KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

「クロスドミナンス」かも?

2023年02月26日 | 俳句
天気 晴

雪の風景はなかなか見つからなかった塗り絵。

朝、富士山の左に丹沢山塊に新しい雪が塗されたように積もっていた。日差しが暖かそうでも、昨日のように騙されないぞ、と籠ることを決意。朝食のあと、朝一番でシャワーを浴び、目眩が昨日よりもひどいのでシャワーだけにした。浴室の暖房を強くして20分くらいするとどんなに寒い日でも、脱衣室まで暖まる。ヒートショックにはまず関係なし。
部屋のすぐそばの上、私以外の人は利用しない浴室なので自分のペースで使えるのが有難い。

「両利き」のことを知らなかったので先日、少し調べてここに書いてみた。私は「両利き」などという天才気質ではない、と解り、じゃあ私は何なの?と思って調べたら、「クロスドミナンス」という言葉が出てきた。
個別のことだけ、利き手を替える・・つまり、野球選手が右投げ左打ちになるようなもので、意図的に、左で文字を書けるようにして右で電卓を打つような・・。あ、私はこれだったかも。
訓練して利き手の反対側の手を使えるようにするのだそうだ。子供の時からさせると、脳の活性化になる。
でも私は自分で訓練したことはない。思い当たるのは、「食べ物を扱う器具は、箸のように右手で使うこと」という固定観念があって私は育った。左手で食べるなんて、考えたこともなかったに違いない。フォークもスプーンも箸と同じ器具。でも、高校生の時に「洋食のマナー」を家庭科だったかで実習があった。その時、フォークなるものは左手で使うべし、と教わり、ご飯をフォークの背に乗せて食べる、なんていう今思うと馬鹿げたことを正式の作法として教わった。それでもあまり苦にならず、フォークは左手で使うことで定着してしまったようだ。ついでのスプーンも左手の方が面倒がない、と思うようになったのかもしれない。
高校卒業以後は、スパゲティもカレーライスも左手で食べていた気がする。洋食なので同行の人に咎められたことはない。
歯磨きに関しては、右手を使った記憶がない。成人するまで、他の人が右手を使うことすら知らなかった・・呑気。
親から教わっていないことなので(姉たちの見様見真似?)最初から左だったのかも。急須はいつから左になったのだろう?若いころに「お茶汲み」させられていた時期には急須を右手で使っていたように思う。でも今は、お茶も珈琲も左でお湯を注ぐ。右ではこぼしそうで怖い。なので柄付きの急須は使い難くて自分では買ったことがない。そういえばドアの開閉も、左手。冷蔵庫なんぞ、いつも右開きを買っていて、左手で開けて右手で必要な食品を出せるので便利だった。今は使う頻度が少ないけれど左開き冷蔵庫なので不便な思いをしている。

あれこれ考えると、右手でなければ、という方が多いものの、右手と左手と、分別出来る。カップを持つように両方ですること、もあるけれど。
やっぱり、クロスドミナンス、が私に一番近いようだ。意識して訓練した訳ではないけれど。
右手にペン、左手に電卓、という仕事を出来て、人生で少しは人よりも得をした・・と思いたい。

暮れてなほ光を残す斑雪山   KUMI
     (斑雪=はだれ) 
コメント (6)
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