我が住むマンションの駐車場は、屋根のない外駐車場なので、
この日の気温39度をもろにかぶって何のガードもしていなかった運転席は、
とんでもない高温にみまわれていた。
案の定、買物に行くべく乗り込んだ運転席が、やけどをしそうな暑さになっている。
ままよと窓を開け、ちょっと中の熱気を払って。遠出の買い物に出掛けたが、
クーラーの冷気がなかなか追い付けなかった。
帰りついた時、特に体に変調を感じることもなく、そのまま夕食を済ませ、
一杯飲んで眠りについた。
翌朝、目が覚めて起きようとすると、クラリと体が揺れ、めまいがして、
不快感が湧き上がってきた。
何とか起き上がったが、食欲は全く起きず、ふらつきも取れないので、
結局この日一日、寝たきり状態になってしまったのだ。
翌日から、徐々に食欲が出てきて、3日目にはほぼ回復したが、
後になって、これがいわゆる熱中症というやつなのかと思った。
他人事だと思っていたことが、いつわが身に起こるかを、身を持って
知らされたのだった。
思えば、運転中も帰ってからも、水分をとっていなかったことに気づいたので、
それからは、必ず手元に水の入ったポットとコップを置くことにして、
小まめに水分をとるようにしたのです。
やっぱり、人体はうるおいだ!