つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

ベスト20

2011-07-31 04:50:56 | 絵・まんが
ホームページをリニューアルするにあたって、載せる「はいまん彩」の作品を
20作程度に絞ろうということになった。

そこで、私を含め身内らそれぞれのベスト20を選ぶことにした。それまで、
ピックアップしていた33作から13作をまずふるい落とそうということになり、
×マークを13付けることにしたのだ。

当然重なり合うのも出てくるので、一番×が多かったものから消していくことに
したのである。それぞれ好みは異なるので、わたしがいいと思うものでも容赦なく
×が付けられ、身内らがお気に入りの作品でもわたしが×と、好みの違いが
鮮明になっていく。

このように、絵は好みの感性がそれぞれ違っているのですんなり一応にはいかない。
それに、古い作品には技術的稚拙さが見えるし、さりとて初心の煌めきも捨てがたく、
それも悩ましいのである。それでも四苦八苦しながら×を付けていったのだ。

すると、以前はいい作品とわたしや身内らにも評価の高かった作品が意外にも×の手裏剣を
全員から浴びて討ち死にしたではないか。
もうかなりリニューアルされたと思うので、今一度のぞいていただけたら嬉しいです。

(次をクリックするとホームページにいきます)

http://haiman.yomibitoshirazu.com/


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いま一度ホームページ

2011-07-19 05:32:12 | 絵・まんが

何年ぶりになるだろうか。故あって長年ほったらかしにしていた我がホームページを
見直すべくいじり始めた。
わたしよりパソコンに精通している身内と相談しつつ、リニューアルに取り組んでいる。
そのため、改めて「はいまん彩」を最初から洗い直すことになった。

調べてみると平成4年から地元の俳句会に入り、翌年あたりから絵を入れ始めた
と思うので、現在平成23年だから、約18年になろうとしている。
初めは色紙にマジックでマンガを描き、絵具を塗った「俳句マンガ」だったのだ。

忘れもしない、最初に発表したのは、俳句会の講座が開かれる会場で、短冊に
それぞれの句を筆書きにして、展示する発表会だった。

わたしは先生に「色紙に絵を入れたものを出してもいいですか?」と許可を取って
展示したのである。わたしが当時まだ現役の漫画家だったのを承知していた
先生は、快くОKしてくれたのだが、後になって俳句仲間にあれは申し訳なかったなあ
と反省したのだった。
というのも発表の当日、地元のケーブルTVが取材に来ていて、俳句会のブースに
やってきてカメラを回し始めたのである。わたし以外の人は皆、細長い短冊に
その年の自分の代表句を2句、筆でしたためたものを並べて展示していたのだ。

そこに、マンガ入り俳句の色紙が2点一緒に並んでいるのである。大きさも違うし
こちらが目立つのは当然だったのだ。短冊を映していたケーブルTVの記者は
たちまち「あ、ここに面白い作品がありますねえ」とわたしの俳句マンガを映し始めた
のである。そして映し終わると、見ていたわたしに、「あなたがこの絵の作者ですか?」
とマイクを向けたのである。申し訳なさとバツの悪さに「い、いや…ワ、ワタシハ…」
としどろもどろになり脱兎のごとく逃げ出したのだった。

後に自宅で見たケーブルTVでは、俳句仲間の短冊は流すように映して、わたしの
色紙は一枚一枚をアップにし、ご丁寧にも一句一句声を出して読み上げたのである。

本来ならば、もろ手を挙げて喜ぶところかもしれないのだが、仲間のことを思うと
そういう気にもならず、おもはゆい思いと、申し訳なさの狭間で、複雑な感慨となった
のを覚えている。しかしながら、どうしても絵を入れたいのを止められず、その後
毎年俳句マンガの色紙を展示し続けたのだった。

兎にも角にも、18年の間に128作の「はいまん彩」を完成させているのがわかった。
年に約6作ほどになる。失敗作がその2~3倍になると思うので、少なくとも平均月
2作程は描いていることになる。

勤め人の傍らに描いていることを思えば、上出来かもしれないが、会社から帰って
へとへとになって、一杯飲んで、そのまま寝てしまったことも珍しくなく、
もうちょっと頑張れなかったかなあという悔いも多々あるのだ。

しかしまあ…過ぎ去ったことをクヨクヨしても始まらないので、心を新たに又
日々コツコツと描き溜めていきたいと思っている…。
わたしのホームページです。
コメント (2)
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梅煮の行方

2011-07-04 04:11:13 | 食べ物
相変わらず、イワシは重宝に我が家にて食べられている。

原発事故での汚染水の海への流出で、イワシなどもっとも避けたいところ
なのだが、老い先の見えた魚好きにとっては、ブレーキにはならなかった。

梅煮は保存がきくので、4~5パック買ってきては作り、食べ残ったものは
冷蔵庫にしまって、おかずが足りない時などに取り出して食べつないでいる。
普通はご飯のおかずだが、面白いのは、パンにマヨネーズ・マスタードを塗って
梅煮をサンドにして食べるのだ。わたしはやる気はしないのだが、身内らは
ご飯より好きだとよく食べている。

さすがに、身内も梅煮が飽きてきたのか、「きょうは違うのやるわ」と何やら
レシピを見ながら、圧力鍋で作っていた。イワシの調理はわたしが担当なので
頭と尻尾を落とし、内臓出しは全部やる。そのうちのワンパックを刺身にしつらえて、
それをつまみに一杯やっていると、出来上がってきた。

バターやら酢やら油を使った料理だそうだが、中ぶりのイワシがふっくらと輝いている。
これは梅煮では見られない感じだ。食べて見るとふわっと柔らかな食感で、
ほくほくして旨い…。あるタレントがTVで言ってたレシピだという。
思わず、「おお旨いなあ!」と声が出てしまった。みんな意向同音に声が出ていた。
「こりゃあ梅煮は負けちゃったかな」と言うと、皆納得の苦笑いだ。

冷えても美味しいこの煮物は、パンに挟んでも旨いので次々と無くなって
しまったではないか。より、旨いものが出てくると、口が驕ってしまう人の性で、
あわれ、梅煮はいつまでも残ってしまったのだった。ったく…現金なやつらなのだ。

結局わたしが日々の朝食の足しとか、酒のつまみにポツリポツリと食べるはめに…。
旨いんだよ梅煮だって…うん旨い!うまい…ぞぉーっと
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