ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

新潟県五泉市、切畑観音堂と乳銀杏です!!

2016-06-15 08:19:34 | 巨樹・大木
切畑観音堂は、五泉市役所の東南東約5kmのところ

菅名岳の北西裾にあります、牧の衛守杉から村松を抜けて

国道290号線を北東にすすむと、JR磐越西線を陸橋で超える手前を東へ入ります

案内板に従って、大きな工場敷地を回り込むように進むと

この案内板の前の道路脇に車を置かせていただきました

切畑観音堂です

詩の額が掛かっています


乳銀杏です

新潟県文化財 切畑の乳銀杏の標柱です

乳が見られます

説明版が有ります
    新潟県指定天然記念物
      切畑の乳銀杏(きりはたのちちいちょう)
        樹   種   イチョウ―――チチイチョウ―――(いちょう科)
        所 在 地   五泉市大字切畑字前田
        指定年月日   1958年(昭和33)年3月5日
       菅名岳の山ろく、切畑の集落にある観音堂の斜め前に周囲の老木を圧倒しているイチョウの
      巨木があります。これが県指定天然記念物「切畑の乳銀杏」です。
       幹の周りから数十本の乳柱が垂れ下がっていることから、俗に「乳銀杏」と呼ばれています。
       樹齢1000年を越える巨樹には樹霊が宿るといわれてますが、このイチョウはまさに威厳
      に満ちています。
       樹高は約40m、根本の西側から多くの新しい支幹が生えて束状になっています、この支幹
      を含んだ幹まわりは12mにおよんでいます、枝張りは東9.5m、西15.5m、南13.
      5m、北8mで、県内まれにみる雄イチョウの老大木です。
樹幹部から多くの乳柱が下がっていることから、この木を拝めば、乳が良く出ると伝えられ
      ています、昔から母乳や安産の霊木として、近郷の人々から信仰され、大切に守られています。
       乳柱は大きくなった樹幹のつけ根付近から鍾乳石状に垂れて出るもので、軟らかい細胞に多
      量のデンプンが含まれています。
       乳柱が雄木に多く雌木に少ないのは、雌木は結実によって栄養分を消費するからだと考えら
      れています。
       奈良時代に東大寺の大仏建立に尽力した僧行基が、807(大同2)年北国巡錫のおり、こ
      のイチョウの枝を切り取り、身丈5尺(約1,5m)の十一面観音を彫り安置したとの伝承が
      あります。この観音像は、天保13年(1843)以前に観音堂とともに焼失しました、現在
      の観音堂は、天保13年に再建されたものです、その時、再びこのイチョウの枝を切り取って
      十一面観音像を彫ったといわれています。
       なお、この観音堂は、蒲原三十三観音霊場第3番の札所となっています。
                      2003(平成15)年3月  五泉市教育委員会 





観音堂側から見上げました

では、次へ行きましょう
       


コメント
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