つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

つもり積もって

2022-01-16 09:07:49 | つらつら思うこと
まったく、花粉症の気はなかったのだが、
歳を経るごとに、鼻や目がグスリ始めている。

花粉攻撃の長年のジャブが、効いてきた
のかも知れない。

最近になって、つらつら思うのだが、
人間の心身は、完全消化できないものが
蓄積されて行くのでは…と思えている。

アレルギーだけでなく、あらゆる面に
未消化の澱みのようなものが溜まり、
ちょっと苦手だなあと、思っている
ものが沸点を超えると、一種の
拒絶反応みたいなものが出て来て、
ハッキリ、あれダメ❗️となって
しまうようだ。

これは、病気などにも当てはまりそうで、
若い頃の無茶飲み、無茶食い、過労、
ストレスなどのつもり積もったものが、
病変となって出てくるようだ。

日々小さな幸せを、拾い集めて生きている
ワタシなど、逆の、良いことの蓄積が積もり
積もって…などとも思ってみるが、こちらの
方はあまり実感が…。

人間にもPCのような消去とか上書き
機能が備わっているような気もしている
ので、悪いと思える事は、消去して、
良いと思える事を上書き出来れば、
良いのにと思っている。

そう言えば、以前、強烈なストレスの
ショックを受け、突然耳鳴りが
発症した事があった。

驚いて動転し、耳を引っ張ったり、
押さえたり欠伸をしたりしたのだが、
全然治らず、愕然としてしまった。

しばらくして気を取り直し、落ち着いて
考えた結果、まてよ…ストレスで
発症したのだから、その逆の安らぎを
与えれば良いのでは…と考えた。

ベッドに寝転がると、目を瞑って
瞑想みたいに気持ちをクリアーにして、
リラックス…リラックス…と念じながら
安心、安全、平和、と気持ちが安らぐ
ことを、心で唱えながら、小川の
せせらぎ…小鳥の囀り…樹々の木漏れ日…
などをイメージした。

すると、どれくらい経ったのか忘れて
しまったが、耳鳴りがピタリと治まった
のである。

そして、そのまま寝入ってしまった。

その後、再び耳鳴りが発症したが、
気にしなければ、忘れてしまう
程度になって、数年経っている。

以後、寝る時は、安心、安全、平和…
と念じていれば、すんなり寝入るように
なっている。

これはもしかして、1日の消去作業が
なされているのかも知れない。

目が覚めたら、新しい上書きが始まる
のかも…。

傷口に 一重二重の 春の波
             issei













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Aスーパー鯛のあら煮

2022-01-15 05:40:20 | 料理
よく行くAスーパーの魚屋の
惣菜売り場では、鮮魚の並びの
横手に、寿司🍣コーナーがあって、
その横に魚の煮付けや焼き魚などの
コーナーがある。

そこに、鯛のあら煮が置いてあるのだが、
多分、そこの寿司屋さんが作ったものだと
想像している。

値段が他の鰤のアラなど530円、に
比べ、398円と格安なのだ。

下手をすると、生の鯛のアラだけで、
その値段がしてしまう。

中身は、鯛の頭片面にカマ、腹身、尾身
だが、ズシリと重い。

それに何んと言っても、生姜を効かせた
甘辛醤油味が美味しいのだ。

鯛のあら煮は、大好きなので、外食
でも、メニューにあれば頼んでいる。

これらに比べても、引けは取らないし、
自分でも作った事はあるが、勝てるか
どうかの自信はない。

なにせ、あの硬い鯛の頭を真っ二つに
切らなければならないし、熱湯をかけての
霜降り、ウロコ落としなど、かなり面倒な
手間隙がかかるので、大変なのである。

それを思うと、398円という値段は
格安と言えるのだ。

しかも、一度では食べきれない量
なので、二度に分けて食べている。

つまり、1食200円程で済んで
しまっているのだ。(値段のこと
ばかりのようで、申し訳ない)

そういう事で、今一番恐れているのは、
いつ値上げをされるか、というところ
なのだ。

スーパーの惣菜売り場を覗くたび、
妙に不安気に覗いてしまうのである。

そして、元の値段だと、ホッとして
即購入しているのだ。

正直、もっと高い値段の価値は十分に
あるし、値上げしても購入すると思うの
だが、願わくば、このままの据え置きを
お願い致しますデス!🤲

熱燗と 鯛のあら煮と 窓の雪
              issei

コメント (2)
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伊藤美誠選手

2022-01-13 11:25:48 | スポーツ
日本の卓球は、随分とレベルが上がり、
特に女子は、中国に次ぐナンバー2へと
地位を築いてきた。

伊藤美誠を筆頭に、石川、平野、早田
と、ビッグ4を形成して、層を厚く
して、中国に後一歩と迫っている。


そんな中、日本女子卓球の魔王こと
伊藤美誠が、先のヒューストン世界卓球で
珍しく、弱音を吐いたのである。

世界大会前から、ちょっと本調子を欠いて
いた事もあって、元気が無かったように
見えたので、気になっていたのだ。

そこで、この際、気になっていたことを
書いてみようと思い立ったのだ。

「あれだけ練習したのに…」美誠ちゃんの
敗戦の弁によく出てくる言葉である。

周りが止めても止まらないぐらいの
練習をすると言う。

もちろん、以前書いたことのある、元プロ野球
巨人軍の西本聖が言った「練習は俺を裏切らない」
という謹言があるのだが、しかし、この言葉にも
落とし穴が潜んでいるようなのだ。

つまり、やり過ぎと言うことである。

というのは、以前テレビで、ハンマー投げの
室伏広治選手(現スポーツ庁長官)が父の話を
していたことがある。

室伏選手のお父さんは、室伏重信と言って、
日本選手権優勝🏆12回、アジア大会5連覇を
成し遂げ、鉄人と呼ばれた、まさにレジェンド
なのだが、練習の虫でもあった。

そこで、記録を伸ばそうと、いつもより練習に
練習を重ねて挑んだが、かえって記録が低く
なってしまったと言う。

そこで気づいたのは、練習のし過ぎによる
疲労だったというのだ。

気づかないうちに、疲労が蓄積していた
のである。

その事を息子の広治さんに伝え、休ませる
ことの重要さを説いたと言うのをやって
いたのだ。

休ませるというのは、疲れていたり、痛んで
いたりしている筋肉の回復をはかると同時に、
精神的にも、思い詰めたり行き詰まったり
していたのを、回復するのに必要な時間
ではないだろうか。

ぜひ、美誠ちゃんにも一度、身体を休めて、
心身をリフレッシュしてはいかがかと、
老婆心ながら思った次第です。

もうすぐ全日本選手権が始まる。

又、美誠ちゃんのあの不敵な
笑顔を見せて頂きたいと願って
いるのです。

春日差す 眠れる虎の 爪先に
              Issei




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退職俳句

2022-01-10 04:00:14 | 俳句
部屋の色々な引き出しの整理をしていたら、
以前会社を退職するにあたっての心情などを
綴った俳句が出てきた。

•手を擦って仕事始めの火を起こす
•どこかで誰かが見ている冬の汗
•早番の一人ぼっちの白き息

この辺は、冬場の仕事の様子だ。

漫画家をリタイヤした後、中途採用で、
不慣れな会社勤めを始めたのだ。

•ざわめきの春波となってパート来る
•目借時「無駄」と書かれし会議室
•睡眼の初蝶に会う夜勤明け
•捨てゼリフ残し行く鴨後濁す

私の後に中途入社した人が、
パートの人とうまく行かず、
辞めてしまったのだ。

•その時の来たりし熟柿男坂

ついに、心身の疲労の極みに達して、
退職の決意を固めた一句である。
•俺なんぞ引き留めるなよ温め酒
•今更に早出残業秋の汗
•星飛んで心残りの有るや無し
•秋灯「一心上」と書き損ず
•代表に渡せぬ辞表胸に冷ゆ
•辞表持つ一歩一歩の秋深し
•冷まじや退社を告げし夜の背筋
•爽やかに言うや「お世話になりました」
• 「お疲れ」と背に触れし手の温かし

そして、退職の当日となった。

•朝寒の退職の日のドアのノブ
•秋惜しむいつものようにいつもの日
•水澄みて立つ鳥名札裏返す
•残業の夜食最後の晩餐に
•工場の湯気振り返る鉦叩
•返したる踵の渡る天の川

これにて、二度と会社に帰らぬ
天の川を渡ったのだった。

思えば、中途採用だった私が、慣れぬ
会社勤めを十数年勤められたのは、代表の
他、周りの人達に可愛がってもらった
お陰だと、今でも深く感謝している。

退職後も、時折り通り過ぎる会社を
見ては、懐かしい思いが過ぎっている。

しかし、未だに見る勤労の夢は、勘弁して
もらいたいものだ。

ましてや、今年の初夢で悪戦苦闘で働いて
いる夢を見てしまったのであるw

今年の一年の計が思いやられるところなのだ。

目を覚ます 激務の夢に 寝正月
                issei
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手作り弁当風

2022-01-09 06:17:01 | 料理
昨日のランチは、弁当風でやってみた。

①弁当用シャケ(甘塩)をご飯に乗せて、
②セロリ(生)の上に卵焼きを乗せる
③ナスのにんにく醤油
④たまもサラダ
に、パセリを全体にパラパラと振りました。

ご飯の上にシャケを乗せると、途端に
弁当っぽくなりますねえ。

これに豆腐の味噌汁を添えて…。

けっこういけましたです。

今度は、盛り付けをもっとカッコよく…。


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