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20230425
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>懸賞生活(4)宝塚公演「Deep Sea海神たちのカルナバル」 in 宝塚劇場
宝塚のレビューダンスは、アキコカンダが振り付けを担当していた時期など、その振り付けを見たいために宝塚の公演がテレビで放映されたときなど楽しみに見たものです。生観覧は50年ぶり。
久しぶりの宝塚レビュー。
4月22日の宝塚公演の「Deep Sea海神たちのカルナバル」作・演出は稲葉太一。席は、1階15列22番。スターの顔もよくわかるよい席でしたが、前の席に禿頭がライトに反射している方がお座りになったので、頭で隠れる舞台を体を左右してみる必要がありました。
公演の撮影は禁止ですが、公演前の舞台装置はOKらしくみなさんスマホで撮影しているので、あれ、いいのかなと「人のふり見て」真似をする付和雷同。でも、どう撮っても前の方の光ライトが、、、、
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『応天の門』のあと30分の休憩。午後5時半開演。
とにかく華麗、これでもかっ!
衣裳も舞台の電飾も。きらきら度はディズニーランドのエレクトリックパレードと印象が似ています。パレードは、フロートの間にダンサーがいて踊るけれど、宝塚のレビューは、もう全面的にダンスですから、17時35分から1時間、次から次へダンスが繰り広げられ、始めて見た娘は「レビューって、お芝居の付けたしで数曲くらいダンスがついているのかと思ったら、1時間びっしり踊るんだもの、すごかったなあ」と驚いていました。
海の底で海神たちがカルナバルに踊っている、というコンセプトで、ラテンリズムの曲が中心。くらげがゆらゆらする映像が紗幕に移るなど、海底の演出でした。
銀橋に男役がずらりと並ぶのも圧巻でしたし、新人のハレのラインダンスもよかった。
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トップふたりの顔を覚えていない私と娘は、主役ふたりは他の人とは色が違う衣裳で出てくる、と思って舞台を見る。宝塚文化になれていないので、拍手のタイミングがわかっていない。一曲のおわりかと思って拍手しかかったら、まだ場面は続いていて、場面の主要な役の人が踊り終わるタイミングで拍手、とか。ほかの人がぱちぱちし始めてから手をうつことにしました。みなが拍手していない中、パンと大きな音たててひんしゅく買わなくてよかった。
フィナーレで大階段を娘役トップ海乃美月と海神A鳳月杏が大きな真っ白な羽を背負って登場すると、ああ、これがトップのふたりか、と思って見ていたら、その後ろからさらに大きい羽根を背負った月城かなとが出てきたので、さらに「すんごい」と娘はびっくり。
羽の重さは10Kgぐらいのから15Kg20Kgといろいろあるみたいですが、横幅2メートルのオーストリッチやキンケイの羽は階段を下りていくと風圧がかかるので、体感では30Kgにも感じられるそうです。みんなこの羽を背負いたくて宝塚音楽学校に入学するのでしょうけれど、「中にひとりくらい、羽背負ってこけた人いなかったのかなあ」と思います。
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4月22日の公演「応天の門」の中、検非違使のひとりが舞台でよろけました。すぐに立ち直って芝居は何事もなく続いたので、演出かもと思ったのですが、笑わせるシーンでもないので、あとでダメだしくらっちゃうのかなあ、と心配しました。
ダンスは、舞台いっぱい75名の月組が全員で踊ってもこける人がひとりもいない。みなかっこよく決めて踊っていました。
知り合いの中、ただひとり宝塚の団員になった浜田マリちゃんは、宝塚に音楽学校に合格する前も、私の通っていたダンススクールでは抜群のダンサーだったのですから、他のツカガールも、みなすごいダンス技術の持ち主なのでしょうが、音楽学校入学からどれほど練習を重ねてきたのでしょうか。みなすばらしいダンサーでした。
そういえば、月組だけにトップ3人とも名前に「月」が含まれる。今後の活躍を楽しみにしています。
宝塚各組のロゴ
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ダンス、大好き。見るのも踊るのも。
モダンダンスやジャズダンスのレッスンは、赤ん坊を抱えてダンスどころではなく練習を休んだ期間もありましたが、2021年末にサークル解散まで38年間、週に1回のダンス練習は、私にとって、心の健康維持にも大切な時間でした。ジャズダンスのミワ先生の振り付けが好きで、いっしょにレッスンを受けるミサイルママたち仲間との交流も大切でした。
私に一番合っている表現と思うのは、モダンダンス。
モダンダンスは、基礎はクラシックバレエの技術をとりいれていますが、舞踊表現はもっと自由。それをもっとポピュラーにしたダンスがジャズダンスへと広がっていきます。
20代のおわりにケニアに出かけたのは、アフリカの民族舞踊を学ぶためでした。私の好みはここまで。ダンスは何でも好きな私も、苦手な部類があるのです。若いころは田中泯の公演などを見にいったのですが、日本独特のダンスとして世界を驚愕させた「ブト―」も苦手でした。2024パリ五輪の正式種目になったブレイキン(ブレイクダンス)は、見たいとも踊りたいとも思わない。
20代のおわりにケニアに出かけたのは、アフリカの民族舞踊を学ぶためでした。私の好みはここまで。ダンスは何でも好きな私も、苦手な部類があるのです。若いころは田中泯の公演などを見にいったのですが、日本独特のダンスとして世界を驚愕させた「ブト―」も苦手でした。2024パリ五輪の正式種目になったブレイキン(ブレイクダンス)は、見たいとも踊りたいとも思わない。
宝塚のダンスは、今の私には一番楽しめる踊りだと思います。
<おわり>