20170506
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2017十七音日記 黄金週間(2)カラオケとパレード
4月29日、我が家は「昭和家族の日」。いっしょに歌うたって、いっしょにテレビ見て、いっしょに笑う。時代の流れからはちょっとずれているかもしれないけれど、昭和生まれの娘息子私、ささやかな楽しみの中で生きています。
まず、無料カラオケの日。息子と娘が通信ゲームサイトの会員になっていて、24時間なら300円、1ヶ月なら千円で通信カラオケを利用できます。季節にいっぺんぐらい、無料で利用できる日があって、我が家はその日だけ利用します。
朝10時から利用できるので、娘がブランチ食べている間、11時半まで私ひとりで1977年と1978年ヒット曲集を歌って過ごしました。ピンクレディ全盛期です。山口百恵やジュリーのヒット曲も。北の宿から、あばよ、わかれうたなど、たいていのヒット曲、ヒットしている最中には歌わなかったけれど、今は歌えます。歌っていると、娘はブランチほおばりながら、「阿久悠、すごい!天才だな。中島みゆき、すごいな天才だな、阿木燿子も松本隆も、すごいな」と、言います。歌詞のセンスが時代を作っている、というのです。
息子と娘が交代で歌っている間、私は1時半から2時半まで昼寝。昼寝からおきて再参戦。3人でかわりばんこに歌います。私は1979~1983年までのヒットパレードを6時の終了時まで、あきることなく歌い続ける。6時間歌い続けて、代わる代わるとしても一人2時間は歌い続けたことになる。私のラストソングは「氷雨」。娘の最後のシメは「となりのトトロ」
「氷雨」の歌詞の中に、「氷雨」という語はでてきません。歌詞には「冬の雨」とあり、「氷雨」はタイトルだけ。タイトルをつけたのが、作詞したとまりれん自身だったのか、知りたいところです。
俳句の季語としては「夏」であって「氷の粒、あられや雹」を意味していたこと、気象用語としては採用されていないこと、今は広辞苑などの辞書にも「晩秋、冬に降る氷のように冷たい雨」の語釈も記載されるようになっていることなどを、春庭ことば蘊蓄の中に書いた気がするのですが、「ぽかぽか春庭 氷雨 季語」で検索しても出てきませんでした。
4月30日。無料のお楽しみとして、赤羽のパレードを見に行きました。赤羽馬鹿祭り。30年前に始まったときは、赤羽商店街の小さなイベントでしたが、今では規模も大きく盛大なイベントになりました。馬鹿踊りパレードとかいろいろある中で、我が家が好きなのは、「音楽パレード」という鼓笛隊、吹奏楽の行進です。
地元小学生の鼓笛隊
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/f8/1c9fe1fb14dce627a567080daa44963a.jpg)
前に見たときに比べ、小中学校の参加が少なくなっていました。地元の小学校と私立中学高校の出演が2校あったほかは、吹奏楽4つの団体が創価学会の下部組織。創価ルネサンスバンガードなどの音楽隊は、全国規模の大会でも優勝するなどしている実力派らしい。演奏しながら一糸乱れぬ足並みで行進していく姿、見事でした。
みなでいっしょに一心不乱に南無妙法蓮華経をとなえている姿も、行進していく姿も、きっと名誉会長先生様の御心にかなうのだろうと思います。世界で、マスゲームの一糸乱れぬ見事さにかけては、北朝鮮のマスゲームの次に創価学会のマスゲームがすごいと思うのですが、音楽パレードにおいても、ピシッと決まっていました。行進見ているだけなら、折伏されちゃうわけでもないから、見ていて楽しい。
創価チームのひとつ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/be/9679a398add77cf50927ac7353ca3001.jpg)
ほかの宗教団体でもこういう音楽隊やマスゲームなどによって、団体の集合感や統一感、高揚感を味わうことが行われているのかしら。吹奏楽の場合、東京佼成ウインドオーケストラは立正佼成会を母体としているけれど、もはや一宗教団体を超えて吹奏楽団体のトップの実力があると思います。
「将軍様マンセー」も「メーヨ会長センセー」も、心はひとつ。人は群れて生きる動物だから、統一されたいんだと思います。みんないっしょなら心強いし安心できます。私は一匹狼できたけれどね。もとい、一匹豚でした。ときどき「所属先」「心のよりどころ」というものを持たずに生きてきてしまった不安定さに心細くなるけれど。
商店街のパスタ屋でスパゲッティとピザの昼ご飯を食べながら、馬鹿踊りの連が通っていくのを眺めました。地元の信用金庫連のおっさんたち「業務命令で仕方なく踊ってます感」満載で、やるきのなさそーな手振り足振り。参加しないと、夏のボーナス査定に響くのやも知れず、気の毒ではありますが、どうせ参加するなら、張り切ってぴちっと決まる振り付けを練習したらどうでしょう。
よさこいのチームも参加していましたが、どうにもユル~イ踊りの列でした。そこが馬鹿っぽくていいのかも。
<つづく>
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2017十七音日記 黄金週間(2)カラオケとパレード
4月29日、我が家は「昭和家族の日」。いっしょに歌うたって、いっしょにテレビ見て、いっしょに笑う。時代の流れからはちょっとずれているかもしれないけれど、昭和生まれの娘息子私、ささやかな楽しみの中で生きています。
まず、無料カラオケの日。息子と娘が通信ゲームサイトの会員になっていて、24時間なら300円、1ヶ月なら千円で通信カラオケを利用できます。季節にいっぺんぐらい、無料で利用できる日があって、我が家はその日だけ利用します。
朝10時から利用できるので、娘がブランチ食べている間、11時半まで私ひとりで1977年と1978年ヒット曲集を歌って過ごしました。ピンクレディ全盛期です。山口百恵やジュリーのヒット曲も。北の宿から、あばよ、わかれうたなど、たいていのヒット曲、ヒットしている最中には歌わなかったけれど、今は歌えます。歌っていると、娘はブランチほおばりながら、「阿久悠、すごい!天才だな。中島みゆき、すごいな天才だな、阿木燿子も松本隆も、すごいな」と、言います。歌詞のセンスが時代を作っている、というのです。
息子と娘が交代で歌っている間、私は1時半から2時半まで昼寝。昼寝からおきて再参戦。3人でかわりばんこに歌います。私は1979~1983年までのヒットパレードを6時の終了時まで、あきることなく歌い続ける。6時間歌い続けて、代わる代わるとしても一人2時間は歌い続けたことになる。私のラストソングは「氷雨」。娘の最後のシメは「となりのトトロ」
「氷雨」の歌詞の中に、「氷雨」という語はでてきません。歌詞には「冬の雨」とあり、「氷雨」はタイトルだけ。タイトルをつけたのが、作詞したとまりれん自身だったのか、知りたいところです。
俳句の季語としては「夏」であって「氷の粒、あられや雹」を意味していたこと、気象用語としては採用されていないこと、今は広辞苑などの辞書にも「晩秋、冬に降る氷のように冷たい雨」の語釈も記載されるようになっていることなどを、春庭ことば蘊蓄の中に書いた気がするのですが、「ぽかぽか春庭 氷雨 季語」で検索しても出てきませんでした。
4月30日。無料のお楽しみとして、赤羽のパレードを見に行きました。赤羽馬鹿祭り。30年前に始まったときは、赤羽商店街の小さなイベントでしたが、今では規模も大きく盛大なイベントになりました。馬鹿踊りパレードとかいろいろある中で、我が家が好きなのは、「音楽パレード」という鼓笛隊、吹奏楽の行進です。
地元小学生の鼓笛隊
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/f8/1c9fe1fb14dce627a567080daa44963a.jpg)
前に見たときに比べ、小中学校の参加が少なくなっていました。地元の小学校と私立中学高校の出演が2校あったほかは、吹奏楽4つの団体が創価学会の下部組織。創価ルネサンスバンガードなどの音楽隊は、全国規模の大会でも優勝するなどしている実力派らしい。演奏しながら一糸乱れぬ足並みで行進していく姿、見事でした。
みなでいっしょに一心不乱に南無妙法蓮華経をとなえている姿も、行進していく姿も、きっと名誉会長先生様の御心にかなうのだろうと思います。世界で、マスゲームの一糸乱れぬ見事さにかけては、北朝鮮のマスゲームの次に創価学会のマスゲームがすごいと思うのですが、音楽パレードにおいても、ピシッと決まっていました。行進見ているだけなら、折伏されちゃうわけでもないから、見ていて楽しい。
創価チームのひとつ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/be/9679a398add77cf50927ac7353ca3001.jpg)
ほかの宗教団体でもこういう音楽隊やマスゲームなどによって、団体の集合感や統一感、高揚感を味わうことが行われているのかしら。吹奏楽の場合、東京佼成ウインドオーケストラは立正佼成会を母体としているけれど、もはや一宗教団体を超えて吹奏楽団体のトップの実力があると思います。
「将軍様マンセー」も「メーヨ会長センセー」も、心はひとつ。人は群れて生きる動物だから、統一されたいんだと思います。みんないっしょなら心強いし安心できます。私は一匹狼できたけれどね。もとい、一匹豚でした。ときどき「所属先」「心のよりどころ」というものを持たずに生きてきてしまった不安定さに心細くなるけれど。
商店街のパスタ屋でスパゲッティとピザの昼ご飯を食べながら、馬鹿踊りの連が通っていくのを眺めました。地元の信用金庫連のおっさんたち「業務命令で仕方なく踊ってます感」満載で、やるきのなさそーな手振り足振り。参加しないと、夏のボーナス査定に響くのやも知れず、気の毒ではありますが、どうせ参加するなら、張り切ってぴちっと決まる振り付けを練習したらどうでしょう。
よさこいのチームも参加していましたが、どうにもユル~イ踊りの列でした。そこが馬鹿っぽくていいのかも。
<つづく>