先日休みを利用して、一度行ってみたかった
「ギャラリー喫茶・奈邪」へ行ってみた。
ネットで調べて、感じのいいホームぺージだったので
一度行ってみたいと思っていたのだ。
画友のM氏が「絵は展示してやらないとくすんでしまうよ」
と言うので、なんとか年に一度は展示したいと思って
いるのだが、今年はまったく決まっていない。(来年は予約済)
このところひたすら絵を描いているのだが、展示できる
新作はまだ7点ほどしか出来ていない。新作
だけの展示はまだちと苦しいのである。
しかし私は絵の展示を通して一人でも多く絵仲間と出会いたいのである。
「奈邪」は豊川市とちょっと遠いとこなので、カミさんを
ナビに頼んで出かけた。
途中道路工事などあって、約2時間かかってしまった。
おまけにHPでコーヒーへのこだわりを見ていたので、
コーヒー専門のギャラリー喫茶と思い込んでしまったのだ。
そのため途中で食事をとったのである。
「奈邪」に着いた時はもはやPM1時をまわっていた。
外観からして、コーヒーがおいしそうな店の雰囲気だった。
中へ入ると、マスターが「ジュウー」っという音を
立てて料理を作っていた。
なんてこったここで食事できたんだ、と悔やんでも後の祭り。
少々混んでいたが幸い一つ席が空いていた。
カミさんは好きなモカ、わたしは「キリマンジャロ」と言おうと
したら、カミさんが私の胃袋がコーヒーに弱いと知っているので、
「だめよお」とアメリカンを頼んだ。
いまの展示作品は写真だった。HPに載っていたものが
あったので、「ああこれだ」とわかった。
サイフォンに入ったモカとアメリカンを
かんばん娘の「トモちゃん」(後でネットで知ったのだ)が
運んできてくれた。(なかなかきれいな人だ)
コーヒーをじっくり味わいながら、店の様子をうかがう。
時間的にいちばん忙しい時だったのか、マスターは料理に
追われている。
絵のコピーを見せるべく、タイミングをはかって
マスターに声を掛けたが「いま忙しいから後で…」と言われてしまった。
カミさんは「こんなおいしいモカ飲んだことない」と感激している。
わたしもおいしいアメリカンをいただきつつ、席を立って
展示の写真をひとめぐり。
20点以上は飾られていた。外国の風景と日本のこどもたちを
撮ったいい雰囲気の写真だった。
どうも隣の席のグループから(4名)洩れ聞こえる会話から察すると、
この写真の関係者みたいだった。
そのあいだにも、料理は次々と運ばれてきておいしそうだ。
ウ~食べてきたのを悔やんだ。
落ち着いた頃、マスターがやってきて、「失礼しました」
と、すてきな名刺を差し出した。私も名刺をかわして
絵のカラーコピ-のファイルを見てもらった。
マスターはジ~と見ていたが、「ぜひうちでやってください」と
言っていただいた。「こちらこそお願いします」と
話は決まり、いろいろ話をしてお邪魔しようと店を出てきたら、
後から出てきたカミさんがあわてて「ちょっとまだお金を払っていないわよ」
と手招き。あ~話に夢中になっててころりと忘れていたのである。
なんてこった、あやうくただ飲みするところだったではないか。
あ~あまた恥をかいてしまった。改めましてすみませんでした。
最後にトホホ
な印象を残して「奈邪」を後にしたのだった。
今度はHPでおすすめのカレーパスタと
リゾットをぜひ食べにいきます。