一句の彼方 遅日

遅日(ちじつ)とは、冬の日が暮れるのが
早かったのが、春になって日脚が伸びて、
段々暮れるのが遅くなってきているという
春の季語。

春の陽気で、家に帰るのが段々遅くなり、
つい脱ぎ散らかした靴を眺めていたら、
陽気につられて、大あくびをしている
ように見えた一句。

これは、眠気をもようす春の陽気を
絡めた一句でもある。

他に

春眠を　受付嬢の　振りかぶる

春眠を　ポニーテールの　振り払う
　　　　　　　　　　　　　　　　issei
などの我が拙句がある。
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　

最近の朝メシ

最近の、我が家の朝メシの流行りは、
ネットで見た料理の変化版である。

①ホカホカご飯を、ちょっと深めの
皿の中央に盛る。
②納豆を混ぜ混ぜして、カラシ、
ダシを加えて、さらに混ぜ混ぜした
ものをそのご飯に乗っける。

③その上から鰹節をふりかけ、更に
納豆に絡むように混ぜ混ぜ合わせる。

④その上に、細ネギの小口切りをパラパラと
散らす。

⑤卵1個を、別カップに割り入れ、ポン酢
小1を加えて混ぜ混ぜ合わせる。
⑥スライスチーズを1枚用意しておき、④を
加熱したフライパンに広げて、卵焼きの
要領で、軽く混ぜ、その中央部にスライスチーズ
を乗っける。

⑦卵焼きが完成したら、チーズが下側に
なるようにひっくり返して、納豆ご飯の上に
乗っけて完成！

スプーンで食べる。

結構満足感ありますよ。

今日の一句

食材を　並べし厨　春来たる
　　　　　　　　　　　　　issei

バタフライエフェクト(効果)

最近、バタフライエフェクト(効果)なる
言葉をよく見聞きする様になった。

バタフライ効果とは、力学系の状態に
わずかな変化を与えると、そのわずかな
変化が無かった場合とは、その後の
状態が大きく異なってしまうという現象。

小さな蝶🦋の羽ばたきが、やがて地球の
裏側にまで伝播して、ハリケーンの様に
大きくなる現象の様な事なのだとも…。

その具体的一例として、まずは、歴史上
最悪の独裁者を生んだ第一次世界大戦下
のエピソード。
 
戦時下のフランスで一人の負傷したドイツ兵を
あえて射殺せず逃がしたイギリス軍人ヘンリー。
 
この命拾いした彼こそ、
後に虐殺を繰り広げるアドルフ・ヒトラー。
 
あるイギリス軍人の優しさが、ホロコースト
という悲劇につながってしまった。

これをバタフライ効果の例に挙げている。

今まさに、バタフライならぬ、ネットでの
一言が世界に影響を与えるネット効果時代
ではないだろうか。

このブログでほざいているワタシの
一言のほざきが、とんでもないエフェクトを
もたらすかもしれないのだ。

しかも、その効果の広がりが、本人には
分からないところで起こったりするのである。

しかし、これは嵐を起こすだけではなくて、
平和の扉を開くかも知れないのだ。

ベルリンの壁の崩壊も、東ドイツ報道官の
うかつに放った一言が発端と言われている。

このような事は、ネットに限らず、日常的に
色々あるような気がしている。

以前、実際にあった出来事として、
あまりに汚いと、川のゴミを拾い
続けた人がいて、その姿を見た人が、
1人2人と増えて、ついには大勢が
参加するようになって、瞬く間に
綺麗な川になってしまったという。

しかも、その人はその後、立候補して
当選し、議員になったというのを
聞いたことがあった。

これはまあ、継続の力かも知れないが、
発端はゴミ拾いである。

よく、こんな些細なこと、オレ1人が
ワタシ1人がやったって何も変わら
ないと思ってしまいがちだが、その
些細なことが、蝶🦋の羽ばたきかも
しれないのだ。

そう思うと、些細をゆめゆめ侮るなかれ、
大いにワタシ1人かも…の、蝶🦋を
羽ばたかせようじゃありませんか。

本日の一句
初蝶の　横切って行く　今日の運
　　　　　　　　　　　　　　issei

今さらのバレンタインチョコ

バレンタインに、洋酒入りチョコレート
をもらった。

妙齢な女性から…と言いたいところだが、
残念ながら、身内らからであるw

宅配で届いたのだ。

何のことはない、本音は自分たちが
食べたいに他ならない、義理チョコ
ならぬ、食べチョコなのである。

しかし、まあこれとても、それなりに
嬉しいものなのだw

しかし、3度目のコロナワクチン接種を
したばかりなので、1週間はアルコールを
控えると決めていたので、1週間経った今
食べているのだ。

これが、なかなか美味しいので、
食べチョコでも、感激の味なのだ。

1本1本を包んでいる銀紙の色も違うし、
中身の洋酒も違っていて、その1本1本に
銘柄が記入され、カロリーまで表示して
あり、こだわりが徹底している。

何といっても、その食べ方が面白い。

グラス状🥂になっていて、グラスを
持つように細い部分を持って、かじり、
中の洋酒をクイっと呑みつつ食べて
ゆくのである。

アルコールに弱い人だと、ほろ酔いに
なるかも知れない。

なので、1日1個ぐらいのペースで
チビリチビリとやっているので、
長〜いバレンタインになっている。

ままよ、このコロナ禍でのささやかな
家庭内バレンタインにカンパイ！

今日の一句
バレンタイン　一家に渡る　チョコレート
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　issei

今一つ気勢が…

今、北京で行われてるオリンピックが、
自分の中で、もう一つ盛り上がらない。

これも、多分にオミクロン株コロナ禍
での開催、中国の人権問題、東京オリンピック
の1年ズレというのも大きく、しっくり来て
ないのもあると思うのだ。

案の定、フィギュアで羽生結弦選手の
転倒があって、ひょっとして、金メダル
🥇0かも…というイヤな予感が脳裏を
過っていたが、ジャンプ競技男子で、
小林陵侑選手の金メダル🥇の報が
もたらされた。

メダルにはこだわらないほうだと思うのだが、
さすがに0というのは、寂しすぎると思って
いたのでホッとしたというのが、正直な
ところである。

その後、スノボの男子ハーフパイプで、
平野歩夢選手も金メダル🎖と続いたので、
日本選手の頑張りが伝わってきた。

確かに、金メダルの報は、自国民を
歓喜させ、盛り上がらせる。

しかし、そのための副産物が、今大会
噴出している。

失格判定や、ドーピング問題などである。

オリンピックは、アスリートが等しい
条件の元で、競い合うものなのだが、
金メダルの数だけで、国威高揚を目指す
国もあるので、このような事も起こってくる。

薬で手に入れる国威高揚などあるあずも
ないのだが、地に落ちた国威の現状を
認識していないのが不思議でならない。

薬などに頼らず、技を磨き、頭脳を
駆使して、試合の戦略を練ってもらい
たいものだ。

こちらは、純粋にスポーツ競技の熱戦を
楽しみたいだけなのだから。

金メダルの数での国威高揚など目指さず、
スポーツマンシップによるアスリート高揚を
目指してもらいたいものだ。

スポーツの原点に戻り、目指せアスリート
ファースト‼️

金よりも　筋の祭典　春の夢
　　　　　　　　　　　　　issei