つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

ミニ展示の反応

2012-04-30 06:18:03 | 絵・まんが

もうG・Wに突入した。先月13日より7点作品を
展示させていただいているスーパーヨシヅヤ1Fお茶の
「磯田園」に先日行ってきた。

以前の俳句仲間Tさんが働いているところで、打診を受け
ありがたく展示させていただいたのだ。

予定では、G・W明けの8日に搬出することになっている。
実はスーパー内での展示というのは初めてなので、どんな
感じなのか、こちらとしても興味があったのだ。

わたしが通常展示するように、作品の下に筆書きの
俳句を張り付け、感想帳を置かせていただいている。

感想帳を覗くと、先日来てくれた俳句仲間5人が
それぞれ、コメントを書いてくれていた。面白かったのは
店のお客さんで、絵の感想ではなく、お茶の味の感想が
2点入っていたのである。(笑)

お店で働いているTさんによると、その店の上司の方が
又やってほしい旨言われたことと、その際季節の作品
を揃えては…などの提言があったことや、絵の購入希望者が
何名かあったそうで、具体的に進めるにはどうしたらいいか
などの話をしたのだった。

「ホ~」と思った以上の感触に驚いた。何度かいろんなところで
展示したことがあるのだが、まったく何の反応も感触も感じない
ところも経験しているのだ。もちろんお店の都合で、感想帳
など、置いてくれないところも少なくない。

このお店は幸いなことに、働いているTさんが知人なので、
お茶を出しつつ、一言二言絵の紹介やら、説明を入れてくれて
いるようなのだ。

展示させていただいてよかったなあとつくづく思える
瞬間である。

果てさて…もうすぐここのミニ展示も終わるが、終わるや
否や、7月には本番「茶房じゅん」の展示が待っているのである。
今度は、ほぼ倍の13~4点の展示になるのだ。

2か月というのは、準備だけであっという間に過ぎて
しまうのだが、今回のミニ展示で、一度準備して、
かなり楽にはなっているので、何とかもう一作新作が
描ければ…と思っている。

気合い入れて描こうっと…。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぎりぎり…

2012-04-26 08:10:46 | ちょっとした出来事

主夫もどきとなってから、はや3週間が過ぎようとしている。

毎日レシピとにらめっこをしつつ、朝・昼・夕の食事を作っている。
幸い今のところ致命的な失敗はしていないのだが、昨夜は
危なかったのだ。

このところ、随分と魚の粗を食べずにいたので、
無性に食べたくなって、ブリの粗を買ってきた。

いつもは、身内が圧力鍋でブリ大根を作るのだが、
きょうは、自分で何とかしなくては…とあれこれ
レシピを見てみる。

どうせ、私が作るのなら、今までと違ったやつで…と
味噌煮ブリ大根なるものを見つけたので、やってみた。

ところが、どうも調味料の分量が少なく思えるのだ。
しかも、手順が事細かく書いてなくて、大根は一緒に煮ても
いいものかどうかなど、わたしのようなど素人では判断
しにくいのである。

しかし、まあ、大根を箸で刺しつつ火が通っているかどうかを
確認して、煮足した。汁を吸ってみると、やっぱり薄い気がする。
ちょっと調味量を足して、何とか仕上げたのだった。

心配だったので、さらに10分程置いて味を沁み込ませ、
夕食の皿に盛った。

一口食べると、やっぱり味が薄い。大根も若干ムラができていて
火は通っているのだが、噛みごたえのあるギリギリの硬さである。

ポン酢をかけることで薄さを解消して事なきを得たが、いやあ、
これも、ギリギリというとこだったのだ。

自分のヘタさ加減をタナに置いて言うつもりはないが、レシピを
発表している皆さん、このようなオッサンが巷にはたくさん居ると
思えるので、どうか小さな子供に教えると思って、1からの
手順を事細かく 書いたレシピをお願いしますデス。



今度こそ、もっと旨いのを作るぞっと…。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見送り散歩

2012-04-22 13:03:03 | ちょっとした出来事
温かい日が続くようになり、桜ははらはらと落花の風情を
見せて、ロケーションも良し、冬の間休んでいた散歩を
復活させるべく、出掛けることにした。

身内がオバサン学生になったので、丁度一緒に出て
我が庭、緑地公園を散歩しようと見送りがてら、マンションを
出た。

学校へのバスの方向と緑地の方向は逆になるので、「じゃあな」
と、手を振って反対方向へ行こうとすると、「こっちこっち」と
身内が手を振るではないか。つまり、同じ方向に行こうと
手招いているのである。

そりゃあそっちから行っても、広い緑地には回って行けるが、
大周りである。「ま、いいか」と、身内を送りがてらの散歩とあいなったのだ。

約15分程歩いて国道のバス停手前で、身内を見送ると、のんびり
緑地公園大周りの散歩としゃれこんだ。イヤ、しゃれこむ予定だったのだが、
急ぎ足で帰る足取りになった…。というのも、出掛けに用を足すのを忘れていて、
膀胱が満タンになってきていたのである。

しかし、遠回りコースのため、最短距離を取っても、20分は
覚悟しなくてはならない。とにもかくにも、最短と思えるコースを
冷や汗をかきつつ、これ以上はならないと思えるほどのスピードで
帰り出したのだった。

こうなったらもう、風情もへったくれもあったものではない。
ほうほうの体で帰り着き、トイレに駆け込んだのだった。

というわけで、今年最初の散歩は、競歩と見紛えるばかりの
早足となってしまったのである。

しかし、人間、生理的不如意になると、世間体、羞恥心、理性などなど…
すべてをかなぐり捨ててしまうものだと、つくづく思い知らされましたです。ハイ…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我がサスペンス劇場

2012-04-18 09:43:18 | 食べ物

主夫もどきを始めて1週間が過ぎた。私は食事だけを
担当ながら、いやはや、その忙しさにあきれている。

ちょっとでも、外に行く用事があればたちまち1日が吹っ飛んで
なかなか、お絵描きが出来ないでいる。しかもどういうわけだか
先週一週間毎日のように用事があって、バタバタとした日々に
なっていた。

そんな折、最近見つけてよく行っている食品スーパーに
魚を買いに行った。例によって掘り出し物を見つけるためだ。

海の幸は気まぐれで、いつでも新鮮でおいしい魚が手に入る
とは限らないのだ。その日その日で魚の種類も違うし、大きさ・
値段も変わるのである。

この日はクロダイのなかなかいい型(手尺で45センチ)で
1、350円、という掘り出し物だ。4~5尾置いてある内の
一番デカそうなのを、ビニール袋をひっくり返して掴むと、
さっそく魚売り場のオッチャンに「捌いてもらえますか?」と言うと
「10時にならないとだめなんだよねえ」とあっさり断られて
しまったではないか。

「え~っ」と時計を見ると、9時45分。確かにここの店は
10時開店である、いち早く潜り込んだわたしが悪うござんした。
あと15分待ってればいいんだろうが、ままよ、以前捌いたことは
あるんだし、久々にやっちゃうか…とそのまま帰宅した。

そして、デバを片手に捌き始めたのだが、このクロダイ
思ったよりも大きく、ウロコもデカイ。しかも、タイの骨は
犬殺しの異名を取るほどの硬さなのだ。
まずウロコを剥がすべく、デバの背側でやるが、こいつが
荒く、太く、エラク丈夫で一苦労だ。ウロコが終わると
三枚に下ろし、粗の頭を半分に切ろうとするが、なかなか
切りきれない。四苦八苦しているところへ身内の一人が
帰ってきて、その様を見るなり、「わあ、血だらけ!まるで
サスペンス劇場みたい」とその凄まじい様に驚いて思わず
そう口走ったのだった。

結局、悪戦苦闘の末に1時間後になんとか捌き終えたものの、
台所の周りは、ビニールをかぶせてやったにもかかわらず、
鱗が飛び散り、台所の中は血の海と化していたのだった。

当然わたしは返り血を浴びていて、顔や手に鮮血を付け、
疲れと、安堵で茫然とつっ立っているその手には血だらけのデバ…。
なるほど、サスペンス劇場の一幕である。

こんな姿を人に見られたら…と思った矢先に、「ピ-ンポーン」
と、玄関チャイムが鳴ったではないか。身内は自室に引っ込んで
出てきそうにない。

「ピンポーン」さらに玄関チャイムは鳴り響く…。わたしは茫然と
突っ立ってる、「ピンポーン」「ピンポーン」…。

「ガチャッ」と、どアを開けたのは覚えているのだが…。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菜の花酒再び

2012-04-16 09:10:28 | ちょっとした出来事

想定内の曇り空の中、佐奈川の落とし込みの
流れの音を聞きつつ、カメラマンの感写さんと
二人で取り敢えず、ビールで乾杯した。

雨上がりで、あたりはびっしり濡れていたが、敷いた
ビニールのレジャーシーとが座り場をしっかり確保
してくれている。佐奈川沿いの桜はすでに盛りを過ぎ、
すっかり葉桜となっていたが、はらはらと散る葉桜もまた
独特の風情があっていいものである。

弁当を広げ出すと、どこからともなく鳩が4羽ほどやってきて、
遠巻きに様子を見ている。

「そのうち近くに来るよ」と感写さん…。その言葉の通り、
我らがまだビールを飲み終わらないうちに、足元近くに
寄って来たではないか。

「すし飯大丈夫かなあ」と言いつつわたしがつまみに
買っていた巻きずしの欠けらを放ると、しばらく用心深く
見ていたが、中の1匹が突つき出した。最初こそ躊躇したものの、
その旨さに気付いたのか夢中になって食べはじめたのだ。

すると様子を見ていたほかの3羽も、一斉に突つきはじめたのだった。
こうして二人と4羽の宴は華々しく始まったのである。

我が自参の燗酒、感写さんの純米酒と次々と飲み干していく。
やがて、宴も終わり近くになってきたころ、わたしの携帯電話が
鳴り、「奈邪」にコーヒーを飲みにやってきた友人のK氏からだった。
K氏は豊川の奥の山あいの池を買って、昔からの自然を
回復させようと、メダカやら絶滅が危惧される水生昆虫やらを
放流して、育てようと取り組んでる人なのだ。

あいにく下戸なのだが、合流して3人のお茶会になったのである。
感写さんを紹介すると、3人が意気投合して、今年の夏の
合宿を約束してしまったではないか。

3人盛り上がったころ、西の空が明るく晴れ始め、その空が
夕映えとなるころに、3人は佐奈川を後にしたのだった…。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする