天気 雨のち曇
写真は、今頃の昭和記念公園の池。開園直後に行ったのだと思う。今頃の写真だから、まだ水鳥は渡ってきていないようだ。水面がここまで平らなことは珍しい。
ウクライナの戦いの話が遠のいたと思ったら、今はイスラエルとパレスチナ・ガザ地区のとんでもない戦闘の話ばかり。繰り返すこの地の諍いは不気味だ。
どちらの味方をするのやら、国の立場によって異質な意見になる。とにかく全世界のキリスト教の国(人)とイスラムの国(人)とが対立することになって、欧米では大変な騒ぎ、ウクライナ問題は薄れていくのだろう・・と思った。
日本は、この対立にはいつもすっきりした考えが出せないままだ。
国がそうなら、私もそう思うばかり。どちらが正しいか、って、紀元前の歴史まで辿って考えよう、なんて思わないし・・
大人になってから、ハリウッド映画が大好きで、映画館に通い詰めた。そんな時、「栄光への脱出」というイスラエル建国を題材にした映画を観て、大感激。領土を持たない民族が国を持つことの喜び・・日本は戦争に負けても領土があって良かった、と、その時は思ったものだ。
イスラム教は何だか解んない宗教だし、中東戦争はイスラム過激派という悪人の起こすもの。という図式を信じていた・・というか、あまり詳しく知ろうとも思わなかった。が、50代になってからのある日、暇潰しに寄った図書館の新刊コーナーに正しい本の題名は忘れたが「パレスチナ人の悲劇・・」みたいな本が並んでいた。借りたい本はもう手にしたあとで、読んでみようかな、と思ってしまった。著者は日本人だったと思う。ドキュメント風に書かれていて、ユダヤ人がどのようにしてパレスチナ人の土地へ踏み込んできたか、そこの住民の立場で詳細に書いていた。
びっくり仰天・・ま、私が無知だったのだが・・パレスチナ人の側から見れば、ユダヤ人は土地を略奪したのだ。国連が決めた、って何?
う~ん、と単細胞な私は考えてしまい、それから幾冊か関係する本を読み、少しだけイスラエルとパレスチナの関係が解った。でも困った。解ってしまうと、今回の衝突もガザのイスラム過激派のテロは絶対に許せないけれど、過去にパレスチナ人をさんざん虐めてきたイスラエルという国も正しいとは言えない。ということで・・私も日本政府みたいにどっちつかず、なのでニュースを観ていてもかえってイライラしてばかり。ウクライナの時は一方的に某大統領を悪者に出来たけれど。
免疫力下がる一方かもしれない。コロナ感染後遺症は長引くと、ヘルペスのウィルスを活性化させるのだそうだ。ショックなニュースだった。アメリカでの実験結果だそうだから信用できる。確かに、口唇ヘルペスがだんだん回復していた時期にコロナ感染した。と思ったら回復する筈のヘルペスの症状が次第にひどくなっていった。
もう、何を信じればいいのか・・私の命って、そんなに大事?簡単に命の消えていく映像を見ていると、時々自分の命のための「お世話」が面倒になる。
秩父の六地蔵様。どこの札所寺だっけ?
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水澄んで空より青き湖の色 KUMI