20161001
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>秋散歩(1)ビールで乾杯
秋となれば、実りの秋食欲の秋と言いたいが、食欲は1年中なので、秋が特別というわけでもない。果物も木の実も昨今は秋と限らず、1年中おいしいものが出回る。とは言っても、スーパーに柿や梨、ぶどうが並び栗が出回れば、緊縮財政引き締め中の我が家ではあるが、ついつい手が伸びる。ってなわけで、相変わらずエンゲル係数上昇中です。
せめて、行楽娯楽費はゼロ円でまかなわねば、食うに食えない失業者。
ミャンマーから帰国して以来、ジャズダンス仲間ミサイルママと、「第3水曜日大人のえんそく」を続けています。コンセプトは、交通費以外、お金を使わないこと。第3水曜日は都立美術館などが無料になるのです。お昼ご飯はおにぎりやサンドイッチ持参で、交通費は、都内往復500円程度の所。入場料やコーヒー休憩などを含めて、一日千円ほどで楽しく遊ぶ。
5月藝大陳列館と国立博物館、6月白金植物園と庭園美術館、7月東京都美術館と西洋美術館、8月上野動物園と旧岩崎邸。一日、楽しく遊ぶことができました。
9月の第3水曜日。リニューアルオープンした東京写真美術館見学。その前に、ミサイルママがまだ行ったことないというので、ビール記念館見学も予約しました。
恵比寿ガーデンプレイスの大屋根の下で、お弁当を食べ、ビール博物館へ。
私は、写真美術館見学のついでに、何度か来たことがありました。醸造過程のさまざまな機械器具を見てから400円~500円くらいだったと思うけど、ビールを4種類くらい飲み比べができるコースでした。
その後、醸造過程の機械器具見学がなくなりました。ビールの歴史説明会とビールテイスティングで500円というコースになってから1度きて、写真美術館が改装閉館のあいだ、恵比寿にくることがなくなったので、久しぶりです。
えびすビール記念館、醸造タンク(現在は使われていません)

見学コース待合室

説明の係員は、写真パネルやビール瓶を観覧者に説明しながら、明治のはじめから国産ビールの歴史をわかりやすく説明してくれます。私は、ビール王冠の縁ギザギザの数が21個であることなど、何度も聞いているはずなのに、聞いたはしから忘れてしまうから、今回もおもしろく説明を聞きました。
日本で最初のビール工場、写真パネルなどを見ながら解説を聞きました。

20分間のビール製造流通史解説が終わると、お待ちかねのテイスティングタイム。脂分がひとつも残っていないきれいなコップにビールを注げば。きめ細かいアワが立っておいしく飲めるという説明、あ、これは覚えていました。家で実践してみたから。我が家のコップ、雑な洗い方だから、いつもは、あまりいいアワはでませんけれど。
ビールをじょうずに注ぐ

テイスティング飲み比べ。一杯目を半分以上飲んでから、二杯目の琥珀ビールが来ました。

恵比寿ビール、えびす琥珀ビールがふわふわのアワをのせて供され、塩エンドウをつまみながら、いただきました。おいしかったです。ふだんは日本酒のほうが好き、と言うミサイルママも、「いつもは、ビールは乾杯の一杯だけで日本酒にするんだけれど、今日は2杯目もおいしい」と味わっていました。
ビール工場の絵の前で

10月から、ミサイルママは、「ホテル・レストランサービス」の職業訓練を受けることにしました。今年3月でインテリア会社を65歳定年退職した後、「年金だけで食べていけるか不安だし、再就職どうしようかなあ」と思案していたのですが、何か新しいことにチャレンジしたいから、と、これまでとは異なる分野に挑戦することに決めました。ベッドメーキングやレストランサービスなどを訓練するそうです。
「65歳過ぎているんだから、訓練が終わっても実際に就職できるかどうかわからないけれど」と、ミサイルママは心配していますが、背筋しゃっきり伸びて、はつらつとしているミサイルママですから、きっと訓練の成果が出ると思います。
なにより私は、新しい分野に挑戦しようとする人が大好きです。新しい語学を学ぶのも、人生初めて家を建てるのも、病気に立ち向かうのも、新チャレンジ。
ミサイルママの今後半年間の職業訓練を応援していきたいと思っています。
来年の春まで、大人の遠足はひとり散歩が多くなるのは寂しいですが、ミサイルママのチャレンジを祝して、恵比寿ビールで乾杯しました。
人生の秋に、かんぱ~い!
<つづく>
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>秋散歩(1)ビールで乾杯
秋となれば、実りの秋食欲の秋と言いたいが、食欲は1年中なので、秋が特別というわけでもない。果物も木の実も昨今は秋と限らず、1年中おいしいものが出回る。とは言っても、スーパーに柿や梨、ぶどうが並び栗が出回れば、緊縮財政引き締め中の我が家ではあるが、ついつい手が伸びる。ってなわけで、相変わらずエンゲル係数上昇中です。
せめて、行楽娯楽費はゼロ円でまかなわねば、食うに食えない失業者。
ミャンマーから帰国して以来、ジャズダンス仲間ミサイルママと、「第3水曜日大人のえんそく」を続けています。コンセプトは、交通費以外、お金を使わないこと。第3水曜日は都立美術館などが無料になるのです。お昼ご飯はおにぎりやサンドイッチ持参で、交通費は、都内往復500円程度の所。入場料やコーヒー休憩などを含めて、一日千円ほどで楽しく遊ぶ。
5月藝大陳列館と国立博物館、6月白金植物園と庭園美術館、7月東京都美術館と西洋美術館、8月上野動物園と旧岩崎邸。一日、楽しく遊ぶことができました。
9月の第3水曜日。リニューアルオープンした東京写真美術館見学。その前に、ミサイルママがまだ行ったことないというので、ビール記念館見学も予約しました。
恵比寿ガーデンプレイスの大屋根の下で、お弁当を食べ、ビール博物館へ。
私は、写真美術館見学のついでに、何度か来たことがありました。醸造過程のさまざまな機械器具を見てから400円~500円くらいだったと思うけど、ビールを4種類くらい飲み比べができるコースでした。
その後、醸造過程の機械器具見学がなくなりました。ビールの歴史説明会とビールテイスティングで500円というコースになってから1度きて、写真美術館が改装閉館のあいだ、恵比寿にくることがなくなったので、久しぶりです。
えびすビール記念館、醸造タンク(現在は使われていません)

見学コース待合室

説明の係員は、写真パネルやビール瓶を観覧者に説明しながら、明治のはじめから国産ビールの歴史をわかりやすく説明してくれます。私は、ビール王冠の縁ギザギザの数が21個であることなど、何度も聞いているはずなのに、聞いたはしから忘れてしまうから、今回もおもしろく説明を聞きました。
日本で最初のビール工場、写真パネルなどを見ながら解説を聞きました。

20分間のビール製造流通史解説が終わると、お待ちかねのテイスティングタイム。脂分がひとつも残っていないきれいなコップにビールを注げば。きめ細かいアワが立っておいしく飲めるという説明、あ、これは覚えていました。家で実践してみたから。我が家のコップ、雑な洗い方だから、いつもは、あまりいいアワはでませんけれど。
ビールをじょうずに注ぐ

テイスティング飲み比べ。一杯目を半分以上飲んでから、二杯目の琥珀ビールが来ました。

恵比寿ビール、えびす琥珀ビールがふわふわのアワをのせて供され、塩エンドウをつまみながら、いただきました。おいしかったです。ふだんは日本酒のほうが好き、と言うミサイルママも、「いつもは、ビールは乾杯の一杯だけで日本酒にするんだけれど、今日は2杯目もおいしい」と味わっていました。
ビール工場の絵の前で

10月から、ミサイルママは、「ホテル・レストランサービス」の職業訓練を受けることにしました。今年3月でインテリア会社を65歳定年退職した後、「年金だけで食べていけるか不安だし、再就職どうしようかなあ」と思案していたのですが、何か新しいことにチャレンジしたいから、と、これまでとは異なる分野に挑戦することに決めました。ベッドメーキングやレストランサービスなどを訓練するそうです。
「65歳過ぎているんだから、訓練が終わっても実際に就職できるかどうかわからないけれど」と、ミサイルママは心配していますが、背筋しゃっきり伸びて、はつらつとしているミサイルママですから、きっと訓練の成果が出ると思います。
なにより私は、新しい分野に挑戦しようとする人が大好きです。新しい語学を学ぶのも、人生初めて家を建てるのも、病気に立ち向かうのも、新チャレンジ。
ミサイルママの今後半年間の職業訓練を応援していきたいと思っています。
来年の春まで、大人の遠足はひとり散歩が多くなるのは寂しいですが、ミサイルママのチャレンジを祝して、恵比寿ビールで乾杯しました。
人生の秋に、かんぱ~い!
<つづく>