KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

冬至の空

2020年12月21日 | 俳句
天気 晴

冬至だからといって、空の色が違う訳ではないけれど今日も真っ青な空になった。昨日のような空っ風の吹かない分、日差しは暖かく感じた。でも忙しく日が暮れてしまう。
午後、美容院へ行ったついでに、公園まで行ってみようと思ったが時間がなくて途中で諦めた。その、途中にある透明なビル、前にはこんな国の機関のプレートがある。



この透明なビルの隣に普通の建物があり、隣に研修所の宿泊棟もある。全国から研修に集まるのだろうが・・実は、建ってから十数年、散歩で何十回、いや何百回と通ったけれど、人影を見たことがない。テニスコートがあって、そこは休日などプレーする人を見る。でも、宿泊棟に人が居るとか、「研究所」と称する建物に職員が出入りするとか、見かけない。
ネットで知らべると、今話題の国のAI化に関する研究などしているようだが、その成果は何かあったのだろうか?もったいないような建物。本部は霞ヶ関にあって、ここは研修機能だけ?

研究所について、ネットにはこんなことが書いてあった。
>AIネットワーク化に関し、AIの開発原則・指針の策定に向けた検討を行うとともに、AIネットワーク化が社会・経済の各分野にもたらす具体的な影響とリスクの評価を行う等、社会全体におけるAIネットワーク化の推進に向けた社会的・経済的・倫理的・法的課題を総合的に検討することを目的として開催する研究会です<


東日本大震災のときなど、福島の被災者や原発避難者を東京都は随分と公営住宅などに受け入れた。私は、すぐにこの宿舎が頭に浮かび、国の他の空いている宿舎と同じように避難者が来るかと思ったが、何事もなかった。
不思議な建物。今日も月曜日なのに、人の居る気配なし。

美容院、前回行ったときは開けっ放しだったので今日も寒いだろう、と覚悟して行った。え?あまり換気をしていない。何だか見慣れない器械を入れてあったのでそれで換気出来ている?あまり深く考えるのはやめて、美容師とはお喋りしないで済ますことにした。

眼の乾くたびに点眼して冬至  KUMI
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空っ風の空

2020年12月20日 | 俳句
天気 晴 

久々の電車一駅、隣の駅前からの写真。
ようやく念願の整体治療へ行くことが出来た。寒い寒い・・まさに空っ風が駅前を駆け抜けていて、この冬初めてのダウンコートを着て出て正解だった。たいして歩かないのでいつものダウンジャケットでいいかな、と思ったのだ。また、山の方には大雪が来ているのだろう。
駅前から見た空が、異常なくらいに青かった。毎日、朝は−3℃くらいが続いている。

歳末なのだから当たり前ではあるけれど、駅のコンコースも、その両側のショッピングエリアも、人の多いこと。ヨーロッパのどこかの国では大都市がロックダウンになっているという。東京は呑気と言えば呑気に、クリスマス前の買い物を楽しんでいる(ように見える、と、ロックダウンの街の人は思うだろう)。
若い人が、圧倒的に多い。一日平均600人を越える感染者の30%が20代、というから、若い人に近づくのが怖くなってしまった。すれ違うだけなら問題はないけれど、買い物は・・
と、諦めて帰宅した。明日、近所のスーパーの人の少ない時刻に行けばいい・・のだが、やっぱりユニクロと無印へ行きたかった~~身に付けるものは、目で見ないと買えない性分は治らない。コロナめ!!
この感染拡大状況は、若者が行動自粛をしない限り延々と続くらしい。家でじっとしていなさい、とはいかないから、仕方ないのかも。

短日の長き影行く交差点  KUMI
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クリスマス会に参加

2020年12月19日 | 俳句
天気 晴のち曇がち

写真は、職員が手作りしたクリスマスのタペストリー風。今日はクリスマス会だった。何だか、保育園か幼稚園みたい。

朝から目まいがひどくて、でも血圧正常・発熱なし。先週、風邪気味で熱っぽくなって整体治療を休んだ。とにかく、この数日は頚椎が痛いというよりも重たくなり、そのせいかもしれない。明日に予約している。
仕方なく籠ることにした。もっとも、殆どの人たちは毎日建物の外へ出ない。始終出かけるのは私も含めて数人かも・・と、やはり自由に外へ出ている近くの部屋の方の話。出かける、と言ったって通院のほかは買い物を口実にその辺を歩くだけ。家の処分が終わったので、「家のことで・・」という口実が使えなくなった。でも、東京の感染者が急増してきたので、出られない人の手前「ちょっとお散歩」とは言えない。本当は買い物よりも、人の来ない道を歩く方が安全なのに。
「閉所恐怖症気味」なので、口実つけて外へ出ないと、運動不足と精神不安定で病気になるか認知症になるか・・これ、本気で思っています。コロナめ!!

午後の1時間半ほど、全員が集まって(といっても出られない人や出ない人が10人ほど)職員がクリスマス会をしてくれた。歌とビンゴ大会だけのささやかなもの。ビンゴだけでも楽しもうと思ったのに、籤運はこんな所でも悪いもので。50人ほどの参加者に30人分用意していたという賞品が、貰えなかった。



カラオケは月2回くらい日曜日に楽しんでいるようで、私は出ないが聞こえる歌声で達人の居るのは知っていた。その一人は100歳に手の届く方。とにかくお元気。やはり、声のしっかりしていて歌の好きな人は元気なのだ。(私はダメ)

室内の楽しそうな写真も撮れたが、プライバシーを考えて掲載はやめた。
さて、「最後はみんなで歌ってこの会を締めくくりましょう」
と、職員がカラオケで「赤鼻のトナカイ」を流した。無論、歌詞は画面に流れるのだが、会の最初に皆で歌った「聖しこの夜」とは違い、歌うのは職員ばかり。入所者は、歌自慢の人たちすら殆ど歌わない。知らないのですよ~~
曲は聞いたことがあっても、私も歌詞は覚えていない。ということは、私よりも年長の、ましてや90代の方たちはこの歌に馴染みがないのだ。「ジングルベルジングルベル鈴が鳴る♪」の方が、馴染みがあるかもしれない。
来年のこともあるから、職員にそっと言っておいた方がいいかしらん?と思いつつ、自分が来年居るかどうかわからないのでやめておいた。

目まいは、気圧の低下のせいだった。夕方には大分良くなった。気象病アプリ「頭痛~る」は本当によく当たる。

卒寿なる翁の歌ふクリスマス  KUMI
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運に任せる

2020年12月18日 | 俳句
天気 晴

少しは暖かい日差しなので、時間があれば歩きたい、と思ったのに・・なぜか時間がない。お風呂を9時から入ることにしたので(昼間の9時~17時しか入浴出来ない)、終わったら身づくろいして徒歩3分の銀行へ。帰ったらもう昼食。
銀行の帰りに買い物する時間がなかったので、食後に慌ててスーパーへ。午後1時過ぎたら内科医の往診がある。写真は、銀行への途中の店の前。半世紀も続いている焼鳥屋、今を乗り切って欲しい。

食事時間は動かせないから、何事もそれに合わせねばならない、というのがちょっと面倒ではある。作ってもらえるのだから贅沢なグチと思いつつ。
内科医の訪問診療は有難いけれど、ドクターはなるべく患者に近づかないようにしているのがよく解る。ま、町のドクターも病院のドクターも、マスクしていても患者との距離は1m以上。入居者はマスクをしていないので、感染させないよう余計慎重になっているようだ。
老人や障害者の施設ではクラスターがたくさん起きている。
職員や出入りのリハビリ関係者や医療関係者の誰か一人がもし無症状感染者だったら、クラスターはいつ起きてもおかしくない、と思うようになった。私は介護を受けていないので密着することはないが、色々介助を受けていたら、即感染する。なるべく、職員とは長く近い距離に居ないようにしてはいるが・・なぜ入所者はマスクをしないか・・答は簡単。認知症の人たちにどうそれを徹底させる?彼ら・彼女らの殆どは多分、世間のこのコロナ騒動のことなぞ意識していないだろう。時々、それが羨ましくなる。
もう、こうなったらどこに住もうが、どこに行こうが、感染するかしないかは運が良いか悪いかでしかない。

夕方から、伊豆諸島で地震が多発している。最近は茨城方面の地震が、こちらに伝わることもある。昨日も少し揺れたっけ・・
とにかく、富士山には影響しないことを祈るのみ。

葉牡丹の紅白路地の焼鳥屋  KUMI
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強霜の暁

2020年12月17日 | 俳句
天気 晴

今朝も冷え込んで、霜で家々の屋根も草も真っ白になっていた。写真は、日の出前の空。ここから、日の出の方角は見えない。もっとも、今は東の方角は高層マンションが建ち並び、住んでいた家からも見えなかった。

雪が降り過ぎて、関越道では立ち往生の車が一千台も?一晩を明かしたようだ。まだ動けないらしい。数年前まで随分利用した道、南魚沼は一晩で1mなんて珍しくもないけれど、この時期とは早すぎる。

何だか時間が早く過ぎる日だった。洗濯をして、終わったら近所のクリーニング屋に秋のジャケットなどをとりに行き、帰るともう昼食。それから年金の住所変更の電話をしたり・・やっと繋がった電話で、手帳NOやら住所やら聞いた上で、書類は不要、住民基本台帳で確認します、と言われたけれど、ならば電話も不要にならなくちゃ。全国網羅の住基台帳ではないの?
やっぱり日本は遅れております。

ホームの中も、クリスマスムードを出そう、と職員が色々工夫している。エレベーターに乗ったら、正面の鏡の上にサンタさんが。


大きな鏡は、車椅子が乗るときの安全確認用でもある。私の腕が写ってしまった。
食堂も、あれこれと工夫されてクリスマスらしくなっているが・・私は、仏教徒だからと普段からクリスマスを祝ったりデコレーションをしたり、という習慣がなかったのでちょっと居心地が微妙。

クリスマスの頃には東京のコロナ感染者が1000人を越えそうな勢いになってきた。隣の神奈川も毎日のように異常に増えてきている。日本人が、コロナに敏感な人とそうでない人に二分されていく気がする。もう気にしていたらやってられない、自分には関係ないから・・という人が増えている一方で、ひっそりと暮らす高齢者は、日蔭に居るまま終わるしかないようだ。オリンピック開催への不安は、都知事の口からは一切ない。

高々と鴉の遊ぶ空つ風 KUMI
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