KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

冬は来る

2023年10月22日 | 俳句
天気 晴

コンビニ払いの請求書があるので、リハビリのつもりで外へ出てみた。フラフラながらも何とか歩くことは出来る。駅前の公営住宅の垣になっている山茶花、遠くから見ると、一か所だけ白いものがひっかかって見える。近づいたら花が二輪だけ咲いていた。猛暑に狂ったような日々が続いて、冬は来ないのかと思ったが、冬の花が咲くのなら冬は来るのだろう。(山茶花は初冬の季語)
ねこじゃらし(エノコログサ)はまだまだ元気なようだ。

コンビニへは通販の支払い。以前はカード払いにしていたので今回もそのままカードで、と思ったら手続きが出来ない。出来ない筈で、カードの有効期限が今月半ばで切れていた。新しいカードはもう届いているけれど、手続きのやり直しも面倒、もう暑くないならコンビニなんてすぐ近いし、どうせ何か買いたいものもあるし・・といつものコンビニにしたのだが・・それが遠かった。息が上がって歩くのが面倒になってくる。やっぱりコロナの後遺症が続いているのか、心不全が急に進んだのか。8月の検査では心臓の症状は落ち着いている、と言われたばかりだ。

来週は通院日に、いつもの検査に加えてCT検査をすることになっている。脳のCTも。脳転移の心配は今のところないと思う、とドクターは言ったけれど検査しなくては解らぬこと。最近は、原因もなく頭痛のすることがある。
・・などと、心配してみたり。私の肺がんとは全く違う型ではあるけれど、夫は脳転移してからの進行がとても早かった。ただ、心臓が丈夫なので点滴だけで1ヶ月以上ももってしまった。私は心不全だからそうそう長持ちはしない筈・・
あれこれ考えても仕方ない。まだ検査も受けていないのだから、検査結果を待つべし。

人間に個性花梨にゆがみあり  KUMI

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冬仕度

2023年10月21日 | 俳句
天気 晴25℃

写真は公園のかりんの実。今年はどうなったろう?
明日は急激に気温が下がって、関東も北部の1000m以上の標高では雪になるかも、という。まさかこのまま冬へ突入、ということはないいだろうが、雪の便りを聞くと雪国でなくても忙しない。都心とは違い、朝晩はとても冷える。
真冬のダウンコートまではまだ用意しなくてもいいだろうが、セーターや薄手のコートはすぐに着られるよう、用意した。何しろ、私の部屋は何故か他の部屋よりも収納の部分が三分の一くらいしかないので、不要な衣類はスーツケースへ入れておく。この収納棚の狭さは入居の時に全く気付かなかった。部屋ごとに間取りがビミョウに違っていて、でも、コロナ禍での入居交渉では、空いている部屋に決めるほかはなかった。全体で見るとどこかが広くなっているようだ。
2人分の短期海外旅行に使用していたスーツケース、夫でなければとても持ち上げられない。開閉だけでも今の私には重労働で、開閉は介護士に頼もうと思っていたが・・昨日の昼勤務の介護士は春に入った、あまり親しくない男性なのでやめた。(助けてくれると思うけれど、業務外のことなのです)どうしても無理だったら頼もう・・と体重で蓋を閉じたら・・あら、簡単に閉まったわ。そうか、夏物の方が量は少なくなるので、蓋がなかなか閉まらぬ、という騒ぎも起きにくいのだ。
入居のときに運びこんで、以後まったく着なかったものを何着か捨てた。ほぼ新品のものもあったけれど、3年着ないものはもう着る訳がない。いつか、とか、そのうち、とかいう言葉は病気だらけの高齢者には不要。誰かに譲ったら?って、私よりも痩せた人を探すのが大変。

冬仕度に、と思って買った小型の電気マットが届いた。45㎝×90㎝、コンセントの都合で北の窓のそばに置いているパソコンデスクには一番有難い。

無論、テレビを見るときのソファでも、ベッド脇でも使える。
今までは電気毛布を愛用していたが、足元さえ暖かければ済む程度の寒さなら、布よりもおこの方が面倒はない。エアコンは乾燥がひどいので温風器を使っていたが、やはり乾燥して、加湿器を使っていても去年はドライアイに悩まされた。廊下は館内暖房を一日中欠かせないのだから、乾燥は仕方ないようだ。それでも、直接眼に風を当ずに済む時間はなるべく長くしたい。

今、パソコンデスクの前で試運転。なかなか快適に心地よい暖かさ。とにかく冷えて足の冷たくなるのが悩みなので、これは良いかもしれない。・・又冬を迎えるとは思っていなかった冬仕度のひとつ。

椋鳥の群れて塒へ戻るころ  KUMI
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熊、出没頻繁

2023年10月19日 | 俳句
天気 晴 27℃

この柿は散歩道だった中学校裏の畑にあって、渋柿のようで、熟したら鴉の群がる木だった。このあたりは柿が名産品。柿は熊の好物らしい。でも、東京都内にも熊はかなりの数が棲息しているが、ここまでは来ない。奥多摩にはツキノワグマが棲んでいて、何年か前、散歩に出た男性が熊と格闘することになった、というニュースが。熊は出なくても、イノシシはこの辺まで来ることがあって、数年前、JRの電車と追突して電車を止めてしまった。

熊の出没が止まらない。これも、今年の異常気象のせいなのだろう。山裾の方の集落に来るのならまだ理解できる。そうではなく、秋田では「市内の市街地」に熊がやってくるという。怖いこと。富山では、民家の庭へ入り込んで高齢女性が命を落とした。この季節、柿が目当てなのだろう。私も柿は大好きだけれど、熊も好物なのだそうだ。渋柿は食べない、とニュースでの話。
高校時代の美術の教師が、北海道の山中で熊に遭遇した自慢話を聴いた。学校の中でも結構有名な話になっていたようだ。熊に襲われず生還した教師・・
死んだふりをしていたら、クンクンと嗅いだだけで去った、という。当時はその話を信じたけれど、先生、嘘を生徒に教えてはいけません。死んだふり、は熊さんのご馳走になる。と、今の高校生なら知っているだろう。

今頃の岡本太郎美術館の屋上。吟行句会で良く行った川崎市の生田緑地。


今日は晴天続きの穏やかな日の最後らしい。午前は用があったので、午後にでも少し歩きに出ようと思ったら、又もやフラつきが酷くなったのでやめた。天気予報を見たら、明日は低気圧が来るのだそうだ。
通販で、足用の小さな電気カーペットを買った。電気毛布のような膝掛を去年買って、重宝しているけれど、足元を温めていては立つときなど絡みついて危ない。室内転倒はしない、などと豪語するのはもう止めた。90歳のお友達、転倒で圧迫骨折して、結局車椅子生活になり退院してきた。元々腰を痛めており歩行器に縋って歩いていたので、室内を掴まり歩き以上には機能回復しないようだ。「死ぬまで車椅子にはなりたくない」とよく話していたけれど・・
私は頑張る。

柿喰ふて熊は山へと戻るらし  KUMI
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しっかりと秋です

2023年10月18日 | 俳句
天気 晴 24℃

秋晴れ三日目、毎日、私の好きそうな天候なのに出かけられぬままだった。
一昨日のワクチンの副作用は、やはり腕がかなり痛くなり、昨日起きたら肘から上へ上がらなくなっていた。パソコンは無理・・おまけに当日の夜中には熱も少し出て、カロナール飲んで眠った。昨日から熱は落ち着いた。腕の痛みも、今日はあまり感じない。
ということで、今日は久々の買い物。といってもすぐ近所まででしかないが、フラフラなので、散歩はやめてリハビリ程度。すぐ近くの市民ホール裏のコムラサキ、ちょうど見事に色づいていた。

線路脇の朝顔と同じ花が、一茎だけ生えていたが、まだ花を咲かせていた。
線路からは離れているのに同じ花、というのが不思議。朝顔の実は大きいから飛んでくる筈はないのに?? 少し離れた所には同じ大きさの白い花も咲くので、別ルートなのだろう。

外を歩くのは10日ぶりくらいだろうか。歩けるけれど、やっと歩いている・・という感覚。2週間前に友人宅へ行こうと思っていて諦めたときよりは回復しているものの、息切れは、感染の後遺症がプラスされている気がする。
今は、それよりも口唇ヘルペスの方がとんでもなく不快な症状になっている。来週、内科医の訪問診療と病院の通院があるので、何とか解決策をドクターに訊いてみよう・・ということになってはいるけれど。
コロナに感染する、って、ほんと、大変なことなのだと解った。ヘルペスが治りきらないうちにコロナに感染したのでコロナは退治出来ても、ヘルペス菌の方は元気になるらしい。後遺症の一つのようなものかもしれない。
口の周りに患部が拡がって、マスクなしでは、館内も歩けないくらいミットモナイ顔になってしまった。ミットモナイのはどうにでも我慢出来るが、唇が痛くて唯一の楽しみの食事にも支障が・・。泣きっ面に蜂、とはこのこと?

つやつやと朝日を弾く実むらさき  KUMI
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コロナワクチン7回目

2023年10月16日 | 俳句
天気 晴25℃

途中から活字がおかしくなっています。なぜかは不明、お許しを。いつもの方法での修正では戻りません。

ダリアの花はあまり好きではなかったが、先日、テレビでダリアの花の品種改良のことなど映像で見たら、薔薇のように花には凄い数の種類のあることを知った。私には懐かしいような花でしかなく、公園では素通りすることの多かった花、今さら無念がっても仕方ない。
今朝の晴れ渡った空、富士山も丹沢山塊もすっきり。このあと、富士山から雲が湧いてきてしまった。

忙しい日になった。天気が安定したおかげで体調も少し回復、朝一番でシャワーを浴びようとしたら主任格の看護師が来た。8時半、勤務時間は9時からだからそんなに早く来ることはない。
「今日の午前中にワクチン打ちます」あ、そうだった。今週か来週か確定していなかったが、確認しなかった私が悪い。ともかくシャワー浴びて、身支度をして・・。今までの6回のうち4回は市役所の会場へ行った。1回はモデルナ。打つ人が少ないので使ってくれ、という市役所の話で急遽、施設で臨時の接種。あと1回はが早めの日程になっていて市役所と変わらなかったのでホームにした。ワクチンはもう、不足することもないらしく、あとは接種の設定をすればいつでも出来たらしい。
今までのように職員も一緒で3回に分けて行う、という方式ではなく、今日は入所者だけ、希望する対象者を一気に全員・・数えたら、50人以上だった。接種の確認と、ドクターの事前の本人の体調確認があるので、4列に名簿の通りに椅子(車椅子も)に座って並んで・・壮観?ですよ、ジジババ・・いや、殆どがババで中にたまにジジの混じる列は。
すぐに始まるかと思ったら、ドクターの乗る車が渋滞に巻き込まれて15分くらい遅れる、という。車で30分ちょっとの距離だろうか。

食事の時も同じだが、待たされると必ず「トイレに行く」という人が出て来る。部屋を出るときに済ませている筈なのに、なぜか行きたくなるらしい。一人行くとまた、一人、続く。「さっき済ませたわよ」と言われても、本人は覚えていないのだからトイレへ連れていくほかはない。そう言う人は皆、自力歩行が難しくて認知症なのだ。無論、トイレに行かなくても大丈夫なように「装備」は十分なのに。
「我慢出来るなら我慢して。先生がもう着く頃だし」と言っても、数分経つと自分で立ち上がる・・部屋と違って掴る棒はないから、近くの人が止めに入り・・もう、小学生より大変です。明日は我が身かな、と思うと哀しくなる。

到着したドクター、順番に接種前の体調確認。ま、これはどこで接種しても書類に残すので聞かれること。
「今まで、このワクチンを打って体調の悪くなったことはありますか」「いいえ」認知症の人の答えは全てこのひと言。
「今、体調の悪いところはありますか」「いいえ」これも答えはひと言。
ま、事前に看護師が体温・血圧など測定済で体調確認はしているので、形式でしかないけれど。皆、ワクチンを打ったことなど覚えていないし、まして体調のことなど・・。初めてのワクチンで私は腕が腫れてちょっと大変だった。で、このホームで打った人に翌日聴いてみた。
「昨日の注射の跡、腫れませんでした?」と訊いたら「え?注射って?私、やってないわよ」と不思議そうな顔で言われてしまった。もっとも、90歳過ぎの人は殆ど副作用は出ないので問題は少ないのだそうだ。

さて、夕方になって、私は頭痛がしてきた。今夜、発熱しないことを祈る。
ところで、ワクチンはあと何回打つことになるのだろう?をれより、インフルエンザの方を早くして欲しいけれど。

今日はネット句会の日だった。題は「鳥渡る」「柘榴(ざくろ)」
難しいです。

酸いか甘いか供物に柘榴鬼子母神  KUMI

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