ざわめきの味

故あって、連日酒が呑めなかった。

しかも、今日は一人酒のチャンスだったので、
美味い魚のあるスーパーへと買い物に出掛けた。

しかし、美味そうなのは、チョット値段高めで、
手頃なのがないかなあ…と魚を諦めて、
他の物にしようかと、魚売り場をグルリと
一巡し終えようとした時、ふと…目に入った
「お勧め品」コーナー。

カンパチ…それともブリ…？切り身のブロックで、
どちらとも言えないようなのが、手頃な値段で
並べられていた。

眼を近づけてよく見ると、ヒラマサである。

大物釣り師なら、ヒラマサと聞いただけで、
心ざわめく代物である。

食べるこちらとしても、心ざわめいた。

と言うのも、このヒラマサ、全身の姿はブリに
そっくりなのだが、微妙に違うのだ。

しかも、味ときたら、ブリとカンパチの
いいとこ取りをしたような美味しさなのである。

カンパチの歯応えの良さと、ブリの脂の
ノリの良さを合わせ持っているのだ。

しかも、その脂がブリよりも品の良い
ノリをしているので、スッキリした
味わいがあるのだ。

しかし、一般市場ではなかなか売られて
いないのだ。

早速、一人用程の小さいのを1パック購入した。

ブロックをジャブジャブと水洗い
して、キッチンペーパーで拭き取ると、
刺身に切り揃えた。

酒🍶は、辛口の人肌燗酒を用意して、

ヒラマサの一片を、ワサビを溶かした醤油に
ちらりと付けて、ゆっくり口に持って
行く…。

いやあ…その味を何と表現したらいいのか…
コリリとした食感とジワッと広がる品のいい
脂の乘りが、口中全体にとろけるように
広がって……醤油ワサビと我が唾液とが
融合して、えも云われぬ味わいに、「ンム
〜」と訳のわからない声を漏らしたのだった。

これが、いわゆる、「ヤバイ ‼️」という
味なんだろうと思った。

当然の如く、久々に深い味わいの酒に
酔いしれたのだった…。

我が家のコーヒー史(たどり着いたら)

今、朝のコーヒー☕️を飲んでいる。

お湯を注ぐだけのインスタントコーヒー
である。

こう見えて、我がコーヒー史も紆余曲折
あったのだ。

一時は、コーヒー豆を直接購入して、
手動で挽いて飲んだり、自動挽き器を
購入して、ガーっと挽いて飲んだり、
したものだ。

ポットなども、先の細長い専用のものを購入して、
ゆっくり回し入れたり、濾過紙も漂白していない
ものを選んで、使用したりしたものだ。

コーヒーの銘柄も、モカ、キリマンジャロ、
マンデリン、グァテマラ、ブラジル、ブルー
マウンテンなど、購入して、挽き飲みしたのである。

あ〜それなのに、それなのに、行き着いた先が
インスタントコーヒーであるW

しかし、今にして思えば、伏線があったのである。

会社勤めをしていた頃、丁度、あれこれコーヒーの
銘柄を飲んでいた頃に、食堂で事務員の方に
お願いして、入れてもらったインスタント
コーヒー☕️が、メチャ美味しかったのである。

どこかに、そんなハズは無い…との思いからか、
もう一度その事務員の方に同じインスタント
コーヒー☕️を淹れていただいたのだが、やっぱり
メチャ美味しかったのである。

特に、この時のコーヒーの銘柄は聞かなかった
のだが、インスタントの方が美味いという
ショックが大きかったのだ。

アレやコレやの手間暇などを考えると、お湯を
沸かして、注いで混ぜるだけの、今飲んでいる
インスタントコーヒーで良いのでは………………と
しみじみ…シミジミ…思って飲んでいるのです。

ああ…ウマイ…。

卵焼き乗っけ

今、我が家の朝食トレンドは、卵焼き乗っけ
である。

元々は、栗原はるみさんのレシピ本に
載っていた「何でも卵焼き乗っけ」と
いうのを参考にしている。

夕食の残り物などに、塩昆布を
加えてチャーハンにして、その
上に卵焼き乗っけをしたのが始まり
だった。

その後、チキンナゲット刻みと、
塩昆布を混ぜたのに、乗っけ。

今は、芹をみじん切りにして、白だし
で味付けした物を、ご飯と混ぜ混ぜ
した物に乗っけている。


この乗っけには、一つだけテクニックが
あって、卵焼きをひっくり返して、乗せ
なければならないのだ。

これが簡単そうで、意外に難しい。

初めの頃は、あっち破れ、こっち破れ
二重重ねなど、散々失敗したのだが、
修行の甲斐あって、今では片手フライパン
で、ひょいと乗っける事が出来る様に
なったのだ。

という訳で、我が家の1日は、この
卵焼き乗っけで始まるのです。

承認ブルー○

久々に、承認のお墨付きを頂いた。

LINEの着せ替えを申請したのだ。

申請から承認まで、半日という
短さで、さすがに驚いてしまった。

最初の頃は、4ヶ月程も掛かったのを
思えば、随分と早くなったものである。

着せ替えやスタンプを申請すると、
まず、「申請リクエストされました」
と、LINEに連絡が入る。

そして、その画像の末尾に審査中と
表示されて、オレンジ色の○が付いている。

それが承認されると、「承認されました」
との連絡が入り、画像の末尾が審査中
から承認に変わり、青い○マークが付く
のです。

この青○マークの嬉しい事‼️

逆に、不承認の場合、恐ろしい赤○
マークが赤々と灯ってしまうのです。

これが、かなりキツくて、一瞬
心臓がエグられる思いがするのです。

一度など、見た瞬間に耳鳴りが
発生してしまったのでした。

そういう経験があるので、「承認」の
ふた文字と、そこに青々と灯る○マーク
の嬉しい事‼️

安堵と安らぎに包まれ、幸せオーラが
全身から放出される想いに浸れるのです。

なので、久々にその想いを満喫したの
でした。💓💓💓

見えざるもの

それにしても、このコロナ禍のどこまで
続くぬかるみぞ…で、ほんとに滅入ってしまい
そうになる。

やはり、その根本は、見えない敵という
ところが、恐怖でもあり、つい油断して
しまう所なのだろう。

先日亡くなった千葉真一さんにしても、
ワクチン接種していなかったそうで、
健康に自信がある故の油断が潜んで
いたのかも知れない。

何だかんだ言っても、頼りになるのは
ワクチンしかないのが現実だ。

しかしながら、このワクチンにしても、
見えざるものの恐怖を感じる人も
少なくないのではないだろうか。

何度か、そのメカニズムの説明をTVなど
で観ても、正直一般の人々は、そうなんだ…
ぐらいの受け止め方しか、できないのでは
ないだろうか。

結局、ワクチンを受けての副反応リスクと
受けないでのコロナ感染のリスクとの
二者択一の選択にならざるを得ない。

こちらは、ワクチンを受けるという選択を
したのだが、同時に、副反応での万が一の
場合でも、やむ無し、との覚悟を固めたのだった。

2度のワクチン接種を受けて、正直、ちょと
肩の荷が降りた感じはしたが、依然として
マスク、手洗い、その他の予防法は変わりなく
実践している。

そして又、3度目の接種が囁かれている…。

当然ながら、又々副反応リスクが迫って
来るではないか。

いつまで続くぬかるみぞ…。
いつまで続く選択ぞ…。

されど、各々の方、くれぐれも油断なさい
ませんよう…。