつつ

演じたならば、おのずと少しでも違うものになるに違いない。


それを、100人の人が観たとして、そのうちの一人か

二人の目利きに、ふと、「あれ…」と目が留まるかも

しれないのだ。


「あの人、本当に斬られて命を絶たれたような…」と


彼は、言っている。“どこかで、誰かが見ていてくれる”と…。

彼は、この一心で斬られ役に臨んでいるのである。


ここに、幸福論の鍵があるような気がするのだ…。


いま一度、自分の仕事、人間関係、生活などの

幸せって何だっけ?を見つめてみるのもいいかも…。


 

 

 

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キッチン断・捨・離

2014-01-17 11:59:12 | 健康

正月早々の風邪で、今年のスタートの出遅れを

余儀なくされてしまったが、やっと完全回復したようだ。

 

それでも、体と心が付いて行かず、完調というわけにも

いかないが、まあ、ボチボチいきましょう…。

 

さすがに、正月の買いだめは底をつき、冷蔵庫、

冷凍庫、野菜室もスッカラカンだ。

 

そこで、今年は昨年念頭に置いた断・捨・離を

キッチンにも考えようと思い立った。

 

「多めに買い込まない・長く置かない・余分な

物は捨てる。」ということをやろうと思ったのだ。

 

空っぽのはずの冷蔵庫にも、忘れられたソース・

タレ・賞味期限切れの惣菜・残り汁などがあった。


当然、冷凍庫にも冷凍焼けしたお古・野菜室にも

しなびてしまった野菜、などがある。

 

これらは、もう有無を言わさず廃棄!することにして、

とりあえず、作った料理の残り汁、残りソースなどは、

物にもよるが、基本的に3日以内に捨てることを

決めた。

その他のものについても、3日を期限に「即廃棄!」を旨に

実行することにしたのだ。

 

考えてみると、もったいないと思う世代なので、

捨てるというのは、かなりな決断である。

 

しかし、実行しすると、そこから又見えてくるものもある。

実践あるのみ、今年の我がテーマの「突破!」だ。

 

にゃんとか正面突破するぞっと…。

 

 

 

 

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今年のテーマ

2014-01-02 08:57:07 | つらつら思うこと

ぬわ~、昨年の暮れから風邪を引いてしまった。

以前引いたことのある微症状のヤツだ。

初めに喉にガラッときて、「あれ…引いちゃったかなあ」

と思っていると、普通その夜から喉が侵略され、

完全にもらったな…と自覚し、観念、覚悟、後悔、怒り、最後に

呪詛…の入り混じりを辿るのだが、今回はそれがない。

 

3日ほど、喉のいがらっぽさもさほど進まず、熱もないし

咳も時折ちょっと出るだけなのだ。

 

「?風邪引いてんのか…」と分かり辛いのである。


しかし、何だか体がだるく、ちょっと鼻水が出てきた。

どうやら引いているのは間違いなさそうであるが、

症状が軽いまま続いている。


やむなく、3日に予定していた親族の集まりは中止にした。

料理担当のわたしが、新年早々親族に風邪の土産を渡して、

1年の計をスタートさせるわけにはいかないからである。

というわけで、今年は寝正月が決定し、スタートから

ケ躓いてしまった。


今年1年どうなるのやら…先が思いやられるのだが、

今年のテーマが正面突破、中央突破の“突破”なのだ。


毎年、新年に1年のテーマになる言葉を見つけて

それを念頭に過ごすということをやっている。


昨年は、“断捨離”を念頭に整理整頓に目を

向けて過ごした。


今年「突破」と決めたのは、昨年、胃と腸の内視鏡検査を

やったときに、「こうなったら覚悟を決めて、正面突破だ」。と

腹をくくったときに思ったことだったのだ。

 

「やるっきゃない!」というときに発動する観念の、エネルギー

のようなものである。


そいう意味では、新年早々の風邪は、テーマにとって

持ってこいの新年となったのでした。

寝ころんで、突破するぞっと!ズル…っと。

 

 

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年賀状です。

2014-01-01 07:18:42 | ちょっとした出来事

新年明けましておめでとうございます。

「家猫の眼に新春のあふれしむ」

 

昨年も拙いブログにお越しいただきましてありがとうございました。

今年も変わりませずよろしくお願いします。

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