先日の休みにカミさんと「美術館」に行ってきた。
ひょんなことから招待券をいただいたのである。
私は絵の道具などを買うときによく行く「ポップアート」
という店で買い物をしていた。実はこの日「奈邪」へ行く
途中に頼んでいた額をもらいに寄ったのである。
店主とあれこれ相談しているときに、もう一人客があって、
こちらは店の店員と何やら額のことで相談している様子。
50代ぐらいの女性である。
店主が見本を取りに奥に行った時、ちらとその客の方を見るとはなしに
見ていると、ちょうどその人の絵が目に入った。
なかなか素適そうな絵なので目を凝らして見ようとしたのだが
そんなこととは知らないその人はくるりと裏返してしまった。
裏返されるとよけいに見たくなって、その人のそばに行って
「すみませんその絵ちょっと見せていただけませんか」と
思わず声を掛けてしまった。
するとその人はニッコリ笑ってこころよく絵を返して見せてくれた。
具象と抽象のまじったような割りと私好みの絵だったので、見入ってしまった。
5~6枚はあったと思う。ひとしきり見せていただいた後、
「ありがとうございました」とお礼を言ってまた店主との相談に戻った。
しばらく話をしていると、さっきの女の人がやって来て、スッと
何やら差し出して、ニッコリ笑って去っていった。
それは2枚の招待券と一枚のポストカードだった。
見れば700円と書かれてある。
つまり入場料700円するものが無料で見れる招待券である。
思わぬ展開にカミさんと目を合わせた。店主がそっと
カミさんに耳打ちしているので、「ン…何て言ったの?」と聞くと
「あの人大家(たいか)なんだって」「ヘェ~」と改めて
いただいたポツトカードを見てみると、「浅野由紀子」とある。
残念ながら私は知らなかったのだが、喜んで冒頭に書いた美術館に
行ってきたわけである。
大きな県美術館の5~6フロアーを使った展示会で一巡りするのに
1時間かかってしまった。目当ての浅野さんの作品を探すのに30分以上
かかってしまった。やはり大きな作品で、堂々とまわりと張り合っていた。
私もこんなとこで展示してみたいと思わないではないのだが、
何だか自分のスペースではないような気もするのである。
みんな大きな作品ばかりだったが、2~3点私が描くぐらい(F6)の
作品もあったが、意外と見劣りしていないので、作品は大きさじゃないんだなあ
と改めて思ってしまった。
さすがに1巡りし終わったときには少々疲れてしまった。
その後は、久々に都会のど真ん中に出てきたので、お湯割りを
引っ掛けて夕食をとり、ロレッタ足で街を闊歩して、帰路についた。
まあ…たまにはいいかなあ…。
ひょんなことから招待券をいただいたのである。
私は絵の道具などを買うときによく行く「ポップアート」
という店で買い物をしていた。実はこの日「奈邪」へ行く
途中に頼んでいた額をもらいに寄ったのである。
店主とあれこれ相談しているときに、もう一人客があって、
こちらは店の店員と何やら額のことで相談している様子。
50代ぐらいの女性である。
店主が見本を取りに奥に行った時、ちらとその客の方を見るとはなしに
見ていると、ちょうどその人の絵が目に入った。
なかなか素適そうな絵なので目を凝らして見ようとしたのだが
そんなこととは知らないその人はくるりと裏返してしまった。
裏返されるとよけいに見たくなって、その人のそばに行って
「すみませんその絵ちょっと見せていただけませんか」と
思わず声を掛けてしまった。
するとその人はニッコリ笑ってこころよく絵を返して見せてくれた。
具象と抽象のまじったような割りと私好みの絵だったので、見入ってしまった。
5~6枚はあったと思う。ひとしきり見せていただいた後、
「ありがとうございました」とお礼を言ってまた店主との相談に戻った。
しばらく話をしていると、さっきの女の人がやって来て、スッと
何やら差し出して、ニッコリ笑って去っていった。
それは2枚の招待券と一枚のポストカードだった。
見れば700円と書かれてある。
つまり入場料700円するものが無料で見れる招待券である。
思わぬ展開にカミさんと目を合わせた。店主がそっと
カミさんに耳打ちしているので、「ン…何て言ったの?」と聞くと
「あの人大家(たいか)なんだって」「ヘェ~」と改めて
いただいたポツトカードを見てみると、「浅野由紀子」とある。
残念ながら私は知らなかったのだが、喜んで冒頭に書いた美術館に
行ってきたわけである。
大きな県美術館の5~6フロアーを使った展示会で一巡りするのに
1時間かかってしまった。目当ての浅野さんの作品を探すのに30分以上
かかってしまった。やはり大きな作品で、堂々とまわりと張り合っていた。
私もこんなとこで展示してみたいと思わないではないのだが、
何だか自分のスペースではないような気もするのである。
みんな大きな作品ばかりだったが、2~3点私が描くぐらい(F6)の
作品もあったが、意外と見劣りしていないので、作品は大きさじゃないんだなあ
と改めて思ってしまった。
さすがに1巡りし終わったときには少々疲れてしまった。
その後は、久々に都会のど真ん中に出てきたので、お湯割りを
引っ掛けて夕食をとり、ロレッタ足で街を闊歩して、帰路についた。
まあ…たまにはいいかなあ…。