中宿遺跡は、深谷市役所の西北西約4kmのところ
国道17号線道の駅おかべの直ぐ西側にあります
利根川や支流の小山川の氾濫原の一段上に倉庫群がありました
通の駅が直ぐ東側にあります
中宿史跡公園の
駐車場入口です
公園案内版です
倉庫群へ行きましょう
2号たてものは、板倉造倉庫です
こちらが1号建物で、校倉造倉庫です
説明版です
(埼玉県指定史跡)中宿古代倉庫群跡
この倉庫群は、平成3年の発掘調査により発見された16棟の建物跡のうち最も規模の大きい1号建物と
2号建物を復元したものです。実際の遺跡では柱穴や基礎の部分だけが発見されたわけですが、復元作業は
当時の歴史的背景や古代の建築技術を参考にして実施しました。
1号建物は、校倉造りといい、変形六角形断面の木材を積み重ねたもので、四隅を堅固に組み合わせてい
るために、非常に頑丈なつくりとなています。
二号建物は、板倉造りといい、当時一般的に用いられた工法で、柱の間に厚板を落とし込み壁を作り出し
ています。
有名な奈良の東大寺正倉院は、この2つの工法を用いて建てられています。
平成8年3月 岡部町
発掘調査の柱跡が石柱で表されているようです
下の池には、鴨がこの時期たくさんいました
原始蓮の池です
原始蓮は1400年から3000年くらい前のハスの一種とされている。大阪府下に自生していた地バス系
統のもので、稲田清吉氏らが東大阪市善根寺七軒屋に保存していた本種に、植物学者の故大賀一郎博士が原始
的な蓮として、その名前がつけられました、大阪府の天然記念物に指定されている。
原始蓮は日本の文献に初めてハスのことが書かれたのは712年の古事記。「古事記」の赤猪子の悲恋物語
に登場するハスを原始蓮の本種とみる説があります。
この貴重な蓮を、中宿史跡公園に植栽することによって公園の存在感を大きくする。
中宿遺跡は奈良時代を中心とする大規模建物跡・倉庫群跡が発見され正倉と考えられる。古代倉庫群のうち、
最も規模の大きい校倉造りと板倉造りの復元を1996年に完成しました。
これに合わせ公園内の池に原始蓮を植栽したことにより、古代の歴史を想像して現代に再現して太古の彩を
思いをはせる。
深谷市
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