角間のネジリ杉は、十日町市役所の南約16kmの角間地区にあります
清津川右岸の国道353号線から北に入って行きます
道が細くなって、T字路を右へ行くと直ぐです
駐車場がないので、道路の広く成った所に止めました
国道沿いに案内板がありました、ここを入ります
この看板からは歩いて行きます
用水の流れる山道が参道です
県指定天然記念物の標柱です、杉の字が埋まってしまっています
ねじり杉です、確かにねじれています
ねじり杉の由来が有ります
「県指定天然記念物 角間のねじり杉」
ねじり杉の由来
むかしこのあたりの人達が、まだ仏さまの、ありがたさを知らなかった頃のことである。一人の坊さん
がこのをとおりかかった。夏の暑いさかりだったので、へとへとにつかれた上にのどがかわいて仕方
なかった。そこで道ばたの家にはいって「水を一ぱいいただきとうございます」と頼んだが、その家では
ハタを織りながら見向きもせず、「水などないよ」と、相手にもしない。隣の家にいったが同様である。
どこの家からも断られた坊さんは、日が暮れても、ご飯はおろか一ぱいの水さえ飲むことができなかった
。「わたしは、ご飯も水もいらないが、あわれなのはこの村の人達だ。あのようすではいつまでたっても
仏のありがたさを知らずに過ごすだろう」と、涙をこぼし「せめて私が来たことを後の人々に知らせたい
、そうすれば、いつかは仏の教えに帰依するときもあろう」と、いいながら、かたわらの小さな杉をねじ
って、「このまま伸びよ」と、いってどこかへ立ち去ってしまった。小さな杉の木がだんだん大きくなっ
たが、坊さんのいいつけどおり、ねじれたまま伸びていくので、村人もはじめて仏さまの大きな力を知り
、仏さまを信仰するようになったのである。そして、いつとはなしに「あれは、弘法さまのねじり杉だ」
と村人から大亊にされるようになった。
今、ねじり杉の根もとには、何本もの子杉が生えているがみな、親杉と同じようにねじれている。
昭和60年3月29日 指定 十日町市教育委員会
北側から
北西側から
たしかに小杉もねじり杉です
では、次へ行きましょう
清津川右岸の国道353号線から北に入って行きます
道が細くなって、T字路を右へ行くと直ぐです
駐車場がないので、道路の広く成った所に止めました
国道沿いに案内板がありました、ここを入ります
この看板からは歩いて行きます
用水の流れる山道が参道です
県指定天然記念物の標柱です、杉の字が埋まってしまっています
ねじり杉です、確かにねじれています
ねじり杉の由来が有ります
「県指定天然記念物 角間のねじり杉」
ねじり杉の由来
むかしこのあたりの人達が、まだ仏さまの、ありがたさを知らなかった頃のことである。一人の坊さん
がこのをとおりかかった。夏の暑いさかりだったので、へとへとにつかれた上にのどがかわいて仕方
なかった。そこで道ばたの家にはいって「水を一ぱいいただきとうございます」と頼んだが、その家では
ハタを織りながら見向きもせず、「水などないよ」と、相手にもしない。隣の家にいったが同様である。
どこの家からも断られた坊さんは、日が暮れても、ご飯はおろか一ぱいの水さえ飲むことができなかった
。「わたしは、ご飯も水もいらないが、あわれなのはこの村の人達だ。あのようすではいつまでたっても
仏のありがたさを知らずに過ごすだろう」と、涙をこぼし「せめて私が来たことを後の人々に知らせたい
、そうすれば、いつかは仏の教えに帰依するときもあろう」と、いいながら、かたわらの小さな杉をねじ
って、「このまま伸びよ」と、いってどこかへ立ち去ってしまった。小さな杉の木がだんだん大きくなっ
たが、坊さんのいいつけどおり、ねじれたまま伸びていくので、村人もはじめて仏さまの大きな力を知り
、仏さまを信仰するようになったのである。そして、いつとはなしに「あれは、弘法さまのねじり杉だ」
と村人から大亊にされるようになった。
今、ねじり杉の根もとには、何本もの子杉が生えているがみな、親杉と同じようにねじれている。
昭和60年3月29日 指定 十日町市教育委員会
北側から
北西側から
たしかに小杉もねじり杉です
では、次へ行きましょう