KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

寒い雨、スポーツの日

2023年10月09日 | 俳句
天気 雨 16℃

写真は一昨日の日暮れの空。夕焼けの時間は、食事中になってしまう。17時30分から夕飯、という普通の暮らしでは考えられない施設のスケジュールだ。病院だって18時なのに・・と思うけれど、昨今の人出不足を考えればギリギリの遅い時間になるのだろう。別のホームでは夕食17時から、という所もあった。
夕飯を終えて食堂から自力で部屋へ帰れない入所者を介護士が連れ帰る。人によっては歯磨き指導もして、ベッドインは夜勤の人へ引き継ぐとして、遅番の人の勤務時間は19時までだから「夕食を遅くして」なんて言えない。厨房では調理員が片付けをしなければならない。
数少ない、我々のような自立している入所者は、職員に迷惑をかけないように気を遣う。・・って「お客様」なのに、遣う必要のない気を遣います。最近はパートの介護士の入れ替わりが激しい。名前を覚えたと思ったら辞めている。正規職員になる前に辞める人が多い。何だか、良い職場環境のところを探しているのかしらん?と思ってしまうこともある。介護士は引く手あまた。

何とも皮肉な、スポーツの日、とかいう日が一日中冷たい雨で。我慢しきれなくて温風器を付けてしまった。エアコンの暖房は好きではないので、真冬でも出来るだけ入れたくない。ともあれ、嫌な日です。体調は昨日と同じく最低ラインをうろうろしている感じで。いつになったら、このモヤモヤ状態から抜けられるのだろう。
といっても、一年前は病院のベッドの上だったので、それを考えればまだ幸せ。入院直後から一週間続いた絶飲絶食という特異体験が、やっと解けた頃だったかも。体を貫いていた管がとれて、やっと飲めたひと口の水の美味しかったこと。一日二日の絶食は経験したことがあっても、意識のはっきりした状態で1週間の絶飲絶食なる経験は滅多に出来ないこと。

ちょっと綺麗な蜻蛉さん。

最近、窓の外を蜻蛉がよく横切っていく。明日、雨が止んだらまた蜻蛉が来てくれるかな?無論、こんな綺麗な蜻蛉の来る訳はない。

スポーツの日とふ細かき雨ひと日  KUMI
コメント (3)
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