予報外れ

天気　曇

写真は、私の部屋のすぐ外にあるラウンジ。かなり広くてテーブルもあり、家族などが遊びに来れば部屋が狭いのでここでゆったりと過ごせる・・・コロナがなければ。
今日は天気予報外れで日が全くあたらなかったが、日向ぼっこには最適の場所だ。ここへ陽を浴びにくる人は限られているので（要介護の人は出てこないか別の所に居る）、無人の時間が多い。私の部屋は日が当たらないから、この場所を自由に使える、というので入居を決めたようなものだ。大型テレビや、簡単なお茶の道具やポットなど色々とある。

今日は、最後の家の荷物などの「点検」で、友人が来てくれた。でも「不要不急の外出は避けてください」と都知事のお達しもあるし、高齢者夫婦に会うとはいえ、やはりコロナ対策は怠りなく。悲しいことだ。
とうとう、紅葉見物にも行けそうもない・・公園くらいには行きたいけれど。いつもの公園の、4年前の今ごろの紅葉。今日、天気が良ければ行けるかも、と思ったが予報が外れての寒い曇天で諦めた。ちょっと歩けばこの程度の紅葉は見られる。

政府が税金使っての旅行や食事の割引きのGotoなんとやら、高齢者は控えよ、ということらしい。無論、老人の定義は65歳以上だから、多分、ツァーに申し込んだりしている60代も多いだろう。何か変。何で高齢者だけに「旅行・外出自粛」なの？　感染を拡大させているのは、若年層でしょ？
殆どの高齢者は、ひっそりと暮らしていて、旅行だとか会食だとか、今年は縁なきものと思っている。旅行しよう、という人たちは、ほんの一部のような気がする。東京の感染者は高齢者がどんどん増えているけれど、その感染経路を知りたい。家族感染が多いのではないだろうか。ずっと自粛自粛の高齢者のみの世帯では、感染者が出るとは思えない。今の私は、集団感染の怖れはあるけれど・・独居生活で感染に脅えるよりも、集団で罹った方が諦めがつきそうだ。とはいえ、感染回避は、今も同じように努力している。

最近は、感染疑いがある症状でも、検査を拒否する人が多いのだそうだ。仕事を14日も休めない、とか、感染が解ると会社に迷惑になる、近所の噂が怖い、子供がイジメに合う・・などなど。都会にそういう人がどんどん増えたのでは、たまったものではない。中年以下の見知らぬ人に会ったら、すべて感染者、と思うのが今の大都会の常識かもしれない

余生と思はぬ今を日向ぼこ　　　KUMI