KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

不要不急ではないけれど

2020年12月05日 | 俳句
天気 時々雨

不要不急の外出は控えるよう・・と、又もや大阪や東京で知事の「警戒」の呼びかけが。大阪の方が深刻になっている。
不要、ではないので午後には予約していた整体治療に行き、ちょうど3時になってしまったので駅ビルのパン屋のカフェでおやつタイム。あ、ミルク淹れてからの写真になって・・失敗。
外出先のおやつタイム、これって「不要」です。でも週1回しか行かない隣駅での気晴らしも、私には「必要」です。この店は一人席はアクリル板で囲まれているので安全。と思いつつも、テーブルと椅子の手を触れるところは、いつものように自分で消毒。「不要」かな?
でも、駅の中はいつもの土曜日以上の人が出ているように思えた。さすがに高齢者は少なくて、若者の多いこと。皆、駅ビルのお店やデパートで買い物。ネット販売利用者が増えたといっても、やはり自分の眼で見て買うのは「不要」なことではないのだ。人間、我慢ばかりしていると心と体のバランスも壊れてしまう。この時期に冬物を買うのは「不要不急」とは言えない気がする。
でも、若者のお出かけは昼間だけにして欲しいもの。

この10ヶ月で、若者たちは自分たちが感染しても無症状か、軽症で済むことを「学習」してしまった。政府の後押しで安くなる旅行や飲食、使わないのはもったいない、それに、テレビやスマホで見る画面には観光地に溢れている人たちの群れ。もう家に籠る暮らしなんてどうでもいいんじゃない?気になるならおじいちゃん、おばあちゃんに会わなきゃいいんだし。
という訳で、いくら「医療崩壊を防ごう」なんて言ったって、他人事でしかないのだ。現実感が湧かないのだ。同居の親が罹患して、重症にでもならない限りは・・

と、今日の駅ビルの賑わいを珈琲飲みながら眺めていて、思った。ロックダウンなどという強硬策を使わなくても、日本人は守るべきことは守ってくれる・・などというのが、だんだん絵空事になっていく。高齢者だけが、知事さんの言うことを受け入れても仕方ないのよねえ・・
でも、このコロナ時代を、人生の最終コーナーになるように生まれたのだから仕方がない。生まれた頃は戦争のさ中だった。それよりもマシ、と思わねば。

大好物のタルトを、駅ビルの週替わり名産品売り場で買ってしまった。今夜はべつのものを夜食にしたので、明日からのお楽しみ。



まこと美味季節限定栗タルト  KUMI
コメント (6)
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