KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

歳末あれこれ

2020年12月27日 | 俳句
天気 晴

駅前広場をスーパーの2階の渡り廊下から。歳末の日曜というのに、あまり人が居ない東京郊外。もっとも、この先は住宅街だから賑わっているのはスーパーとテナントのお店のある駅前ビルの中だけなのだ。数年前までは今頃になると飾り売りの屋台が出ていたけれど・・今はスーパーの1階で売っているだけ。
でも、昼過ぎのスーパーにちょっと寄ってみたものの、いつもの年末の賑わいはなかった。やはり、我々より若い世代でも異常な感染者に考えたところがあるのか、子供の姿が少なかった。皆静かに買い物している。

今年は年末になっても富士山の雪が、異常に少なくて話題になっている。こちらからも、12月に初旬には雪化粧していたのが殆ど剥がれ落ちてしまった。去年の年末には、家からこんな富士山が見えていた。これが本当の今ごろの冬の遠富士。



遠富士の雪を測るも多摩暮し  KUMI

結構気に入っている句。(結社誌に発表済)
でも、この句は間違っている。多摩地域(23区と島しょ外を東京ではそう表現する)でも、丘陵地帯の方へ行くと低山に隠れてしまい、その山に登らないと見えない。高尾山麓では当然見えないので、高尾山へ登らないと。今頃の奥多摩の落葉道のハイキングは視界が良くてとても気持良いけれど・・今年は、富士山を眺めてがっかりしそうだ。
だらしなく雪の剥げた今年の富士山では句にならない。

正月の用意を何もしない今の暮らし、歳末の俳句の材料が全くない。その代りに暇はあるのだから、少しは俳句の作り方を変えなくては・・

年詰まる東京はいま崖っぷち   KUMI
コメント (2)
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