KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

寒波来る

2020年12月15日 | 俳句
天気 晴

写真は、今朝の日の出直後の富士山を部屋のそばのラウンジから。ここへ越してから初めてのカメラ撮影の富士。7時ちょっと過ぎ、ちょうど、職員も誰も居なくて居住者も食堂へ行く準備で誰も部屋から出ていない時間だった。別に悪いことをしている訳ではないけれど、カメラ見て色々聞かれることがめんどくさい。
カメラだと、ズームで撮ればなんとかなる。窓の真ん前のごちゃごちゃ電線と電柱はトリミングしてようやくこの写真になった。
これからの季節、日の出の時刻には雪がピンクに染まってとても綺麗だ。前の家では、その時刻には朝食の支度をしていて、ゆっくり見る余裕がなかった。

寒波襲来。関東平野の山の向こうの日本海側は大雪で、早い年末寒波になった。
昨日、12月14日って何かあったっけ・・と妙に引っかかっていたのだが、今日になって富士山を見て思い出した。一年前、夫の四十九日の法要で納骨をした。その夜はお清めに河口湖畔の宿に泊まり、富士山を堪能したのだ。
一年前の、すぐ近くから撮った富士山。(去年の再掲になります)



なんだかねえ・・長かったのか短かったのか解らない1年だった。ただ、言えることは、去年の今頃は目まいはあったもののもっと元気だった。ちょっと動いただけで疲れてしまうことはなかった・・などと、富士山で厭なことを思い出してしまった。

今日は、唯一の句会・・ネット句会の締め切り日。いつも題の出る句会で、今月は「熊・湯婆」。熊が冬の季語、と言ったって、本格的な冬が来たら冬眠してしまう。熊手でも良い?それも酉の市なんて長いこと行っていないし・・湯たんぽなんて最近は使わないし・・
と、数日間、毎日一応は考えていてなかなか句にならず。
秋田のマタギの里へ泊った時の大きな熊皮と熊の剥製ばかりが、頭の中に浮かんでくる。
出句した3句には入れなかった駄句。

熊皮に座して食するうさぎ鍋  KUMI
(本当にあった話です。兎も冬の季語)
コメント (6)
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