つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

「三軒目の店ごと」

2007-03-31 05:02:01 | ちょっとした出来事
カラオケにまた行ってしまった。
恥ずかしながら娘のおごりである。

フリータイムを利用すると、驚くべき安さで何時間でも歌えるのである。

平日の休日を利用したので、真昼間から歌いまくってしまった。
わたしは例によってたくろうの曲から入ったのだが、
きょうはいつもは歌わない曲でも歌おうかと思い、
改めてたくろうの曲を眺め直してみた。

するとけっこう知らない曲や、こんな曲が…と思えるような
珍しい曲もあったりで、カラオケもバカにならないなあと思ってしまった。

というのも以前のブログで「自殺の詩」というのがあったことを書いたが、
今回よく見ると「三軒目の店ごと」という曲も入っていたのだ。

この曲は我が青春の思い出の曲で、マンガ家修行の頃よく通った
「甚兵衛」という大衆割烹の店でよく聴いた曲なのである。

この店はたくろうを中心にフォークソングばかりかけているところで、
若い連中がよく来ていた。
その中の一人がギターを弾きながら歌っていたのが、たくろうの
「三軒目の店ごと」という曲で、実のとこわたしはたくろうの
この曲を聴いたことがないのである。

歌えるかなあ…と思いつつもチャレンジしてみた。

「まあ~だまだ酔っちゃないだろう~」というような歌詞で、
まあ…呑み助の歌である。酒飲みの歌といえば、
「酒と泪と男と女」(川島英吾)が有名だが、
これもそれと並ぶ歌だと思っている。

久しぶりなので、ちょっと引っ掛かるところはあったが、
なんとか歌いきることができた。

歌というのは、その時代の空気を思い起こすので、ちょっと
歌いながらジン…としてしまった。

彼らは今どうしているのか…「甚兵衛」のママはどうしているのか…

この曲を新しいカラオケレパートリーに入れようっと…。


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みんながんばっている

2007-03-28 06:53:05 | ちょっとした出来事
絵の知人I氏から展示の招待状が届いた。
彼は絵を描き出してわずか2年だが、初めて出した
絵が二科展に入選するという才能の持ち主なのだ。

昨年の私の個展をのぞいてくれ、何度か足を運んでくれたので
こちらも印象深い人なのだった。

特に魚を描くのを得意としていて、一度携帯で撮った自分の絵の写真を
見せてもらったのだが、正直わたしが見た魚の絵では№1だった。

魚はわたしもよく描くので、その上手さに引き込まれた。
彼は釣りをやるせいか、描かれた鱸(すずき)の質感、色彩はすばらしかった。

わたしは早速最後の休日に見に出掛けた。
二科展の作品展はあまり見たことがなかったのだが、まずその大きさに驚いた。

ほとんどが襖1枚分はあり、襖2枚ほどのものもある。
ウ~こんなのどこで描いてるのかなあ…とか、普通の家には
飾れないなあ…とかあらぬ心配をしつつ、ながめていた。

県美術館なので、さすがに広い。何度目か壁を曲がったところで、
ついに彼の絵があった。やはり襖1枚ほどの大きさで、2枚並んで
展示していた。得意のスズキをウロコの1枚1枚わかるほどに描き込んである。

携帯の写真画像を見たとき、大きさがわからなかったので、どうしたら
こんなに細かいウロコを描けるんだろうなあ…と、その技の秘密を
知りたいと思っていたのだが、なるほどこの大きさなら…と納得した。

しかしその色彩感覚と魚の質感はやはりすばらしく、多くの人を寄せ、
「これ色がきれいねえ何で描いてるのかしら」などささやき合っていた。

わたしがみたところ、並みいる二科展同人を向こうに回して、一番
観客を集めていたと思う。

ちょっぴり羨ましかった。いや大いに羨ましかった。

そしてわたしもがんばらなくっちゃあと胸を熱くした。
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一度消えてしまいました

2007-03-25 04:37:55 | ちょっとした出来事
4月の展示に向け、リストアップした15作品をチェック
しているのだが、ちょっと気になるところがあったりすると
手を加えたり、消したりする。

手を加えてしまうとオジャンになる危険があるので怖くてやれないときもある。
こういう場合大抵出来のいい作品のときなのだ。

もうちょっと色が濃かったほうが…とか、もう少し背景を入れれば…
とかの気掛かりがあるときなのだ。
しかしその直しがうまくいかなかったとき、取り返しがつかなくなる。

もうこうなると“泣き”で、作品がオジャンになってしまうのだ。

作品は一期一会で、同じものは二度と描けないのである。
描いたとしても必ずといっていいぐらい、前作より落ちてしまう。

もし描き直すとしたら、一から出直して、また一期一会の
作品として描かなければならないのである。

しかし作品というのは常に進化しなくては、人の鑑賞に
絶えられるものではない。
これが展示して世に問いたいと願うものの宿命なのだ。

こうなるとやっぱり逃げるわけにはいかないので、今は
積極的にいこうと決めている。

今回もそういう作品が一作あったのだ。
自分の中では一番いい出来だと思っていたのだが、
ちょっと色の短調さが気になったままだったのだ。

しかしどうしても気になるのが取れなかったので、塗り直した。
幸い結果は良くて、オジャンにならなくて済んだ。
考えてみれば当たり前のことなのだが、一定のレベルを壊すのが怖いのである。

まあ…とにかく昨日までこういうことに追われてしまったのである。

3作ほど手を加えて無事終了。一応準備は整った。
やれるだけのことはやって作品を送り出すのである。

やっぱり作品は自分の子供のようなものかなあ…と
改めて感じた次第である。



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久々にやってしまいました

2007-03-23 07:25:12 | ちょっとした出来事
さっき「公開」で送った記事が消えてしまった。

ちゃんとタイトルも入れたのに…

1時間以上もかけたのに…

ちゃんと添削したのに…

疲れた…

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な~んにもしないぞっと

2007-03-21 06:43:53 | ちょっとした出来事
飛び石の2日の休みの間2日間有休を申請して、4連休をとった。
もちろん体をやすめるということもあるが、来月4月の展示準備のためである。

展示するときは、これでけっこう手間ひまが掛かるのである。
オーナーとの打合せはもちろん、まず作品の選定をしなくてはならない。
展示する場所、雰囲気などによって選び出す。

私のは黒地の作品も多いので色合いのバランスも
考えなくてはならない。

今回展示させていただくギャラリー喫茶「奈邪」は
初めての所なので、自己紹介を含めた旧作と、数点の
新作を考えている。

私の作品でお店の雰囲気をこわさなければいいが…という
心配もあるのだ。

ともあれ、きょうは4連休の初日、心身をとにかく休めたい。
なにせ、まっとうでない勤め人なので、疲れ方も人一倍な気がしている。

きょうはな~んにもしないぞっと、でいこうと思っている。


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