20161009
ぽかぽか春庭ことばのYaちまた>神無月のことば(1)秋の暮れ
秋は夕暮れ、である。夕日のさして 山の端 いと近うなりたるに からすの寝どころへ行くとて 三つ四つ 二つ三つなど 飛び急ぐさへあはれなり、である。
もう、どうしようもなく、秋の夕暮れである。
・山門をぎいと鎖すや秋の暮れ(正岡子規)
そして、七つの子のもとへ、三つ四つ二つ三つと、からすの勝手なり
・石ふたつ相寄るごとく秋の暮れ(高浜虚子)
石だって寄り合いたくなるよね、秋の暮れだもん。
・百方に借あるごとし秋の暮れ(石塚友二)
だよね。秋の夕暮れだもの。夏は忘れていても、秋の暮れなれば百方の借。
・この道や行く人なしに秋の暮れ(松尾芭蕉)
そしてだれもいなくなった。
荒川の秋の夕暮れ

ぽかぽか春庭ことばのYaちまた>神無月のことば(1)秋の暮れ
秋は夕暮れ、である。夕日のさして 山の端 いと近うなりたるに からすの寝どころへ行くとて 三つ四つ 二つ三つなど 飛び急ぐさへあはれなり、である。
もう、どうしようもなく、秋の夕暮れである。
・山門をぎいと鎖すや秋の暮れ(正岡子規)
そして、七つの子のもとへ、三つ四つ二つ三つと、からすの勝手なり
・石ふたつ相寄るごとく秋の暮れ(高浜虚子)
石だって寄り合いたくなるよね、秋の暮れだもん。
・百方に借あるごとし秋の暮れ(石塚友二)
だよね。秋の夕暮れだもの。夏は忘れていても、秋の暮れなれば百方の借。
・この道や行く人なしに秋の暮れ(松尾芭蕉)
そしてだれもいなくなった。
荒川の秋の夕暮れ
