20230103
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2023文日記新年(2)ふみ日記2023
毎年だじゃれで日記タイトルをつけてきました。2023年のタイトルは「23」の「和語の数字1,2,3=ひ、ふ、み」から「ふみ日記」
文を書くことが私にとって活力の元であり、慰めであり、生きていく理由にもなりました。
むろん「文」を書けなかったときもありました。23歳のときに母を失ったあとの1年くらい、なにもできない時間がありました。1年たって、母が残した俳句や歌、エッセイをまとめて3回忌に母の知り合いの香典返しにする、という話になり、本をまとめる作業の中で、少しずつ生きていけるようになりました。それから50年。今も文は私の生きる力です。
人が生きていく活力を得るのは「推し活」だったり「自分のメイク術のインスタ公開」だったり、「おいしいもの探報」だったり、それこそ人によりけり千差万別ですが、つたない文でも書き続け、それを読んでくださる方もいてくださる。ごく少数ではありますが、読み手がいることが励みになりますし、過去ログの中でも、あるタイトルに興味を持った方が訪問してくださり、参考にしてくれているらしいことがわかります。少しは役にたつことができた、とうれしくなります。
病弱な暮らしを続けている娘息子の「食い扶持稼ぎ」を最優先にして生活をたててきましたが、いろいろなことが重なって仕事中心の生活が変わることになりそうです。
そうなると、「ふみ」中心の時間を中心に毎日をすごすことになるでしょう。
掃除は大嫌い、料理はほかに作ってくれる人がいないからやっているだけ、カップラーメンやレトルト料理の毎日だって平気、という春庭です。家事は「やらずにすませられるならやりたくない」ですから、通勤時間と仕事時間のない日常はきっとしょうもない時間になるかもしれません。
2023年がよい年になるように願いながら新年を迎えましたが、ちょいと気持ちはへこみがち。
がんばります。
ルノワール1894
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<つづく>