つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

ボンゴレパスタの行方

2013-06-27 16:06:03 | きょうの晩飯

以前、アサリとトマトを使ったボンゴレロッソ(赤)を

作ったくだりを書いたが、それから数日たって、

白ワインを使うボンゴレビアンカ(白)を作った。

これが大好評で、身内らから絶賛の声を

もらってしまった。


これで調子に乗りたいところだが、ちょっと

心に引っ掛かることがあったのだ。


というのも、スーパーで買ってきたアサリを、

風呂場で砂吐きをさせたのだが、一晩経って

そ~っと掛けていた新聞紙をめくると、

ぴゅっぴゅっと水を吐き、だらりと伸ばしていた

脚を引込め出したのである。


それが何とも可愛くて、思わず可哀相に

なってしまったのだ。


ウ~っと殺生の罪悪感が胸元を

よぎっていく…。


しかしながら、そんなことを言っていては

何も食べれなくなってしまうのも事実である。


ままよ…丘に上がってもしぶとく生き抜く

アサリの生命力を我が心身の糧の一部として

いただくこうと覚悟を決めた。

ニンニク油で炒め、白ワインを振りかけて

蒸し焼きにし、心して粛々としていただいた

のだった。


正直、アサリの身はふっくらとして、寸前まで

宿していた命の温みを感じ、確かに得も言われぬ

旨さを賜ったのである。


生きて行くことは他の命を戴いていく

ことにほかならない、それを拒絶すれば

こちらの命が灯らない…。

生きるという原罪の悲しみはそこに

あるのかも…という原点に戻らされてしまった。


     蒸し浅蜊食えば潮騒遠く聴く

                       issei






 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイ・ラベル

2013-06-26 12:34:11 | 

わたしは、けっこう早起きで、通常AM5時過ぎには

起きている。

 

それから、まず筆文字の練習をする。

 

広告の裏や使い古しのコピーの裏などの

紙がドッサリと取ってあるので、それに

ひらがなの、「あ~ん」まで書いて漢字を

1字書く。

 

これは、一種のフォーム付けで、発声練習の

ようなものである。

 

時間があれば筆まんのらくがきなど

して、6時過ぎると朝食の支度に

かかる。

 

しかし、例えフォーム付けとはいえ、毎日

同じでは飽きてしまうので、最近どうせ書くの

なら、もっと実践的で楽しいほうがいいのでは…

と思い出してきた。

 

そこで、以前書いていたお酒や焼酎のラベル描きを

久々にやってみることにした。

 

これは、筆文字をたくさん書かなければならない

ので、実践的練習になるし、うまくいけば

旨い酒が呑めるという一石二鳥のメリットが

あるのだ。(ムフフ…)

というわけで、通常の筆文字練習に、

時折酒のラベル書きを織り交ぜ

始めたのです。

 

これは、いただいたお酒の実際にある銘柄を、

アレンジして、そのままやってみました。

 

実物のラベルは、剥がしてしまったので、

どっかへ行ってしまったが、銘柄とダブってる

青文字は、実際はきっちり分かれて

いたのですが、銘柄を大きく書いて、

アレンジでダブらせてみました。(メーカー

の方、ばーちゃるシュミレーションなので、

お許しください)。

 

これは、銘柄もその他のデザインすべて創作です。

「火影」(ほかげ)どうです、旨そうじゃないですか…?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一人相撲

2013-06-19 05:47:53 | つらつら思うこと

わたしは、経験上も見聞上も対人関係の

トラブルの大半は誤解によるものが原因とみている。

 

大抵は、相手に対して悪く取ってしまって、いらざる

疑惑を抱き、間違った判断で怒ったり、恨んだり、

憎んだりして心を乱している。


どうしてオレだけ…という被害妄想なども

悪く取っての思い込みによることが多いように思う。

 

つまりは、勘違いによる一人相撲を取ってしまっているのだ。

 

それを見るにつけ、あきれるよりも、もう笑ってしまう


が、しかし、こう言っている自分とて、いつ勘違いの

一人相撲を取り出すかわからない。

 

なので、わたしは決して相手の言うことを悪くは

取らないようにしている。


虚しい一人相撲を取るのは御免こうむりたいからだ。

第一、相手に対して失礼ではないか

信じてしまうと、命にかかわるというのなら

慎重にならざるを得ないが、日常はそのような

ことは滅多にない。


ただ、世の中にはオレオレ詐欺をはじめとして、

魑魅魍魎のやからが跳梁跋扈している。

 

相手の言うことを簡単に信じてしまうと、

エライことにもなりかねない。


取り敢えず、疑ってかかる気持ちもわから

なくはない。

ところが、あれだけオレオレ詐欺の警鐘、警告の

キャンペーンを張っているにも関わらず、減るどころか

増えているそうだ。それも、けっこう疑り深く賢明な

人達が詐欺の餌食になったりしているようなのだ。


案外、素直に信じる気持ちで対応したほうが

真の相手の姿が見えてくるかもしれない。

いずれにしろ、見極めや兼ね合いはあろうかと

思うが、わたしは取り敢えず、相手の言うことを

素直にそのまま受け取って、咀嚼するように

している。

そのせいかなあ、麗しき女性には

騙されっぱなし…。





 


 


 

 

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たましいの欠けら

2013-06-18 05:51:15 | つらつら思うこと

元々がアナログ人間のせいか、PCを長く

やった後、どっと疲れてしまう。

 

何だか魂を抜かれたような、命を削られたような

感じで、打ち初めて1時間も経つと、ゲッソリと

やつれてしまうのだ。

 

これが、休んでから2時間経たないと回復しないので、

このブログにしても、日を跨いでしまう。

 

1日跨ぎで済めばいいが、ついダラダラと…。

 

待てよ…そう考えてみると、我がPCには、

ワタシの魂の欠けらが詰まっているのでは…と

思えてくるではないか。

 

これが、ウチのPCだけではなくて、世界各国の

PCに抜かれた魂が迷い込みだしたら…と思うと、

何だかゾッとする。

 

すると…時折起こるPCの不具合は、ウイルス

などではなく、PC浮幽霊なーんてことも

あり得るかも。

 

ウ~ム、特に我がPCの最近の気まぐれ不具合など

怪しいかぎりである。

 

もしも、みんなが寝静まって、だーれもいない部屋で、

PCだけがあったとして…勝手に起動し、勝手にキーを

カタカタと打ち始め、何やら恐ろしいことが

起こっているかもしれない。


朝起きてPCに向かったとき、PCの配置、温もり具合、

フタの空き閉まり具合など、昨夜のままかどうか

よくよく見たほうがいいかも…。

 

今朝、ウチのPCは何事もなかったような

顔をしておりましたが、フタがかすかに空いて

いたではないか…。アヤシイ…


 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わたしが公務員?

2013-06-08 08:37:17 | オヤジイに明日はない

町内自治会の保健委員なるものを

仰せつかってしまった。

 

ある日、同じマンションの前任者が尋ねて来て、

町内のゴミだしなどの見守り、指導など簡単な

活動だから…と、引き継ぎをお願いしたいと

言われたのです。

 

何のことかよくわからぬままに、引き受け、

月に一度の会合に出席すると、基本的に

ボランティアではあるが、資格は公務員と

同じになる旨説明を受けた。


「わたしが公務員…」実は、公務員というのは

わたしが密かに憧れていた職業だったのです。


というのも、型にハマるのがいやで、漫画家という

自由業でやってきたのですが、自由業というのは

聞こえはいいが、云わば明日をも知れぬ水商売

でもあるのです


常にこの不安にさいなまれた生活をしてきたので、

逆に一度でいいから、きっちりした職業の公務員

とやらになってみたいという興味を持っていたのです。


後で、市長の名前入りの委嘱状をもらい、

警察手帳のような黒い保健委員手帳、バッジ、

腕章などが支給された。


ボランティアなので、給料などは出ませんが、

交通費として、毎月幾ばくかが支給されるのです。


献血などのお手伝いや公共機関見学なども

希望参加ではあるが、メニューに入っている。

 

公務員資格というのは、この任命期間中に

交通事故などに遭った場合、公務員としての

保障を受けるのです。

 

てっきり1年間だと思っていたら、任期は

2年間だと事後に知ったのでした…。任期の

延長は自由にできるそうで、何度もやっている

人もいた。

 

というわけで、ただいまワタクシ華の公務員資格

保持者なのでアリマス。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする