つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

その瞬間

2011-01-31 04:09:40 | スポーツ

思わず声を出してしまった。

アジャカップでの決勝で李忠成がボレーシュートを決めた瞬間である。その声に
寝ていた身内らが起きてきたのだ。「どうだったの?」わたしがサッカーを見ているのを
知っているので、寝ぼけ眼ながら聞いてきた。「やったぜ!日本が点を入れたんだよ」
言うと「ホント!」とやっと目がシャキッとしたようだ。

そういえば何年前だったか、今のマンションではなく以前の一戸建て住宅に住んでいたころ、
やはり深夜の中継の時、点が入って思わず「やった!」と声をあげてしまって、慌てて口を
押さえたのだが、隣りからも声が上がっていたのに気付いて、苦笑した記憶がある。

そうなのだ、このアジアカップの決勝を見ているのはわたしだけではないのである。例えば
その前の韓国戦の瞬間視聴率は36%だったという。するとこマンションは60世帯住んでいるので、
単純に計算しても、21世帯が見ていることになる。それらの人が点を入れた瞬間に声を挙げれば、
いわゆるひとつの音響としてマンションの外にまで聞こえるかもしれないなあ…などと試合後
落ち着いた後で思ったのだった。

今回のアジアカップ、試合ごとにヒーローが入れ替わって、チーム力というものを見せてくれ、
最後にそれまでヒーローになれなかった本田圭一がMVPを獲得して、言うことなしの結果に
終わった。


しかし、わたし個人としてのMVPは監督のザッケローニ氏にあげたい。最初日本代表監督に
決まった時に、「ザッケローニ?」この名前が、「ざけんじゃねーあんにゃろー」を縮めたみたいな
ニュアンスでピンとこなくて、何となくダメだこりゃなどと勝手に思い、(そんな単純なネェ~)
正直あまり期待していなかったのである。

しかし、試合途中で交代してピッチに入れた選手が次々と活躍し、今ではザックマジックと言われて
いるのである。それだけ選手をよく見ているということにほかならない。第一一印象での非礼を
お詫びするとともに、ここに我がMVPとしてザッケロ-ニ監督を選出させていただきます。

優勝おめでとうございます。そして感動をありがとうございました。

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アジアカップの熱戦

2011-01-29 02:57:23 | スポーツ

寝不足が続いている。そう、サッカーのアジアカップ熱戦の夜中の中継を見ているためだ。こう見えても
サッカーファンなのである。それにしても心臓によろしくない。

よろしかったのは、5-0で大勝したサウジアラビア戦ぐらいで、後は皆ハラハラドキドキの接戦である。
FIFAのランキングでは日本が29位韓国39位カタールにいたっては100位以下なのだ。

そのカタール戦でヒヤヒヤの3-2と苦戦の末ものにした。いざ本番となるといかに順位が
あてにならないかがわかろうというものである。それにしても、今回の日本代表の攻撃力は、
過去を含めて最高と言ってもいいだろう。

特にドイツのドルトムント所属で17試合で8得点を取り、ブンデスリーガ公式サイトでMVPに選出された
香川が入ったことで攻撃力の厚みが増している。今まで日本代表にずっと言われ続けていた攻撃力不足が
かなり解消されているのだ。

かつての代表が試合の流れの中で得点したことが何度あっただろうか。大抵はセットプレーかPKによる
得点ではなかったろうか。しかし今回のメンバーでは、Jリーグ2年連続得点王の前田をワントップに据え、
その後ろ左右に香川、本田といつでも飛び出して得点できる二人を配置して事実上の3トップ体制を
形成した布陣なのだ。

これに、しゃにむにゴールに向かう岡崎を加えて、
驚異の攻撃陣が出来上がっている。いわばどんな盾をも貫く槍になったのである。しかしながら、
その槍の一角香川が激戦の負傷骨折に見舞われて、決勝のオーストラリア戦出場は絶望的になって
しまったのである。

わたしは最初から相手は、韓国ではなくオーストラリアだと思っていたので、今大会失点1と守りの堅い
オーストラリア戦を考えるとこの香川の負傷は本当に痛いのだが、これはどのチームにも起こることなので、
致し方がないのだ。むしろ香川の抜けた穴を全員一丸となった気力で埋めてもらいたいのである。

相手のオーストラリアには前々回のワールドカップで1-3と完敗し、苦汁をなめさせられている。
FIFAランキングでも今回アジアカップ出場中トップの26位と日本より上位なのだ。おまけに監督は
Jリーグ浦和レッズの監督を務め、アジアチャンピョンズを制覇したことのあるオジェック監督なのである。

オーストラリアが6-0で勝った準決勝のウズベキスタン戦は別にして、その前の韓国とは1-1と
日本と同様引き分けている。つまり同じく韓国と2-2だった日本とそう力の差はないとみていい。
日本とて、中東の雄サウジアラビアに5-0で勝ったではないか。まったく互角と言っていいと思う。

それだけに、引き分けによるPK戦の匂いがするのだ。(決勝に引き分けによるPKがあるのかどうか
知らないが…)しかし、それだけは御免こうむりたいと思っている。勝っても負けても釈然としないからである。
ここまできたら結果に対して文句を言うつもりはない。選手たちには、ただただ日本代表の誇りを持って、
思いっきり悔いのない戦いをしてもらい、ハッキリと決着をつけてもらいたいと願っている。

☆それにしても中継の時間帯なんとかならんもんかねえ、今までのP.M10:30分でさえきつかったのに
決勝の中継が夜中の12時たあ…翌日仕事で朝4時起床のワチキには、ちとキツイぜ…。

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雨男は返上したが…

2011-01-21 05:32:29 | ちょっとした出来事
このところ、
何がしかのイベントで三連続の快晴を賜り、雨男返上の兆しを実感し始めた。

まだまだ油断はならないと、用心しつつも、これまでことごとく雨に見舞われていた反動からか、
はたまた、根っからの嬉しがり屋のせいか、これが妙な自信となっていたのである。

先日、明日の予報は曇り時々雨であったが、何せ3週間もほっといたので車を洗車することにした。
予報を知っていた身内らが口々に反対したのだが、自信というものは恐ろしいもので、「雨なんか降らん!」
と言い放ち、いつもより念入りに洗車したのである。

案の定、翌日は曇ったものの雨は一滴も降らず、身内らに向かって高笑いをし、晴れ男宣言をしたのだった。

しかし…喜びもつかの間で、翌日あの豪雪に見舞われたのである。朝、目覚めて窓を開けると、横殴りの
吹雪で、周りの家が霞んでしまう程だった。

「大雪男!」囃したてる身内らの嘲笑を背に浴びつつ、20センチ近い記録的な雪に埋もれた我が愛車を
呆然と見つめるのだった。

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あ~あ~な一年の計

2011-01-16 04:59:55 | 会社

一年の計は元旦にあり”というが、わたしの今年に当てはめると、インフルエンザに
蹂躙され、ベッドで瀕死の身悶えにあったので、今年の行く末が思いやられる。

幸いと言っていいと思うが、インフルエンザにかかったのが年末年始で、正規の仕事は
一応終了していたので、2週間に及ぶ闘病生活がそう無理なく送れたのである。
といは言っても、仕事自体はあったので、同僚達に迷惑をかけたのは間違いない
のだが…(スミマセン)(泣)

10日の初出勤は、いきなり出鼻をくじかれた。車のエンジンがどうやっても
かからないのである。車も2週間ほっとかれて、頓死状態だったのだ。
やむなくタクシーでの出勤とあいなったのである。

何とか出勤時間に間に合ったのだが、初日からのフル回転労働で体が悲鳴を上げ、
それが足に来て、午後から右足を引きずって歩く羽目になってしまったのである。

翌日、事務所に顔を出すと、ベテランの事務員の方が「あら、Kさん大丈夫だったの?」
と声を掛けてくれ、忘れられてはいなかったんだと、ホッとしたのだった。
何せ、瀕死の中で、休みの申請コールを留守電に入れていたので、ガタガタの
我が声音を聞いていたようなのだ。「また一段と痩せたんじゃないの」これまた
口々に賜ったのである。

わたしとて、幸せの正月太りをしたかったのだが、日頃の行いの報いか、
このようなことになってしまったのである。

幸いだったのは、朝一に親近感あふれる人の顔が見れたことで、一陣の救いを
いただいたのである。まあ…そう思えば、不幸の中の一条の光、これは得難いもの
だと痛感させられたのである。

今年一年、こんな始まりで、、先行きの不安が一杯なのだが、その中にあって、
一条の幸せの光を探していきたいと思えたことは、収穫だった。

というわけで一年の計は、一条の光探し…ということに決定しました。
また、今年も小さな幸せを拾い集めていくしかないなあ…。(笑)
コメント (2)
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やっと完成!

2011-01-15 04:37:09 | 絵・まんが
枯れ葉を、一枚ずつ拾ってきては描いていた絵が一応完成した。

昨年の暮れ、インフルエンザにかかる前に完成したのだが、忘年会やら
夜中の仕事やらで、パソコンに触れる機会がなかったので、UPできなかった
のである。

一昨年の秋、同じように枯れ葉を拾っては一枚ずつ描いていたのだが、創造的
作為を加えたために、グチャグチャになってオジャンになってしまったのだ。

そういうこともあって、今年は拾った枯れ葉をひたすら愚直に描きとめようと
務めたのである。枯れ葉のそこはかとない錆びれと、わが身に津々と募る黄昏を
重ね合わせて、思いを託したのである。

しかし、相変わらず悪魔のささやき「今ならいけるぞ、」という作為の誘惑が
何度も襲いかかってきたのだが、必死に耐えて、描きとめたのである。

しかし、苦労した割には楽しかった作品となりました。我がブログに
コメントくださった豆板醤さんとの約束通り、ここにUPさせていただきます。

計11枚、巧拙は別にして、上下左右どういう配置にもなる、我が変革期となる
落款無用の一作になりました。とにもかくにも、完成してホッとしています。(笑)

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