20240914
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2024二十四節季日記白露(5)白露の句
二十四節季の白露。
白露は、処暑をすぎ、秋分の日になるまでの間です。2024年は、9月7日から9月21日ごろ。暑さ寒さも彼岸まであと一息、というころ。
処暑というそっけない語に比べると白露というのは字面も響きも美しい。二十四節季のことばを搭載しない私の角川歳時記にも白露の句がないけれど、季語としていろいろな句があります。
・ラグビー場に来て引き返す白露かな <金子兜太
・龍神の両神山に白露かな <金子兜太
・快晴の白露の一日授かりぬ <稲畑汀子
・野の起伏抜けて白露の旅路かな <稲畑汀子
・今日白露衣まとふ間の裸身に <能村登四郎
・漬梅の紅のひと粒白露の日 <飯田龍太
・糸尻の掌になじみたる白露の日 <斉藤史子
・白露にて已が咀嚼にも親しみぬ <森澄雄
春庭の白露句は、「絵そらごと」句ですけれど、ちょいと色っぽく化粧して。
・泣き女の涙も冷えて白露かな <春庭
・新芝居女形の手しなる白露の朝 <春庭
フィクションでない、見たままの句だとおもしろくもなし。
・枯れかかるアジサイに白露濡れそぼる <春庭
葉っぱの上にのる露を写真に撮ろうとすると、素人にはとてもむずかしいことがわかりました。しかも、9月3日の枯れかかりのアジサイの葉は、白露ではなく、台風10号の雨です。葉にのった露、見えますか。」


お口直しにプロの技を。画像借り物

<つづく>