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ぽかぽか春庭「横浜マリンタワー、シーバス」

2017-02-26 00:00:01 | エッセイ、コラム

20170226
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2017十七音日記2月(2)横浜マリンタワー、シーバス

 娘息子は初めて、私は1970年代に一度来たきりの2度目のマリンタワー。
 マリンタワーは2009年にリニューアルされたというのですが、ランドマークタワー東京タワーやスカイツリーに比べると、高さもないし、何を目玉にしているかな、とエレベーターで30階へ。展望台の高さは94mです。

 30階では、職員さん達がマリンタワーウェディング撮影の後片付けをしていました。横浜みなとみらいのビルを背景にしたり、氷川丸と港の景色を背景にしたりして、写真を撮るみたいです。
 マリンタワー、高さは低いですが、すぐ目の前に港やベイブリッジが見えるのが抜群のロケーションです。

氷川丸とクルーズ船マリンルージュ


ベイブリッジ。お天気がイマイチの曇り空です。


赤レンガ倉庫とみなとみらい


30階から階段で29階に降りてみると、3メートルほど下がっただけで、だいぶ回りの光景が変わって見えました。29階の目玉、床下が透けて見える場所があるというので、それぞれ足を透明アクリル板の床にのせてみましたが、両足をのせたのは娘だけ。私と息子は片足だけでやめておきました。もしも床が割れたら、下まで落ちてしまうかもしれませんから。


 臆病者の春庭、片足だけそっと置いてみました。

 夕暮れのマリンタワー。


 氷川丸のところまで行って、横浜駅行きのシーバスに乗船。
 寒かったけれど、オープンデッキのほうに座って、港の景色を楽しみました。

 中央にランドマークタワー


 みなとみらいの遊園地の観覧車、派手な色に輝いて華やかでした。


 赤レンガ倉庫とみなとみらいを経由して横浜駅東口乗り場まで。
 乗り場に出来た横浜ベイクォーターというシーバス乗り場ビルで夕ご飯となりました。ランチの点心でおなかいっぱいになったはずなのに「横浜に来るのはまたいつになるかわからないから、心置きなく食べていきたい」と、娘。

 2階から5階まで、ビルに入っているレストランをざっと見渡してから、結局最初に見た乗り場近くのButterというパンケーキの店で、「これは、夕食じゃないのよ、ちょっとおやつを大盛りで、という気分のパンケーキ」を食べることになりました。高級発酵バターを使ったパンケーキ、というのがウリなんだって。

 娘が食べたのは、フライパンに入ったふわふわのスフレみたいなパンケーキ。
 

 息子が食べたのは、いちごたっぷりのパンケーキ。

 ひとりでカフェに入ることもない息子ですが、家族といっしょなら、こんな乙女チックなパンケーキを頼んでも恥ずかしくない。私は、ちゃんとお夕ご飯にしたいと思ってロコモコを食べました。

 東京の町は、渋谷新宿も「日常の延長のエリア」に感じるけれど、横浜まで足を伸ばすと非日常の「ミニトリップ」感があります。
 娘は「次は、ランチかディナーの港一周クルーズに乗りたいな」と、リクエスト。小学生の遠足のようなノリですが、娘が小学生のころは、近所の公園や荒川河川敷に遊びに行くのがせいぜいの貧乏一家でしたから、子供の頃に果たせなかった行楽を、やっと今家族で楽しんでいる、ということなのです。
 娘は、「ああ、一日楽しかった」と、大満足。私も、娘が楽しい思いをしたと感じると、免疫力も増えた気がして、うれしい。

 媽祖廟で、無信仰な娘と息子は「媽祖廟って、道教の神さまだから、日本の人に御利益あるるかどうかわからないもん」と、ちゃんとお参りしてませんでしたけれど、私はしっかり願いことをしてきましたよ。仏教だろうと道教だろうと、この世のすべての神仏はわたしを守るためにあると信じているので。


 媽祖廟の左のはしっこにいる、娘と息子

 
<つづく>
コメント (2)
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