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さいたまスーパーアリーナ前の看板
20181013
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2018十八番日記秋の色「ジャパン・オープン2018&カーニバルオンアイス」
10月6日土曜日、埼玉スーパーアリーナで行われたジャパン・オープンの試合と、そのエキジビション、カーニバルオンアイスを見てきました。
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昨年、ジャパンオープンだけを見て、「来年は、カーニバルオンアイスも両方見たい」と、フィギュアスケート大好きの娘と息子が言うので、ジャパンオープンS席15000円×3人&カーニバルオンアイス16000円×3人。晩御飯と合わせたら、一日で10万円消費。娘と息子の喜ぶ顔が見たいという親ばか大散財です。
ふたりとも「とっても楽しかったけれど、一日に両方見るのは、すごく疲れる」という感想なので、来年からは、どちらかひとつを生で見て、もうひとつはテレビで見る、ということにしたいと思います。
ジャパン・オープンは、男女2人ずつの地域対抗。
チームジャパン: 織田信成 宇野昌磨
坂本花織 宮原知子
チームヨーロッパ: ハビエル・フェルナンデス デニス・ヴァシリエフス
マリア・ソツコヴァ アリーナ・ザギトヴァ
チームノースアメリカ:ネイサン・チェン ジェレミー・アボット
マライア・ベル ブレイディ・テネル
チームジャパン(画像借り物)
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去年から大きく変わったフィギュアスケートルール。まだ、選手たちは新ルールの適応を探っているところで、ヨーロッパ組、アメリカ組、スケートに精彩を欠いていました。
フリースケーティングのお試しをおそるおそるやっていた他選手の中、織田信成は一番人気。会場の観客を完全に魅了する楽しいスケートを完璧に滑り切りました。曲も最後はYMCAに乗せてジェスチャー入りですべるなど、グランプリファイナルや各国の選手権をこれから戦う選手たちとは異なる楽しさ追及のプログラムで、拍手も一番大きかったです。
表彰式の各チーム 日本金、ヨーロッパ銀、北アメリカ銅(画像借り物 by yahooNews)
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男子フリー演技と女子フリー演技の間に行われたゲストスケーターは、マイヤ&アレックス渋谷のアイスダンス、ステファン・ランビエールのデニステン追悼「行かないで」
渋谷兄妹のアイスダンス
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そして、今回のメインは、町田樹のラストスケートと引退セレモニー。
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スケート選手は、スポーツ試合の現役選手を引退しても、アイスショーなどで滑っていくし、なんらかの形でスケートと関わる人が多いので、アイスリンクからの完全引退という人は少なかったと思います。町田は、選手引退後、アイスショーなどのスケートと大学院での研究を両立させてきました。
2015年4月に早稲田大学大学院へ進学、2017年3月には修士(スポーツ科学)を取得、現在は博士課程に在籍しています。スケートを続けてきたのは、論文のデータを取るためで、これからはデータを論文にまとめ上げる研究に専念することとなったのです。
ラストスケートは「人間の条件(マーラー・アダージェット)」を10分近く。ジャンプは失敗もあったけれど、表現力はさすがでした。
カーニバルオンアイスの終了後の引退挨拶では、「一言だけ」と言いながら、延々話し続ける、いつもの樹節9分間。
アイスリンクに別れを告げる(画像借り物)
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論文書き上げて博士号とったら、またアイスショーに復帰してほしいけれど、すでに研究者教育者として、慶應義塾大学、法政大学で非常勤講師を務めているというので、復帰は定年後か。瞳みのるも慶応高校定年退職後は、タイガーズ復帰したので。定年退職70歳すぎた樹様、どんな滑りを見せるか、、、見せないか。
ステファン・ランビエールと愛弟子デニス・ヴァシリエフス(ラトビア)は、セットで来日。
デニスをチーム・ヨーロッパに組み入れたのは、ゲストでランビエールを滑らせるため、としか思えない人選。いいんだけれどね。美しい師弟を、BL好きの女子たちはうっとりと眺めているのでした。デニスはジャンプを失敗しまくりだったけれど、これから師弟愛でがんばるべし。
観客の大多数は女性でした。若い男性は、カップルか、我が息子のように家族連れ。少数派でした。
観戦後、さいたま新都心のロイヤルホストで遅い晩御飯。ふたりとも「おもしろかったけれど、疲れたア」といいながら、食べていました。
ザギトヴァ気分で(関節炎で足が痛いとこぼしながら、さいたま新都心まで出張った69歳)
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10月19日からスケートグランプリシリーズが始まります。初戦スケートアメリカには、ジャパンオープンで生スケートを見ることができた坂本花織と宮原知子のほか、本田真凜が出場。3月の世界選手権まで、スケートシーズン、我が家のお楽しみは続きます。
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<つづく>