20181227
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2018十八番日記我が家の年末忘年会(1)ディズニーシーとホテルミラコスタその1
私が京都に行っている間、娘と息子は「鬼の居ぬ間の大散財」をやらかしていました。
なかなか予約がとれない東京ディズニーリゾートの「ホテルミラコスタ」の部屋がとれたので一泊し、ディズニーシーを2日がかりで楽しんできたのです。母が、京都宿泊カプセルホテルで1週間泊まったのよりも高い一泊料金の部屋。「東京ってったって、浦安なのに」なんていう母の節約京都旅行をうわまわる散財ぶりです。
ルームサービスも、ホテルプールも楽しんで「いやあ、お金さえ出せば、世の中快適にすごせるもんですなあ」と、ご満悦でした。
ハーバーから見たホテルミラコスタ(画像借り物)

春夏秋冬、季節ごとにディズニーランドorシーに出かけているディズニーリゾート大好きっこの娘35歳と息子30歳。(ふたりとも、子どもから成長していないのです)
一日めいっぱい遊んで、日帰りができる距離なので、これまで「ホテルに泊まるのはぜいたく」と言っていたのですが、母が京都に行っている間、「しっかり留守番するご褒美」を先取りしていました。
「すごく楽しかった」という「ホテルミラコスタ」に味をしめた娘と息子、年末の「1年間がんばって生き延びておめでとう」の食事会は、またミラコスタに泊まってルームサービスで食べる、と言う。
12月1日に「ばあちゃんの墓参りと文京シビックセンター椿山荘での食事」を、夫と家族4人で食べたときも、聴覚過敏症を発症している息子、周囲のざわめきが苦しかったようで、かわいそうでした。(普通の人にはなんでもない音でも、耳の横で銅鑼を大音量で鳴らしたように聞こえてしまうのだそうです)
10月のミラコスタのルームサービスディナーが「これまでに食べたすべての食事の中で、一番おいしかった」と息子がいうのも、静かな環境で周囲にわずらわされることなく落ち着いて食べられたのでおいしく感じたのだろう、と思います。
ホテルミラコスタがそんなに気に入ったのなら、年末に楽しい気分を味わうことで2019年を希望をもって迎えられるように、そんな気持ちの大散財です。
娘がなんどもインターネットの予約解約を繰り返してルームグレードの高い部屋にしていき、第1希望の「ハーバービュールーム」というのに泊まれることになりました。半年前から予約がいっぱいになってなかなか予約が取れない部屋のキャンセルが出たとき、ずっとスマホの予約画面をたたいていて一瞬のキャンセル待ちを逃さず、ゲットしたのです。
ルームの正式名は「スペチアーレ・ルーム&スイート、ポルト・パラディーゾ・サイド ハーバールーム(ハーバービュー)」という名前。スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスみたいで、覚えられない名前でした。
部屋の広さは60m²で、4人までの宿泊が可能なジュニアスイートタイプ。3人で宿泊と晩御飯ルームサービス朝ごはんルームサービスを入れて、3人一泊で21万円の支払いでした。
旅慣れた人にとっては、格別高級値段ではないのかもしれません。ミラコスタには、ツインで一泊一室50万円のスペシャルスイートルームもありますし、東京の高級ホテルは、一泊で100万円とか200万とかのスイートもあります。
ハーバールームの室内

しかし貧乏性春庭にしてみれば、部屋で食べるルームサービスディナーも初めてのことだし、3人で泊まって一晩で20万円の家族宿泊は贅沢の極み。日ごろランチはワンコインで済ませている身には、年に一度の大散財です。
娘による「母の気をひくためのキャッチコピー」は「母ねぇ、ハーバールームの特典として、スペシャルルーム宿泊者だけが入れるサロンがあって、サロンの飲み物は、昼はソフトドリンク、夜はアルコールが飲み放題なんだよ」と、いかにも貧乏人を喜ばせるセリフ。無料や飲み放題という言葉に弱い母をよく知っています。
娘息子も体調悪い中、なんとか2018年を皆で生き延びた、サバイバル祝いの大消費。1年間生活費を切り詰め切り詰めして貯めてきた「娘が再入院となったときの準備金」を、今年は使わずに済んだのですから、その分を年末に使い、来年は来年で少しずつためていきます。
2016年の娘入院のときは、姑が残していた「娘の結婚祝い金」を全部使い切りました。手術と治療は保険が利きますが、娘は「個室でないと落ち着いて病院にいられない」という精神状態であったので、一泊25000円2ヶ月間の保険外病室代はなんとか姑からのプレゼントとしてまかないました。おばあちゃんの介護を、亡くなるまでひとりで続けた娘ですから。
今年は病院個室代を使わなくても済んだので、その分の貯金をミラコスタ一泊にまわしたのです。
年末の検査で、肝臓の数値が悪かったという娘の体調。食べすぎが問題であることは娘も承知しています。それでも「食事制限は来年から。最後の大満腹と思って、ハーバービュールームのルームサービスで楽しく食べたい」というので、いざ、舞浜へ。
ミラコスタハーバービューの宿泊受付はディズニーリゾートを巡るモノレールの駅の脇。ホテルに持ち込むバッグを預かってもらい、ディズニーシーへ。
モノレール車内から見えるディズニーシーの地中海風街並み。ディズニーリゾートは、私の好きな「キッチュ東京」の集合体です。うそっこマネっこをいかに楽しむか。中で働いている人は、お掃除の人も、ミッキー着ぐるみの中に入って過重労働でオリエンタルランドと争っている人も、みな「人を楽しませる」ことに生活をかけているのです。
モノレール車内から見える地中海風街並み


ディズニーシー入り口

入り口前の広場でキャラクターのお出迎え。あいさつするグーフィ

娘のお気に入りキャラ「クラリス」がハグしてくれました。

南欧の運河を模した街の中

お目当てのクリスマスショウが盛りだくさんです。
最初に見たのは、メディテラニアンハーバーをミッキーミニーなどのキャラクターが乗った船が巡るショウ。「ハピエストセレブレーション・オン・ザ・シー」
火山の前をキャラが乗った船が近づいてきます。


船の上にはディズニーキャラクターたち

最後にサンタクロースが乗った船がやってきて、ごあいさつ。娘と息子は子どもみたいに大喜びしていましたが、私の周りにいた大人たちも、みなが大喜びしています。ディズニーリゾートやキャラクターが嫌いな人は来ていないのだから、みなが喜ぶのに合わせて、私も手をふったりして参加気分を楽しみました。
次に「ハロー、ニューヨーク」というダンスショウ。アメリカンウォーターフロントという地域の汽船の前のステージで。
ミッキーとミニーがニューヨークを観光して楽しむ、というレビューです。大きな汽船の前ですわって待ち、ドッグサイドステージの2列目中央で鑑賞できました。ダンサーたち、みな生き生きと踊っていました。この動き、私はとてもできないなあと思いながら、ダンサー視線で見ていましたが、ミッキーもミニーもダンスが上手。



ディズニーリゾートに行って、「あれのどこが楽しいのかわからなかった」と感想を述べていた留学生もいましたが、ディズニーのアニメを楽しみ、大好きなキャラクターがいる、という人でないと、面白くないのかもしれません。そして、ダンスやレビューが好きでなければ、乗り物系のアトラクションじゃないと、楽しくないかも。
春庭は、有名どころの古いキャラクターはわかりますが、知らないキャラクターを娘に教わりながらショウを見ました。春庭は、ウォルトディズニーが司会をしていたテレビ番組を60年代に欠かさず見ていた世代です。
早くも楽しさ満喫の顔

この雪だるまは、「ミッキー&ミニー雪だるま」なんだって。うちのテレビの上に飾ってあったぬいぐるみの正体をやっと知りました。
娘は、ダッフイやらシェリーメイやらチップ&デールとクラリスやら、すべてのキャラクターを知っています。ディズニーファンクラブに入っていて、毎月届く雑誌を熱心に見ており、四季ごとにリゾートに通う「ディズニーフリーク」の一人なのです。5歳のとき、はじめて遊びに来たディズニーランドで入り口で出会ったデイジーダックといっしょに写真をとっていらい、30年間デイジーダックが大のお気に入りです。
私が娘の年齢のころは、大学院に通いながら子育て家事をひとりで引き受け、月~金は日本語教師の仕事、土日や夏休み冬休みには夫の仕事の手伝い。八面六臂で毎日を過ごしていたのにと思うと、「デイジー、大好き」とはしゃぐ娘はなんとも幼いと思う気持ちもあるのですが、まあ、ディズニーシーにいる間は娘といっしょにはしゃごうと思います。
12時半から、ビッグバンドシアターで、スィングジャズの歌とダンスのショウを見ました。列に並んで待っている間に、チキンやポテトで小腹の虫おさえ。
ミッキーがドラムをたたいたり、ダンスしたり。
娘は「ミッキーは、ミッキーだから、中の人なんていないんだけど、ここのミッキーはダンスもドラムもできて、一番スキルが高い」と、「中の人」を誉めました。「中の人」なんていないし、過剰労働でオリエンタルランドと争っている人も、ここ夢の国ではいないのだけれど。
メディティラニアンハーバーに係留されている帆船

メディティラニアンハーバーから見たホテルミラコスタ

ホテルミラコスタのサローネへ。スペシャルルーム宿泊者だけが利用できるというサロン。娘からは「母、ドリンクは飲み放題だけれど、がぶ飲みするとお里が知れるからね」と、事前注意。なに、もとよりお里は知れている庶民。
サローネ内

庶民がソフトドリンクを優雅に、、、、3杯めを飲んだ時点でお里はしれたが。

サローネの窓から「イッツクリスマスタイム」というレビューショウを見ました。午後2時からのショウは、海側に日があり、逆光でシルエットショウになっていました。


ショウを見るための大勢の人が集まっています。

早めのチェックインができたので、部屋で一休みしてから、おそめの昼ご飯を食べに。
ミッキーやミニーといっしょに写真をとるサービスを受けられるというレストラン「ディズニーキャラクターダイニング ホライズンベイ・レストラン」へ。3時半の予約になったのは、ランチタイムの予約がとれず、ぎりぎり予約できたのがこの時間。
食事の間に、テーブルをキャラクターが回ってきて、サインをしてくれたり、握手やハグしたり、交流ができるサービス。同じランチでも、交流がないテーブルは2500円の料理が、キャラクターサービス付きのほうは3500円。つまり、キャラクターと束の間すごす代金が1000円です。
食事内容はたいしたものじゃないので、これで2500円なら、1000円足してキャラクターとの写真を楽しんだほうがお得、という気がしてくる。
ホライズンベイレストランの店内

ランチ

ムースがミッキーの形しているところがかわいい、と娘は言う

ミッキーとツーショット

ごあいさつするミニー

宿泊するまでは、ホテルミラコスタは、火山と同じでただの風景に見えていたのに、宿泊するとなると、「あの部屋が私たちの泊まる部屋なんだ」と思いながら見るから、同じホテルを眺めても、全然気分が違う」と、娘はいいます。

では、次回はミラコスタ宿泊編。
<つづく>
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2018十八番日記我が家の年末忘年会(1)ディズニーシーとホテルミラコスタその1
私が京都に行っている間、娘と息子は「鬼の居ぬ間の大散財」をやらかしていました。
なかなか予約がとれない東京ディズニーリゾートの「ホテルミラコスタ」の部屋がとれたので一泊し、ディズニーシーを2日がかりで楽しんできたのです。母が、京都宿泊カプセルホテルで1週間泊まったのよりも高い一泊料金の部屋。「東京ってったって、浦安なのに」なんていう母の節約京都旅行をうわまわる散財ぶりです。
ルームサービスも、ホテルプールも楽しんで「いやあ、お金さえ出せば、世の中快適にすごせるもんですなあ」と、ご満悦でした。
ハーバーから見たホテルミラコスタ(画像借り物)

春夏秋冬、季節ごとにディズニーランドorシーに出かけているディズニーリゾート大好きっこの娘35歳と息子30歳。(ふたりとも、子どもから成長していないのです)
一日めいっぱい遊んで、日帰りができる距離なので、これまで「ホテルに泊まるのはぜいたく」と言っていたのですが、母が京都に行っている間、「しっかり留守番するご褒美」を先取りしていました。
「すごく楽しかった」という「ホテルミラコスタ」に味をしめた娘と息子、年末の「1年間がんばって生き延びておめでとう」の食事会は、またミラコスタに泊まってルームサービスで食べる、と言う。
12月1日に「ばあちゃんの墓参りと文京シビックセンター椿山荘での食事」を、夫と家族4人で食べたときも、聴覚過敏症を発症している息子、周囲のざわめきが苦しかったようで、かわいそうでした。(普通の人にはなんでもない音でも、耳の横で銅鑼を大音量で鳴らしたように聞こえてしまうのだそうです)
10月のミラコスタのルームサービスディナーが「これまでに食べたすべての食事の中で、一番おいしかった」と息子がいうのも、静かな環境で周囲にわずらわされることなく落ち着いて食べられたのでおいしく感じたのだろう、と思います。
ホテルミラコスタがそんなに気に入ったのなら、年末に楽しい気分を味わうことで2019年を希望をもって迎えられるように、そんな気持ちの大散財です。
娘がなんどもインターネットの予約解約を繰り返してルームグレードの高い部屋にしていき、第1希望の「ハーバービュールーム」というのに泊まれることになりました。半年前から予約がいっぱいになってなかなか予約が取れない部屋のキャンセルが出たとき、ずっとスマホの予約画面をたたいていて一瞬のキャンセル待ちを逃さず、ゲットしたのです。
ルームの正式名は「スペチアーレ・ルーム&スイート、ポルト・パラディーゾ・サイド ハーバールーム(ハーバービュー)」という名前。スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスみたいで、覚えられない名前でした。
部屋の広さは60m²で、4人までの宿泊が可能なジュニアスイートタイプ。3人で宿泊と晩御飯ルームサービス朝ごはんルームサービスを入れて、3人一泊で21万円の支払いでした。
旅慣れた人にとっては、格別高級値段ではないのかもしれません。ミラコスタには、ツインで一泊一室50万円のスペシャルスイートルームもありますし、東京の高級ホテルは、一泊で100万円とか200万とかのスイートもあります。
ハーバールームの室内

しかし貧乏性春庭にしてみれば、部屋で食べるルームサービスディナーも初めてのことだし、3人で泊まって一晩で20万円の家族宿泊は贅沢の極み。日ごろランチはワンコインで済ませている身には、年に一度の大散財です。
娘による「母の気をひくためのキャッチコピー」は「母ねぇ、ハーバールームの特典として、スペシャルルーム宿泊者だけが入れるサロンがあって、サロンの飲み物は、昼はソフトドリンク、夜はアルコールが飲み放題なんだよ」と、いかにも貧乏人を喜ばせるセリフ。無料や飲み放題という言葉に弱い母をよく知っています。
娘息子も体調悪い中、なんとか2018年を皆で生き延びた、サバイバル祝いの大消費。1年間生活費を切り詰め切り詰めして貯めてきた「娘が再入院となったときの準備金」を、今年は使わずに済んだのですから、その分を年末に使い、来年は来年で少しずつためていきます。
2016年の娘入院のときは、姑が残していた「娘の結婚祝い金」を全部使い切りました。手術と治療は保険が利きますが、娘は「個室でないと落ち着いて病院にいられない」という精神状態であったので、一泊25000円2ヶ月間の保険外病室代はなんとか姑からのプレゼントとしてまかないました。おばあちゃんの介護を、亡くなるまでひとりで続けた娘ですから。
今年は病院個室代を使わなくても済んだので、その分の貯金をミラコスタ一泊にまわしたのです。
年末の検査で、肝臓の数値が悪かったという娘の体調。食べすぎが問題であることは娘も承知しています。それでも「食事制限は来年から。最後の大満腹と思って、ハーバービュールームのルームサービスで楽しく食べたい」というので、いざ、舞浜へ。
ミラコスタハーバービューの宿泊受付はディズニーリゾートを巡るモノレールの駅の脇。ホテルに持ち込むバッグを預かってもらい、ディズニーシーへ。
モノレール車内から見えるディズニーシーの地中海風街並み。ディズニーリゾートは、私の好きな「キッチュ東京」の集合体です。うそっこマネっこをいかに楽しむか。中で働いている人は、お掃除の人も、ミッキー着ぐるみの中に入って過重労働でオリエンタルランドと争っている人も、みな「人を楽しませる」ことに生活をかけているのです。
モノレール車内から見える地中海風街並み


ディズニーシー入り口

入り口前の広場でキャラクターのお出迎え。あいさつするグーフィ

娘のお気に入りキャラ「クラリス」がハグしてくれました。

南欧の運河を模した街の中

お目当てのクリスマスショウが盛りだくさんです。
最初に見たのは、メディテラニアンハーバーをミッキーミニーなどのキャラクターが乗った船が巡るショウ。「ハピエストセレブレーション・オン・ザ・シー」
火山の前をキャラが乗った船が近づいてきます。


船の上にはディズニーキャラクターたち

最後にサンタクロースが乗った船がやってきて、ごあいさつ。娘と息子は子どもみたいに大喜びしていましたが、私の周りにいた大人たちも、みなが大喜びしています。ディズニーリゾートやキャラクターが嫌いな人は来ていないのだから、みなが喜ぶのに合わせて、私も手をふったりして参加気分を楽しみました。
次に「ハロー、ニューヨーク」というダンスショウ。アメリカンウォーターフロントという地域の汽船の前のステージで。
ミッキーとミニーがニューヨークを観光して楽しむ、というレビューです。大きな汽船の前ですわって待ち、ドッグサイドステージの2列目中央で鑑賞できました。ダンサーたち、みな生き生きと踊っていました。この動き、私はとてもできないなあと思いながら、ダンサー視線で見ていましたが、ミッキーもミニーもダンスが上手。



ディズニーリゾートに行って、「あれのどこが楽しいのかわからなかった」と感想を述べていた留学生もいましたが、ディズニーのアニメを楽しみ、大好きなキャラクターがいる、という人でないと、面白くないのかもしれません。そして、ダンスやレビューが好きでなければ、乗り物系のアトラクションじゃないと、楽しくないかも。
春庭は、有名どころの古いキャラクターはわかりますが、知らないキャラクターを娘に教わりながらショウを見ました。春庭は、ウォルトディズニーが司会をしていたテレビ番組を60年代に欠かさず見ていた世代です。
早くも楽しさ満喫の顔

この雪だるまは、「ミッキー&ミニー雪だるま」なんだって。うちのテレビの上に飾ってあったぬいぐるみの正体をやっと知りました。
娘は、ダッフイやらシェリーメイやらチップ&デールとクラリスやら、すべてのキャラクターを知っています。ディズニーファンクラブに入っていて、毎月届く雑誌を熱心に見ており、四季ごとにリゾートに通う「ディズニーフリーク」の一人なのです。5歳のとき、はじめて遊びに来たディズニーランドで入り口で出会ったデイジーダックといっしょに写真をとっていらい、30年間デイジーダックが大のお気に入りです。
私が娘の年齢のころは、大学院に通いながら子育て家事をひとりで引き受け、月~金は日本語教師の仕事、土日や夏休み冬休みには夫の仕事の手伝い。八面六臂で毎日を過ごしていたのにと思うと、「デイジー、大好き」とはしゃぐ娘はなんとも幼いと思う気持ちもあるのですが、まあ、ディズニーシーにいる間は娘といっしょにはしゃごうと思います。
12時半から、ビッグバンドシアターで、スィングジャズの歌とダンスのショウを見ました。列に並んで待っている間に、チキンやポテトで小腹の虫おさえ。
ミッキーがドラムをたたいたり、ダンスしたり。
娘は「ミッキーは、ミッキーだから、中の人なんていないんだけど、ここのミッキーはダンスもドラムもできて、一番スキルが高い」と、「中の人」を誉めました。「中の人」なんていないし、過剰労働でオリエンタルランドと争っている人も、ここ夢の国ではいないのだけれど。
メディティラニアンハーバーに係留されている帆船

メディティラニアンハーバーから見たホテルミラコスタ

ホテルミラコスタのサローネへ。スペシャルルーム宿泊者だけが利用できるというサロン。娘からは「母、ドリンクは飲み放題だけれど、がぶ飲みするとお里が知れるからね」と、事前注意。なに、もとよりお里は知れている庶民。
サローネ内

庶民がソフトドリンクを優雅に、、、、3杯めを飲んだ時点でお里はしれたが。

サローネの窓から「イッツクリスマスタイム」というレビューショウを見ました。午後2時からのショウは、海側に日があり、逆光でシルエットショウになっていました。


ショウを見るための大勢の人が集まっています。

早めのチェックインができたので、部屋で一休みしてから、おそめの昼ご飯を食べに。
ミッキーやミニーといっしょに写真をとるサービスを受けられるというレストラン「ディズニーキャラクターダイニング ホライズンベイ・レストラン」へ。3時半の予約になったのは、ランチタイムの予約がとれず、ぎりぎり予約できたのがこの時間。
食事の間に、テーブルをキャラクターが回ってきて、サインをしてくれたり、握手やハグしたり、交流ができるサービス。同じランチでも、交流がないテーブルは2500円の料理が、キャラクターサービス付きのほうは3500円。つまり、キャラクターと束の間すごす代金が1000円です。
食事内容はたいしたものじゃないので、これで2500円なら、1000円足してキャラクターとの写真を楽しんだほうがお得、という気がしてくる。
ホライズンベイレストランの店内

ランチ

ムースがミッキーの形しているところがかわいい、と娘は言う

ミッキーとツーショット

ごあいさつするミニー

宿泊するまでは、ホテルミラコスタは、火山と同じでただの風景に見えていたのに、宿泊するとなると、「あの部屋が私たちの泊まる部屋なんだ」と思いながら見るから、同じホテルを眺めても、全然気分が違う」と、娘はいいます。

では、次回はミラコスタ宿泊編。
<つづく>