つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

絵の値段

2008-03-15 07:55:00 | 絵・まんが
日々の忙しさに流されて、ついついブログも間が大きく
空いてしまったりしている。

それにカテゴリーがちゃんとあるのに、みんな「ちょっとした
出来事ごころ」になってしまっていた。(反省反省)
今後はちゃんとカテゴリー別にいたしますデス…。

私が水墨画を習っていた先生から展示の案内が来たので早速出かけてみた。
先生は日本画の大家で美大の名誉教授のせいか、さすが有名デパートでの
展示案内だった。(当然ながら私は縁がない)

久々に観る先生の作品は、色のトーンが淡いグリーン系を中心に落ち着いた
枯淡の趣になっていた。齢71の境地なのかも知れない。
観ていてこちらの心がゆったりしてくるのだ。

それと今回初めて目にするのだが、先生の絵に値段が付いていた。
展示即売もやっていたのである。

「へ~先生も絵を売ったりするんだ…」と興味津々になってきた。
というのも、今度の自分の展示会で、何点か値段を付けてみようと
思っているからだった。

未だに絵の価格というのがわからないのだ。(このことでは一度
知人で絵描きで詩人のH本さんにも意見を聞いてみたいと思っているのだが…。)

そういう意味でも先生の値段に興味があったのである。
いち・じゅう・ひゃく・せん…単位がさすが100万円を越している。

「スゴイ…」大小さまざまな作品があったのだが、最低でも30万円程である。
でも全て原画なので、正直そんなに高いとは思わなかった。

すでに数点に売れた証の赤マークが付いていた。なかでも、
2点私が特に惹かれた作品があったのだが、きっちり値段のところに
赤マークが付いていた。100万円を超していたのである。

「う~ん」さすがにいい作品はすぐになくなっちゃうんだなあ…と
納得したが、改めていい作品を描かなきゃあ…と思い知らされたのだった。

まあ…格が違いすぎて、先生の絵の値段が参考になるかどうか、
正直よくわからないのだが、一つの指針にはなるのかもしれないと思った。

でも…先生こんないい作品をよく手放す気になったもんだなあと
先生の気持ちに思いを馳せてみるのだった。

私だったら…ウ~ン…手放せないかも…。

今一度絵の値段について考えてみようかと思っている。



コメント (2)
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