つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

孔明よ何処に

2013-10-29 10:03:14 | つらつら思うこと

中国の三国志のファンなので、最近つくづく

日本の政党に思うことがある。

 

かの劉備玄徳に三顧の礼をもって迎えられた

天才軍師、諸葛亮孔明的存在が日本に

いないということである。

 

孔明と言えば、映画などで何度も扱われた

あの宿敵曹操との戦いだ。

 

特に、長江での赤壁(せきへき)の戦いでは、

味方の弓の矢が不足しているのを聞くと、

夜霧に紛れてワラ人形の船を出し、敵が射った

何千何万本の矢をその人形に突き立てさせて、

回収したというあまりにも有名な軍師なのだ。


軍師といえば、作戦参謀、知恵袋、懐刀、ブレーン

ということになるだろうか。


政治、宗教には関知しないのを旨としているが、

日本で生まれ育った者として、祖国に対しての

政治家のあまりのふがいなさへの嘆き節である。


辛うじて、孔明的参謀の存在の気配を

感じるのは、次々と打つ手が決まるのが見える

某与党である。何者か知らないが、相当の

切れ者がいるとみた。


残念ながら、野党にはほとんどいる感じがしない。

これが嘆きの元なのだ。


やはり、野党にしっかりしてもらわないと、

大多数与党の暴走する日本国が心配になってくる。


今は野党共闘などと、言わず、自分の足元を

しっかり固めて、まずは少数精鋭を目指して、

出直してもらいたい。


素人でも読めるのは、大多数与党はほっといても

早晩驕りによる暴走に陥り、自滅に向かうものなのである。

 

孔明的存在として、今たった一人思い浮かぶのは、

スポーツの世界で、今年楽天イーグルスを優勝に

導いた球団社長立花陽三氏だ。

 

元ラガーマンであり、証券マンであった陽三氏が

社長に就任すると、楽天球団に何が必要なのかを

詳細に戦力を数値化して分析し、イーグルスには

何が不足しているのかがわかって、次々と補強など

手を打っていったというのを漏れ聞いたのだ。


こういう他業種から来たほうが、客観的に

見えるのかもしれない。

 

三顧の礼をもって迎えたかどうかはしらないが、

三木谷オーナーが引っ張ってきたそうな…。

 

今の野党の政治家には、党の中からしか

見えていないように思う。


だから、選挙で大敗しても辞めない党首。

失言で失墜したイメージを拭いきれない代表。

悪役イメージの顔を党首に据える党。

内部分裂をさらしてしまった党。


などなど、このようなことが、国民の目にどのように

映るのかまったくわかっていないと思えるのだ。


そういう党に一票を投じるとなると、躊躇を禁じ得ない

ではないか。


そこで急務なのは、在野に寝むれる孔明を探し出し、

三顧の礼を持って迎えることではないだろうか

できれば議員以外、例えば舞台演出家、

TVプロデューサー、脚本家、映画監督など

他業種の人が望ましいと思う。


頭脳明晰なのはもちろん、日本を愛し、自己犠牲を

いとわず、時には命がけで党首に進言、警告、勧告が出来、

叱り飛ばすぐらいの、気概を持った人物でなければならない。

眠れる孔明は、野に出番を密かに待っているかも知れないのだ。


出でよ孔明!


 



 

 

 

 

 



 

 

 


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何酒?

2013-10-20 12:46:25 | 

知人であるカメラウーマン「小野清み」さんの

写真展が愛知県豊川のギャラリー喫茶「奈邪」で

開かれている。

 

同友人であるカメラマン感写さんと観に出掛けた。


感写さんとは、飲み仲間でもあるので、同時に

この時期のコスモス酒をもくろんでいるのは言うまでもない。


小野さんは色彩感覚がすばらしく、何を撮っても

高いビジュワル性があるのだ。

感写さんに続いて小野さんにも、写真を描いても

いいという許可をいただいているので、我が絵にも

関連してくるのでじっくりと観せていただいた。


全て素晴らしいのだが、特にこの蛙と蓮の写真に

絵のイメージが湧いたので、いつか絵にチャレンジ

したいと思っている。

 

展示には、小野さんの娘さんとお子さん

二人も同席して、賑やかだった。

 

やがて、我ら二人と小野さん一家4人が、

そのまま左奈川ベリへ移動して酒盛りとなった。


左奈川ベリは、春の、桜、菜の花爛漫から

すっかり秋めいて、ススキが波打っていた。


佐奈川の水は澄んで、小魚の群れや

川石に張り付いたハゼ系の魚も見える。

魚を見るために下りた浮石の渡りでは、バランスを崩して

片足が川にズボリとハマってしまった失態が、感写さんに

連写され、フェイスブックに載せられてしまったのだった。笑


もくろんだコスモス酒は、コスモスがわずかばかりしか

咲いていず、小野さん一家とのファミリー宴になった。

時折、下の男の子が「抱っこ抱っこ」と甘えてくれたので、

まだ保育園前の幼子の、ふわりとした抱き心地を

久々に味あわせてもらった。

オヤジ二人のコスモス酒とはならなかったが、

たまにはこういう健康的なファミリー酒もいいもんだと

思ったのだった。

 

 

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捨てし物の先

2013-10-17 09:50:07 | 保健委員

保健委員になって初めて、年に一度の施設見学に

出掛けた。

 

マイクロバス「じゅんちゃん号」に、わたしを

含め、15人の委員を乗せて朝9時に出発。

 

片道1時間で、まず古着のリュース・リサイクル工場、

さらに、1時間移動してペットボトル、紙パックリサイクル

工場を、見学した。

 

最初の古着リサイクル工場は、一着一着

選別され、使用できるものはほとんどが

東南アジアへ輸出されるそうである。

 

古着のもう一つの使い道は、ウエスだ。

 

ウエスとは、工場などで使う汚れ拭きの

いわば布きれなのだが、たかが布きれと、

あなどるなかれ、必ず綿が入っていなければ

水を吸わないので、ウエスにならないのである。

 

しかも、これが月に5000トンにもなるというのだ。

 

驚いたのは、このウエスは全てプレス梱包され、

一旦東南アジアへ持って行って選別され、もう一度

日本に持って帰って、ウエスとして裁断し、日本の

工場などに売却されるというのである。

手間暇がかかってのウエスなのだ。

2か所目のペットボトル・紙パックリサイクル工場

では、身障者の方たちが、ペットボトルに

付けっぱなしの蓋を、一つ一つ手でひねって

外していた。これが1日では半端な数ではないので

腱鞘炎になってしまうそうである。


思えば、我々が何気なく捨てているものの

一つ一つに再び、視線が注がれているのに驚かされた。


案内の方に、こういうのは、困ると言われたのは、

ペットボトルの中に物を入れたまま捨てないで

ほしいということだった。

ひどいのは、タバコ、油、ペンキなどが入っている

ことがあるという。


中でも、ペンキは最悪で、つぶれて中のペンキが

飛び出し、コンベアや機械の中がペンキだらけに

なって、きれいにするのに相当な時間を

費やしてしまうそうである。


油にいたっては、もはやリサイクルは不可なのだ

 

ポイと捨てたペットボトルは、ゴミ箱のブラックホール

消えるわけではなく、再生されてペレットなどに姿形を変え、

また戻ってくるののである。


今度から、ペットボトルを捨てる時は、「また会おう」

という気持ちでいきましょう。

 

 

 








 

 

 

 

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アサリよこんにちわ

2013-10-07 19:20:43 | 料理

今年の夏の暑い盛りに、風呂場で砂出しを

させていたアサリを死滅させてしまった。

 

暑さのせいだったのか、3%で作った塩水加減が

悪かったのか、かぶせておいた段ボールが

悪かったのか…。

 

そのトラウマで、しばらくボンゴレパスタが作れなく

なっていたのである。

 

3か月経って、ようやく食べたいという気持ちが

トラウマより勝ったようで、久々にボンゴレビアンコ

を作った。

 

ビアンコは、イタリア語で白の意で、白ワインで

作るのだ。

 

一度作って、ボンゴレロッソ(赤)より評判が

よかったので、しっかりレシピを書き残しておいたのだ。

 

ニンニクと種無し唐辛子をオリーブオイルで

炒め、アサリを入れて白ワインを注いで蓋をして、

蒸し焼きでアサリの殻を開かせる。

 

パスタの茹で汁を大3ほど加え、パセリを振り入れ、

塩こしょうで、味を整えて出来上がり。

 

久々の割には、失敗無く出来て大好評だったので、

ちょっと自信回復…。

 

何せ、一つだけ確実な評価を得ていた

キノコクリームパスタと並ぶ評価を得ていたので、

数少ないパスタレシピとして、貴重なものだったのだ。

 

何とか、又やれそうで正直ホッとしている…。

 アサリちゃんありがとう。

 

 

 

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ジェンマの死

2013-10-05 08:14:56 | ちょっとした出来事

ジュリアーノジェンマの訃報をラジオで聞いて、

ちょっとショックを受けた。

 

ジェンマと言えば、一世を風靡した1960年代の

マカロニウエスタンの主演スター、クリントイーストウッド、

フランコネロ、ジュリアーノジェンマのビッグ3の一角であるし、

わたしにとっても他人事とは思えない縁を感じるからだ。


このことは、以前にも書いたが、ウエスタン好きのわたしは、

そのころよく映画館に通って観ていたのだ。


特に、ジェンマには、マカロニウエスタン主演スター特有の

残酷さニヒルさと違う、甘い雰囲気と“白い正義感”

ようなものを感じて好きだったのである。


思い出すだけでも、「南から来た用心棒」「荒野の

1ドル銀貨」「続荒野の1ドル銀貨」「怒りの荒野」

「続さすらいの一匹狼」「夕陽の用心棒」「星空の

用心棒」などなど…。


当時の友人たちに、よほど熱心に話していたのか、

姿形が似ているわけでもないのに、いつのまにか

「ジェンマ!」と私は呼ばれるようになっていたのである。


それだけに、ちょっとわが身の一部が失われたようで、

ショックだったのだ。


死因は、交通事故だと第一報は告げていた。


75歳とあるので、まあまあ、それなりの人生は

歩んでいたのであろうかと、察せられ、少しは

安堵感を覚えている。

 

この訃報を聞いた、我が古き友人たちは、

ふ、と私のことを思い出してくれるかな…と

やや、不謹慎ながら頭をよぎったのだった。

 

まだこちらのジェンマは、のほほんと生きておりますデス。

合掌…。

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