KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

増塩食に苦労します

2021年12月17日 | 料理
天気 一時晴

写真は、15年前の今頃のもの。首がさほど痛くなかった頃のことで、見上げた空を撮っているのが羨ましい。

さて昨日、病院で処方された副作用に対処するための薬の処方箋を持って、近くの薬局へ。発熱時のカロナールと口内炎の塗布薬と。
そして、ナトリウム増を目指さねばならないので、スーパーで梅干しを買おうとしたら・・ない。本物の梅干しが売っていないのだ。びっくりした。20種類はあったと思う梅干しの棚の製品、「高級」なんて称していてもみな5~7%の減塩で、減塩しているからには腐敗しないような加工をしている訳で。3年前まで、私は自分で漬けていたので解る。塩分を10%以下にしたら梅干しは成立しない。要するに、昔ながらの酸っぱくて塩辛い梅干しはもう売れないので、塩分少なくして別の味付けをして妙に甘かったり、腐敗を防ぐ蜂蜜漬けにしたり、食べやすく鰹節をまぶしたり・・それを否定はしないけれど、本物が大手スーパーに売っていない、というのがショックだった。

スーパーの中で少し時間調整、10時半に開く駅のコンコースの地元野菜中心に売る店の開店を待った。そこにも確か南高梅の梅干しが売っていた。加工品は無添加のものが殆どなので、梅干しも多分・・
はい、ありました。良かった、良かった。

完全無添加、塩と南高梅だけの、私が漬けていたものと同じだ。

ところが・・増塩食に、と食べたくても、口内炎がひどくて酸っぱいものは食べられない。少しでも塩味のするものも、口内炎を避け舌の左の奥へ押し込む。マヨネーズすらダメなので、ポン酢もダメ、梅干しが食べられるようになるのはいつのことだろう。トホホ・・。
一食1gの塩分量、というインスタントお吸い物を買ってきて食後に飲んでみた。無添加の、蛤味というもの。う~ん、あまり美味しくなかったが塩分を摂った、という気分にはなれた。

写真のスロトーは、口内炎の出来ている所を避けて飲むためのもの。今朝からは、味噌汁を飲むため食堂へも持参している。あ~情けなや。明日は、少しは塗布薬が効いてくれるかしらん?
口内炎がなかったら、増塩食を楽しめるのに。

訃報ひとつ朗報ひとつ冬の雨  KUMI
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ああ、採血悲話

2021年12月16日 | 俳句
天気 晴

写真は、先日と同じファイルにあったマユミの実。写真が劣化した?紅い実のバックが枯れ色になっていて、何だか面白い、と気に入った。このマユミの実は私の大好きな木で、公園の片隅にあり大分育ってきた、と思ったら台風で倒れ、それっきりになってしまった。

昨日・今日と、点滴の副作用らしき発熱と口内炎と珍しい下痢症状でうんざり。口内炎は入院中にも出来て、たいしたことなく回復したので油断した。
ともあれ、今日が通院日で、血液検査とレントゲンで治療の効果を見ることになっている。今日の外来は休めない。微熱は下がらず、息苦しさは続くし・・体調回復しないので一人で行くのも不安、昨夜のうちに沿線の後輩に付き添いを頼んだ。スミマセン、一人暮らしの気軽さを利用してしまって。終わると夕方になってしまうのでそうそう人さまに急に頼むのは憚られる。

午後、早めに行き検査してその結果を待って3時半からが主治医の診察・・という忙しさ。早く血液検査を終えないとその結果次第で主治医の診察も遅れる。でも、急ぐ時に限ってわがか細い血管はいうことを聞いてくれない。寒い中を来たせいもあり、あちこち場所を替えても(いつものことながら、痛いです、4回くらい刺しては抜き・・・)なかなか成功しない。
そして初めての体験、腕をお湯入りの湯たんぽで温めること5分。これで完全に診察時間が遅れる。今夜の夕食はお刺身なので、なるべく美味しいうちに食べたい・・なんて、どーでも良いことを考えたりして。

結果、診察室前の中待合室は無人になっていて、廊下の寒いこと。


検査結果は、又もやナトリウム(塩分)不足。はい、明日、病院で出された塩分補充用梅干し買ってきます。でも今は、口内炎が酷くて、梅干しどころか味噌汁もなかなか飲めない。口内炎の塗布薬も処方してくれた。そうか、今夜のお刺身も食べるのに苦労しそう・・
それは別にして、薬の効果なのか、肺の状態は悪化していなかったのでひと安心だった。口内炎くらいは我慢しよう。

今日は俳句どころではなかったので・・昨日のネット句会に出した駄句。

山茶花のはらりひとひら眠き昼  KUMI

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寒波来る

2021年12月14日 | 俳句
天気 時々雨(みぞれ)

写真には関係ないけれど・・
 朝のうち、少し霙っぽい雨が降ったものの、寒い割にはそれ以上は降らなかった。今年初めての寒波で北国はいよいよ本格的な冬に入るようだ。

ネット句会の今月のお題に「枯」というのがあったので、何か参考になる写真はあるかなあ、と古い写真ファイルを開いてみた。写真は、14年前の12月12日の吟行で行った、座間市の星谷寺の大銀杏。当時のカメラも小さなコンデジだが、写真も古くなるとパソコンでも劣化する?

坂東三十三観音の札所寺になっていて、境内は広い訳でもないが、定例句会を開く谷戸山公園へ行く途中なので時々寄った。黄落期には欠かさなかった。
境内に大木の銀杏が2本ある。街なかの銀杏なら育ち過ぎると邪魔なので枝をととのえたりするが、ここは伸び放題のように思えた。とにかく、11月の末から見ごろが始まって、散り尽くす12月半ばまで、境内は黄色く埋まる。誰も居ない境内で、一人で心ゆくまで金色の銀杏を楽しんだものだ。

銀杏の木は、一幹が一晩ですべて散り尽くす、と聞いたことがある。それが事実かも・・と思ったのもこの境内だった。1本はすっかり散り尽くしていた。


昨夜は、少し熱が出て(37.5℃)これ以上高くなったらどーしよう、と思ったら、そこで止まったようだ。今日も、夕方になると何となく微熱っぽくなる。風邪の症状があまりないので、これも副作用?よく解らない。高熱が出たら病院へ連絡を、と言われているので、怖いので今日もおとなしく家籠り。買い物は、結局、お籠り状態のときのようにネットスーパーへ頼んだ。久々に頼んだら、昼前の注文で配達が当日の夕方の便に間に合う。やはり、当時の配達殺到状況は随分解消されたのだ。
このコロナの感染の収まった平和な状況は、いつまで続くのだろう?

一夜にて裸木となり大銀杏  KUMI
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日がな富士山、眺めて

2021年12月13日 | 俳句
天気 晴

今朝の富士山は真冬の完璧な装いで。写真には邪魔な、手前のケーブルやら電柱やらを目線に入れずに見る分には、やはり富士山はいいねえ・・と思わせる。少し早い寒波襲来もあって、空は綺麗でも体調は・・気温の入れ替わる時季にはとても弱い。少し無理してでも昨日は外へ出る気分になれたのに、今日は全く元気が出なかった。
本当は、スーパーへ買い物に行きたかったし、歯科の通院も考えたかったが・・何だか熱が出そうでもありすべて中止。まだ、薬の副作用の経過観察中なのだ。
眠気を払うためにラウンジの窓辺でこの富士山を飽きもせずに眺めて。いつもは部屋から出てくる認知症の仲良し二人組も出てこないし、本当に一人で気兼ねなしの日向ぼっこ。日差しの入らない部屋に住む私には太陽の恩恵はここでしかうけられない。

入居して一年以上を経過、一年前に仏花に買った花の添え物に入っていたアイビーを空き瓶に入れておいた。そして時々水を替えるだけで、緑の若い色の部分が一年で育った葉っぱ。部屋で唯一の生きたモノだ。


場所がないのでいつも、主宰の色紙の額の前に置いている。額は壁に掛けられないのでパソコンデスクの上。毎日、主宰の俳句とアイビーを眺めながらキイボードを打っている。
一年でアイビーの育った丈はほんの少し。倍くらいになるかと思ったのに・・。一年は私には長かったけれど、蔦の成長にはほんとに短い時間なのだと知った。
どこまで成長を見ることが出来るやら。

木枯しの吹き荒れる一日、外へ出なかった。半分眠りながら日向ぼっこ。そして、眠気のない時はスマホのメモ帳でネット句会の句を作る。明後日が締切なので何とかしなくちゃ・・。一句でも苦労している毎日なのに、締切があると、駄句でも数を作れるから不思議だ。
でも、目まいに耐えながら、日向ぼっこしながらの居眠りしながらの句ではねえ・・明後日までには何とかなるだろう。

富士の雪日がな眺めて眠くなる  KUMI
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師走の真っただ中だった

2021年12月12日 | 俳句
天気 晴
入院していると寒さは感じても、季節感がなくなる。外の風景に見える武蔵野の名残りの林も、最近は師走になっても散らずに紅葉していたり。
退院して、施設の外の街を歩いて、ようやく師走を実感した。市の施設の裏に万両が。もうすっかり正月を迎える色合いだ。スマホでは綺麗に撮れて見えたのに、どうもパソコンではぼやけている写真。

本屋に寄って、日にちの大きく書かれただけの一ヶ月単位のカレンダーを買った。「いつもと同じ」もの、と思って買ったのに、帰宅してから今年のものと比べたら一回り大きかった。といっても横幅が2㎝くらい大きいだけなので、ま、いいか。遠くからでも見えるし。
宝籤売場の前を通ったので思い出して年末ジャンボを買った。


そういえば、夫は毎年買っていたっけ。夫もいつも10枚しか買わなかったから、簡単に当たる訳がなかった。先日、使わない銀行通帳を解約したら思いがけずに何千円か解約金があった。「残り物には福がある」と言うし、案外当たるかも・・とそのお金で20枚を買った。
今まで夫は全く当たったことがなくて、車で走っていると福祉施設のバスなどに「この車両は宝くじの収益金で買いました」みたいなことが書かれていたりする。この車のタイヤ代金くらいはオレが払ったと思えばいい、と夫は言っていた。悔し紛れの自己満足。
でも、今更1億円も当たったら、私の寿命では使いきれない。・・なんて悩む必要のないことを悩んでみたり。

久々に外へ出たので、いつものカフェで珈琲を飲み、少し休憩。来年になって治療が再開されれば、入院はなくても体調を気遣わねばならないので自由に外出は出来ないだろう。コロナもまた、正月明けには新種が流行するかもと言われるし、今のうちに行きたい店へ行っておきたい。
とはいえ・・今日は寒気のやってくる前の気圧の降下中のせい?どうにも体が動かなず、歩くとひたすら息苦しい。マスク外して一人でカフェで休むのは体力を使うわけでもないし、休んでいれば息も調う。寒さにめげずに頑張ろうか。

銀行の裏なる落葉溜りかな  KUMI
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