先日酔っ払って粗相をしたことを書いたが、その飲み過ぎの原因に
なったのが日本女性の名前を冠した麦焼酎なのである。
わたしは焼酎を飲み始めの頃、麦ばかり飲んでいたのだが、あるきっかけで
芋焼酎の旨さを知り、芋一辺倒になったのである。
しかしあの粗相を起こした日、初めて飲み会に出席した人がキープしていた
一本の麦焼酎に出会ったのである。ちょっと琥珀色をしていて、一見シャレた
ウイスキーボトルである。
麦にしてはいい香りがあり、とろりとしたコクがあるのだ。これでお湯割りを
作って飲んだのだが、まあ…とにかく旨かったのである。
そしてわたしはこの女性名の焼酎にコロリといかれたのである。
で…翌日会社の食堂でその旨かった麦の話をしたら、そのボトルを
キープした当人がいて、「そんなに気に入ったんだったら今度持ってきて
やるよ」と言ったのである。
言ったとおり翌日ポンとそのボトルを渡されたのである。当然ながら
早速その夜飲んだのだが、やっぱり旨かった。
さらに翌日そのボトルの話を飲み会の他のメンバーに話したところ、
「ああ…あれ旨いですよねえオレもあれを飲みすぎてダウンしたんですよ」と
言うのである。「にゃにゃに~」と驚いて聞いてみると、みんなあれに
やられているのだった。わたしだけではなかったんだと、ちょっとホッ…。
それにしてもやっぱりこの女性名の焼酎はスゴイじゃないか。芋焼酎のあの
「魔界への誘い」「魔王」などを凌ぐ凄さである。どうせ酔っ払って昇天する
のなら、魔女に魅入られたもうがいいではないか。
もしわたしがネーミングするなら、さしずめわが子を切り刻んだ「魔女メディア」
あるいは見たら石になってしまう「メデューサ」か…。と思ったが、やっぱり
日本なので、それら西洋の魔女たちに引けをとらないといえば我が日本の魔女と
言えば、やっぱり「雪女」ではないだろうか。
雪女は彼女が「雪女」であることを他人に洩らした瞬間に凍らせてしまう
のである。どうせ死ぬのなら「メドューサ」に睨まれて石になるよりも、
「雪女」にいだかれて凍るほうが…飲んべえとしては本望かなあ…などと
たわけた妄想をしてしまうのだった。
ちなみにその麦焼酎の名は「綾」デス。
なったのが日本女性の名前を冠した麦焼酎なのである。
わたしは焼酎を飲み始めの頃、麦ばかり飲んでいたのだが、あるきっかけで
芋焼酎の旨さを知り、芋一辺倒になったのである。
しかしあの粗相を起こした日、初めて飲み会に出席した人がキープしていた
一本の麦焼酎に出会ったのである。ちょっと琥珀色をしていて、一見シャレた
ウイスキーボトルである。
麦にしてはいい香りがあり、とろりとしたコクがあるのだ。これでお湯割りを
作って飲んだのだが、まあ…とにかく旨かったのである。
そしてわたしはこの女性名の焼酎にコロリといかれたのである。
で…翌日会社の食堂でその旨かった麦の話をしたら、そのボトルを
キープした当人がいて、「そんなに気に入ったんだったら今度持ってきて
やるよ」と言ったのである。
言ったとおり翌日ポンとそのボトルを渡されたのである。当然ながら
早速その夜飲んだのだが、やっぱり旨かった。
さらに翌日そのボトルの話を飲み会の他のメンバーに話したところ、
「ああ…あれ旨いですよねえオレもあれを飲みすぎてダウンしたんですよ」と
言うのである。「にゃにゃに~」と驚いて聞いてみると、みんなあれに
やられているのだった。わたしだけではなかったんだと、ちょっとホッ…。
それにしてもやっぱりこの女性名の焼酎はスゴイじゃないか。芋焼酎のあの
「魔界への誘い」「魔王」などを凌ぐ凄さである。どうせ酔っ払って昇天する
のなら、魔女に魅入られたもうがいいではないか。
もしわたしがネーミングするなら、さしずめわが子を切り刻んだ「魔女メディア」
あるいは見たら石になってしまう「メデューサ」か…。と思ったが、やっぱり
日本なので、それら西洋の魔女たちに引けをとらないといえば我が日本の魔女と
言えば、やっぱり「雪女」ではないだろうか。
雪女は彼女が「雪女」であることを他人に洩らした瞬間に凍らせてしまう
のである。どうせ死ぬのなら「メドューサ」に睨まれて石になるよりも、
「雪女」にいだかれて凍るほうが…飲んべえとしては本望かなあ…などと
たわけた妄想をしてしまうのだった。
ちなみにその麦焼酎の名は「綾」デス。