2023014
ぽかぽか春庭ことばの知恵の輪>ことばの倉庫(1)17文字倉庫
おりにふれて、自分の感情やその日そのときの状況を31文字にしておいたり17文字でつぶやいたりしてきました。たいていは、つぶやくだけで詠み捨てにしていたけれど、ブログのはしっこに書き留めておいたものもあり、それを拾ってみました。
年末年始に何もしたくないのだけれど、時間の浪費に罪悪感を持ってしまう貧乏性だもんで、ぼうっとテレビ見ているだけじゃ、なんだか時間を無駄にしているような気がして、過去ログをざざっと流して拾えるだけ拾ってみました。
17文字の拾い集めは、まだ始めたばかりです。2004年を流し見ての、つぶやき2005年~2013年は、たまたま残っていたものだけ記録。流し集めはまたゆるゆると。そのときそのときのつぶやきですが、並べてみるとほんとうに稚拙な575です。でもこれも私の心にとっては、何かの記録になるかもしれませんから、100歳過ぎに「思い出し法による脳リハビリ」のためにまとめておきます。
2004年1月19日
・霜柱の公園囲む団地群 春庭
2004年4月
(女相撲の力士の名が「若みどり」と知りて)
・若みどり投げ飛ばしたき人もあり 春庭
2004年5月
・若苗の細く天指す学校田
2004年7月
・集真藍(アジサイ)や株ごとの色 わたし色 春庭
・陽を放つごとく雨中に咲くあじさい 春庭
・陽を放つごとく雨中に咲くあじさい 春庭
2004年8月
・鉄の雨きび畑に降りし真夏(春庭)
・人質の首切り落とす砂漠首夏(春庭)
・炎昼やビル陰ランチの工事びと(春庭)
・炎帝やポケモン図鑑に熱中す(春庭)
・遠き朱夏 女盛りなんてあった?(春庭)
・傷心の夏のはてにも雲の峯(春庭)
2004年12月
・凍てる夜もしらじら壁を見て眠る (春庭)
2006年1月
・軍靴の音、骨まで響く骨正月
・ぜにかねのニュースは遠し女正月 (春庭)
・八十媼の唇に紅、女正月(春庭)
・老いの身にウォッカ注ぎ骨正月(春庭)
2013年3月
haruniwa 色づかぬ葉もありしまま冬立ちぬ
<2017年3月>
・花冷えや検査の結果にうなだれて(春庭)
・団地窓堅く閉ざして凍て返る(春庭)
・音楽室から春待つ子らの卒業歌(春庭)
・幾万の啓蟄の日の虫の顔(春庭)
<2018年3月>
・日の中の白壁大手門の春 春庭
・大手門を染めて早春の入り日 春庭
<つづく>