ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

富山県氷見市、論田「論田のヒサカキ」です!!

2023-06-04 19:04:00 | 巨樹・大木
 論田地区は、氷見市役所の西北西約8kmのところ

 氷見市役所から県道312号線を北西に出て、すぐの信号を左(西)へ、国道415号線です

 約5.1kmで斜め左へ国道415号線の新道へ回ります、約200mで斜め右へ

 約1.8kmで標識に従って「論田・菅池」方面へ斜め左(北西)へ進みます

 約1.0km論田集落に入って八幡神社を過ぎた交差点で右(北)へ

 道成りに進んで一度下ると論田集落の北側に出ます、坂道を上り返すと

 道路脇の小屋の南側にこんもりとしたヒサカキが見えて来ます

 前の道路脇に車を止めさせて頂きました

 北東側から、なんだか樹の頂部を蔓植物が覆っています

 北側から、根元は多くの幹(枝)に分れています

 北東側から
*ネットの「kyobokugaku.hippy.jp/kyobokugaku/73,hisakaki001.pdf」では
*論田ヒサカキ(姫榊)は、 ツバキ科ヒサカキ属、株周約3.8m、樹高約 4m、旧荒屋家墓所にあるもので、根元で数分岐している。・・・とありますが、墓地は手前道路下にしか見当たりませんでした

*ウィキペディアでは、ヒサカキ(姫榊、柃、学名: Eurya japonica var. japonica)は、モッコク科ヒサカキ属の常緑小高木である。
 新しいAPG体系ではモッコク科(サカキ科)であるが、古い新エングラー体系やクロンキスト体系ではツバキ科 としていた。とある事から上記分類では、旧分類のツバキ科となっています。

*和名のヒサカキは、サカキに比べて小さいことから「姫サカキ」が転訛してヒサカキになったという。 ホソバヒサカキの別名のほか、ビシャコ、ビシャ、ヘンダラ、ササキ、シャシャキなどの地方名がある。中国名は「柃木」だそうです。

 では、次へ行きましょう

 2023年5月4日午前9時5分訪問です
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富山県氷見市、針木「明神社のエドヒガンと大杉根輪切り」です!!

2023-06-04 12:30:00 | 
 針木地区は、氷見市役所の北約8kmのところ

 氷見市役所から県道312号線を北西に出て、すぐの信号を左(西)へ、国道415号線です

 約2.0kmで氷見インター入口を過ぎた大野信号を右(北)へ
 
 約2.3kmを道成りに山を百谷トンネルで越えると県道304号線との余川信号です、真っ直ぐに進みます

 また約2.3kmを道成りに「余川古寺の桜」入口を過ぎて森寺トンネルを越えて森寺信号を左(北西)へ、県道18号線です

 道成りに約3.1km進んで標識に従って斜め左の「上余川」方面へ県道70号線へ入ります

 坂道を上て行きます約700で

 道路右手、南向きに神明社の参道が在りますが、鳥居も何も見えません

 手前の県道道路脇に車を止めさせて頂きました


 参道を進むと大きな幹が見えて来ます

 南東側から、目通り幹囲5.4mの巨木です

 南側から

 鳥居です

 鳥居を潜って西側から見ました

 参道を進みます


 拝殿です

 本殿です

 本殿東側の建物(神明社に大杉之根保存館)に大きな輪切りが祀られています

 見上げる大きな根元の部分を輪切りにして立てています

 説明版です、上方の板には寄贈者名が書かれていますが薄くなっています
   神明社大杉根の由来
 樹齢約500年(推定)は高さ20m、直径3m、周囲萎9m、芯の部分が空洞(径1m)になっていた。
 根はクモの巣状となり5m四方に広がり、今日まで村と共に生きてきた神木であったが、昭和50年に落雷に遭って一部枯れ始めたため、専門家に依頼して手当をしたが再生が困難とわかり、昭和61年11月に伐採。
 神明社境内に大杉(神木)があったことを子孫に伝えるため根を永久に村の守り神として保存することとした。
 根の掘り出し、加工、保存館の建設等の費用の一切を辻元武信氏が寄付したものである。
    平成元年11月


 参道脇にはシャガが咲いていました

 *Googleマップのストリートビュー2021年3月の画像では、スギの倒木で参道が塞がれていました

 では、次へ来ましょう

 2023年5月4日午前8時20分訪問です
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富山県氷見市、余川「余川古寺の桜」(市指定)です!!

2023-06-04 06:31:00 | 
 余川地区は、氷見市役所の北西約5kmのところ

 氷見市役所から県道312号線を北西に出て、すぐの信号を左(西)へ、国道415号線です

 約2.0kmで氷見インター入口を過ぎた大野信号を右(北)へ
 
 約2.3kmを道成りに山をトンネル(百谷隧道)で越えると県道304号線との余川信号です、真っ直ぐに進みます


 約400mで案内板が出ています、この先を右(東)に入ります

 また案内板です、ここを左(北)に入ります

 田圃の先に目的の桜が見えて来ます

 駐車スペースが有ります

 駐車スペースがから見上げました

 太い幹が見えました

 説明版です
   氷見市指定天然記念物
     余川古寺の桜
       昭和50年7月10日指定
 樹種はエドヒガンザクラ、4月上旬、淡紅色の花が開く。
 目通幹囲4.65m。樹高18m。4mくらいのところから枝が三方にわかれている。その枝葉が十数mにわたって広がり、こんもりとした樹冠をなしている。
 この丘陵地帯を「古寺の谷地」と称し、中世の宝篋印塔、五輪塔、板碑などが出土して。かつて、この大樹のそばにも小さな祠があり、大日如来の石仏がまつられていたが、付近の路傍に移されている。
    氷見市教育委員会

 東側から

 北東側から見ました
 
 では、次へ行きましょう

 2023年5月4日午前7時15分訪問です
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富山県氷見市、上余川「八幡社の神木ケヤキ」です!!

2023-06-03 18:30:00 | 巨樹・大木
 上余川地区は、氷見市役所の西北西約6kmのところ石川県羽咋市との境です

 氷見市役所から県道312号線を北西に出て、すぐの信号を左(西)へ、国道415号線です

 約2.0kmで氷見インター入口を過ぎた大野信号を右(北)へ
 
 山をトンネルで超えた余川信号を左(西)へ県道304号線です

 道成りに約5km道路右手に鳥居が見えて来ます

 南向きの参道入口です

 手前右側道路脇の駐車スペースに車を止めさせて頂きました

 村社 八幡社の社號標です

 手水鉢です

 拝殿です

 説明版です
   市の瀬 高戸 八幡社の来歴
 御祭神は、応神天皇・神功皇后・比賣神です。
 往古より上余川六字久保・片倉・市の瀬・高戸・寺尾・縁庄の総社として尊崇淳き社なり。
 この社は、建久2年(1191)2月神託により旧社地野畠から現社地番場に遷座せりと「社号書上帳」(文政11年)に誌す。
 嘉永7年(1854)2月社殿造営あり。同年4月11日六字の各戸に欅の小枝を軒端に飾り、総りて遷座祭を斎行せりと云う。
 その欅今に繁茂し、幹囲り20余尺あり。百姓達「神木」として拝めり。
    平成13年4月11日  宮司 大林均


 拝殿手前右手に目的のケヤキです


 境内西側から

 拝殿前(北西)側から、目通り幹囲5.7mの巨木です

 根元には石塔の様なものが並んでいます

 北側から

 東側から見上げました


 本殿です、本殿へは拝殿裏側から木の橋を渡して祭祀が行われているようです


 
 テンナンショウの仲間の花が咲いています

 では、次へ行きましょう

 2023年5月4日午前7時35分訪問です
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富山県氷見市、余川「円光寺のモチノキ」です!!

2023-06-03 13:31:00 | 巨樹・大木
 余川地区は、氷見市役所の北西約5kmのところ

 氷見市役所から県道312号線を北西に出て、すぐの信号を左(西)へ、国道415号線です

 約2.0kmで氷見インター入口を過ぎた大野信号を右(北)へ
 
 山を百トンネルで超えた余川信号を左(西)へ県道304号線です

 約300mで県道左手に円光寺の参道が北向きに開いています

 明觀山 圓光寺です


 参道入口を入って参道右手に駐車スペースがあります

 参道を進んで右(西)へ曲がって進むと

 参道左てに鐘楼です

 親鸞聖人尊像です

 本堂です

 本堂前で草苅作業に行くところの男性に「モチノキ」について聞いてみましたが、お分かりになられなかったようですので本堂南側から裏手へ回って見ました

 これが目的のモチノキです

 南側から太い幹を見る事が出来ました

 目通り幹囲3.8mの大木です

 東側から見ました




 境内のツツジが咲き始めていました


 コデマリも咲き始めです

 では、次へ行きましょう

 2023年5月4日午前7時55分訪問です
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富山県氷見市、薮田「光福寺の大イチョウ」です!!

2023-06-03 06:31:00 | 巨樹・大木
 薮田地区は、氷見市役所の北東約5kmのところ

 氷見市役所から国道415号線を東へ、すぐの幸町信号を左(北)へ国道160号線です

 道成りに約4.4kmで富山湾沿いに出ます、富山湾を見ました

 約500mで薮田信号の北側の薮田コミュニティーセンター前に車を止めさせて頂きました

 すぐ北側に、富山湾に向かって「九転十起」の銅像が立っています

 説明石板です
  九転十起の像(浅野総一郎翁像)
 この像は事業を起こしては失敗・挫折を繰り返しながらも人生の夢と希望に向かって邁進し、一代で財閥を築き上げセメント王や京浜工業地帯の父と呼ばれている浅野総一郎翁の像です。
 人は、生を受け七転八起の人生を送りますが、事業にはその時節によって良し悪しが必ずめぐってきます。
 そうした中において、いかなる時も努力と勤勉を惜しまずに頑張れば、必ず道が開けることを我々に身をもって教えてくれた浅野翁です。
 翁は、幾多の失敗と挫折を繰り返し、若い頃には何かと面倒を見てもらっていた村の肝いり役山崎善次郎氏しから七転八起で足りなければ九回転んで十回起きれば良いと教えられ、懸命な努力をし成功を掴みました。このことから、本像を「九転十起の像」と命名しました。
 長い人生の歩みの中で、行き詰まったり失敗しても、必ず立ち上がる勇気を持って努力すれば必ず道が開けけるという九転十起の像を心静かに拝見していただき、すべての人々の人生が豊かになるよう願うものです。
   浅野総一郎 座右の銘
      「度胸・努力・勤勉」
   平成20年7月20日 建立
   九転十起の像(浅野総一郎翁像)建立会


 銅像の後ろから光福寺へ向かいます。イチョウの樹冠が見えました

 案内板です

 東向きに参道入口です

 薬師山 光福寺です


 甘藷(サツマイモ)栽培の顕徳碑です

 鐘楼です

 本堂前右手に目的のイチョウです

 本堂です、朝の読経が行われています

 南東側から、幹は低い位置から二股に分れています

 南側から

 南西側(本堂前)から、もしかしたら合体木なのかもしれませんね~

 西側から、目通り幹囲6.2mの巨木です

 北側から

 東側からの幹です、乳柱は見当たりません

 紅白のボタンが咲いています

 スズランが満開でした

 では、次へ行きましょう

 2023年5月4日午前6時55分訪問です
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富山県氷見市、加納「八剱宮のスギは切株になっていました」です!!

2023-06-02 18:31:00 | 巨樹・大木
 加納地区は、氷見市役所の北西約2kmのところ

 氷見市役所から県道312号線を北西に出て、すぐの信号を左(西)へ、国道415号線です

 約1.3kmの氷見インター前信号を右(北)へ、約900mで左手に八剱宮が東向き参道で鎮座します

 参道入口です

 加納産土 八剱宮の社號標です

 鳥居北側に松の木が在ります

 帆隠しの松です

 説明版です
   帆隠しの松 由来
 その昔、上庄川が大きく蛇行し、この辺り一帯までが入り江となっており、水上交通が重要な輸送手段だった頃の話です。
 肥料などを積んだ舟がこの地点に差掛かると、決まってひっくり返るなど難渋したことから、村人たちは「これはきっと、八剱宮の神様が不浄の舟のことを怒っておられるためだろう」と、目隠しになるよう松の木を植えたのが始まりと言い伝えられている。
 別称「目隠しの松」とも呼ばれ親しまれてきたが数次に亘る道路工事により移転を繰り返したため樹勢が衰えたので植え替えられたものである。
   氷見市教育委員会発行「氷見の伝説」より抜粋
     平成21年3月   加納振興会


 参道を進みます

 手水鉢です

 狛犬です

 参道石段上り口には石仏が納められているようです

 社殿です

 社殿前左手に大きな切り株が在ります

 かつて目通り幹囲5.9mの巨木だったスギの切株です

 奥には一回り細井スギの切株です、八剱宮の古い写真(2005年)を見ると古い社殿の前に杉が並んでいましたが・・・

 では、次へ行きましょう

 2023年5月4日午前6時35分訪問です
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富山県氷見市、十二町「矢崎の大フジ」(市指定)です!!

2023-06-02 13:06:00 | 巨樹・大木
 十二町は、氷見市役所の南約1.5kmのところ

 氷見市役所から県道312号線を南東へ、国道160号線の高架を潜って直ぐに右(南)へ国道160号線に合流します

 トンネルを貫けて朝日丘信号を右(西)へ県道76号線です

 約500mで田圃の真ん中を右(北)の道へ入ります

 約200mの緩い左カーブの左手住宅の陰(西側)に目的の「矢崎の大フジ」が在ります

 目印は、道路右手の「氷見市指定天然記念物 矢崎の大フジ」標柱です

 道路脇に車を止めさせて頂きました

 路地を入って行くと太いフジがケヤキに上っています


 北側から

 北東側から見上げました

 東側から、周辺のフジは花をまだ付けていたのに、この大フジは終わりに近付いています


 説明版です
  氷見市指定天然記念物
    矢崎の大フジ
       平成10年2月27日指定

 大伴家持の歌碑です
   大伴宿祢家持「保等登芸須布勢の浦みれ藤浪に 蓋し来鳴かす散らしてむらも」
 「明日、ひょっとして布勢の浦辺の藤の花に(ホトトギスは)来て鳴かず、むなしく散らしてしまうのではないでしょうか」という意味だそうです

 祠の前からフジの太い蔓が巻き上がっています

 祠や神社が有ったら心がけましょうね

 では、次へ行きましょう

 2023年5月4日午前6時20分訪問です
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富山県氷見市、窪「常念寺のイチョウ」(氷見の巨樹名木)です!!

2023-06-02 06:31:00 | 巨樹・大木
 窪地区は、氷見市役所の南東約2kmのところ

 氷見市役所から県道312号線を南東へ、国道160号線の高架を潜って直ぐに右(南)へ国道160号線に合流します

 トンネルを貫けて朝日丘信号を左(東)へ、県道76号線です、八幡橋信号を右(南)へ国道415号線です

 仏性寺川を八幡橋で渡って、約200mで左手に常念寺の参道が西向きに開いています

 手前を東に入って、本堂脇の駐車場に車を止めさせて頂きました

 本堂前に目的のイチョウです

 浄土真宗本願寺派 海乗山 常念寺です

 手水舎です

 平成3年9月28日未明の台風で落ちた本堂の鬼瓦です

 イチョウの根元で奥様が草取りをなさっていたので、写真を撮らせて頂きたいむねお願いしましたら、心よく「立派なイチョウでしょ」と、おっしゃってくださいました

 南西側から

 南側から、目通り幹囲5.3mの巨木です

 本堂前(西側)から

 乳柱が見られました

 北側の慈光堂です

 北東側の慈光堂脇から見ました

 北側(慈光堂前)から

 東側から見上げました

 では、次へ行きましょう  

 2023年5月4日午前6時10分訪問でした
 
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富山県魚津市、釈迦堂「魚津埋没林博物館」(国・特別指定)です!!

2023-06-01 18:37:08 | ドライブ
 魚津埋没林博物館には前回4月21日に寄ってみたのですが、終館時間まで40分ほどしか無かったので諦めてしまったので

 今回は、午後2時半に寄ることが出来たので、ゆっくりと展示を見る事が出来ました

 釈迦堂地区は、魚頭市役所の西南西約1.5kmのところ

 「あいの風とやま鉄道(旧北陸本線)魚津駅」と「富山地方鉄道本線新魚津駅」の北側の陸橋を西へ越えます

 約1kmで北鬼江西信号を左(南)へ県道2号線(しんきろうロード)で富山湾沿いを進みます

 海岸沿いの堤防の上には多くのカメラマンが集まっています「春の蜃気楼」を狙っているようです

 約1.5kmで右手に魚津埋没林博物館の三棟の建物が有ます

 手前を左(東)に入って駐車場へ入ります、県道脇の小さなカフェテリアのような建物がエントランスになっていています

 駐車場の魚津観光案内図です「ほたるいか群雄海面」「埋没林」「蜃気楼」は魚津三大奇観に指定されています

 前回の富山取材では「ホタルイカの身投げ」を見ようと新月の日4月20日に行ったのですが、見られませんでした

 魚津ーーーその特異な地形が生み出す水との共生の説明版です


 岡本眸蜃気楼句碑です、「しばらくは 恋めくこころ 蜃気楼」眸(ひとみ)、秘境クロベ峡谷産の閃緑岩(重量10.5t)で碑が作られています。
 
 では、チケットを入手して、博物館の展示を見て行きましょう

 中庭の案内板です、建物は4棟に分かれています、地下道でテーマ館に入って北側のドーム館、南側に水中展示館と乾燥展示館です

 説明版です
  国指定特別天然記念物
    魚津埋没林
 埋没林とは・・・魚津埋没林は、今から約2000年~1300年前頃に現在の魚津港周辺に広がっていた杉の原生林跡です。
 1930(昭和5)年の魚津港建設工事の際、海岸の砂浜を1m程度堀り下げた土中から、200株以上の樹根が発見されました。
 発見された樹根の大部分はスギで、幹の直径が2m以上、推定樹齢500年の巨木も見つかっています。
 魚津埋没林の発見から、約2000年前の魚津の海岸付近はスギ原生林の広がる風景だったことが明らかになっています。
 2000年前のスギ林の姿・・・魚津埋没林では、埋没林やその周辺の地層から発見された植物や昆虫などから、埋没林が生きていた当時の姿は周囲に湧水など水が豊富な環境がある杉林だったと推定されています。
 海岸の湧水地帯にスギ林が成立している様子は、現在の黒部川扇状地末端に見られる「杉沢の沢スギ」によく似たものだったと考えられています。
 魚津埋没林の謎・・・埋没林樹根の多くが根を張った状態のまま現在の海水面よりも低い位置から出土したため、その原因をめぐって発見当初から魚津埋没林は注目され、断層活動による陥没、地盤の沈降など様々な説が唱えられました。
 現在は約2000年前の冷涼な時期に海面が低下して広がった海岸部が形成された森林跡との考えが主流となっていますが、議論はまだ続いています。
 過去の環境とその変化を現在に伝える貴重な証拠として、魚津埋没林は国の特別天然記念物に指定されています。


 昭和11年12月国天然記念物指定時の標柱です

 昭和30年8月の国・特別天然記念物指定時の標柱です

 まずは北側のドーム館に行ってみました

 北側の出入り口から入るとドーム中央に橋が渡っていて、下に③④が発掘時の状態のままの埋没林を見ることが出来ます

 ②橋の真下の株です

 ①西端の株です

 壁面には地層が保存されています

 下のへ降りてみました

 壁面の説明版です



 順に見てみました

 次は「乾燥展示館(掘り出された根の展示館)」です

 西側出入口から入ると右手に多いな①根鉢です、幹(根元)の直径約2.5m、全体の直径5.5m、1620+-100年前のものだそうです

 角には、幹の輪切り(埋没林ではなく現在のもの?)北米産米スギだそうです、1669年寛文東行記には「最古の蜃気楼の記録」の表記があります

 ②立てて幹が展示っされています、幹の直径1.0m、長さ10mの大木です

 ③こちらも大きな根鉢です、全体の直径約5.3mです

 次は、一番お勧めの「水中展示館」です、水中展示館は1952~53年に行われた発掘現場に水を満たして保存展示しています。
 魚津埋没林が約2000年を経てもほぼ元の木材の質を保っている要因の一つに冷たくきれいな地下水の存在があると考えられた保存方法です。この水槽は、1954年に開催された富山産業大博覧会の魚津会場の一部として建設・公開されました。

 東側の出入り口から入ると大きなプールになっています、真ん中に②大きな根が水中に沈んでいます

 北側から見ました

 ねっこプロフィールです、一番大きな親分根っ子・・・博物館の親分根っ子、500年位い生きたスギの木だったと考えられています。幹の根元の直径2m、端から端まで約10m、1900年前頃生きていました。

 北側の①根です

 西側から見ました

 根っ子だけは太い子分根っ子です。幹の根元に直径1.5m、端から端まで5.2m位いですが、根っ子の太さは親分にも負けていません。

 南側の③根です

 北西側から見ました
 
 幹の根元の直径1.7m、端から端まで5m位い、親分に遠慮している子分根っ子です

 階段を下りて水槽の横から見る事が出来ます


 水中保存の秘密の説明です

 子分根っ子です


 親分根っ子です

 「埋没林の蜃気楼」の説明版です

 「2000年前の巨木を想像してみよう」の説明版です

 この後は、テーマ館で「映像ライブラリ」で蜃気楼と洞杉の映像を見て、テーマ館屋上から日本海をみて来ました

 では、次へ行きましょう

 2023年5月3日午後2時30分訪問です
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富山県入善町、吉原「杉沢の沢スギ」(国指定)です!!

2023-06-01 12:29:46 | ドライブ
 ここからは2023年5月3日、ゴールデンウイーク後半初日の取材です

 2023年5月3日、前回(4月21日)の富山県取材の時に行けなかった所の取材のために再度富山県へ行ってみました

 まずは、時間切れのため行けなかった所(施設)に行きましたよ

 吉原地区は、入善町役場の北西約3kmのところ

 入善町役場前から国道8号線を南西へ、約2.4kmで青木東信号を斜め右(北西)へ県道114号線です

 約900mであいの風とやま鉄道の踏切です

 間も無く「1.2km⇑杉沢の沢スギ」の案内板です


 道成りに右カーブを過ぎると左手の田圃の先に特異な建物が見えました
 
 北東側の駐車場に入りました、10台ほどの車が止まっていて家族連れが散策しています

 駐車場北側に杉沢の沢スギのモニュメントです

 後ろの林が沢スギと呼ばれる場所です

 駐車場の入善町案内図です


 更にもう一枚は杉沢の沢スギの案内図です、古くなってしまっていますが何とか読めますね
 沢スギ自然館 
  朝9時00分~午後5時00分  午後4時30分までにご入館ください
 林内の見どころ
  ①多様な植物  暖地性、山地性植物の分布が見られる。
  ②伏条更新   沢スギの伏条更新の代表例が見られる。
  ③林内の環境  展望デッキに上がって林内の環境を観察してみよう。
  ④湧水地点   湧水(わき水)が見られる。
  ⑤かたち    1本の親木から伏条更新した沢スギのかたちを観察してみよう。
  ⑥人による管理 人の手を加えて沢スギを育成してきた例を見てみよう。
 

 では、建物(沢スギ自然館)に行ってみましょう、高い塔は展望デッキです

 沢スギ自然館は無料の施設です

 早速、展望デッキに上って見ました西側

 北側です

 杉の木にフジが満開に咲いていました

 東側です

 では、沢スギ自然館から北西側への出入り口から見て行くことにしました

 木道が敷かれています

 快適に進みます

 説明版を見て行きましょう
  生活の森・人による管理
 かつての沢スギは林は、「生活の森」として利用されていました。
 スギの幹は、家の柱などの建築用材やはさ木などに、樹皮は、屋根の葺き板に、葉(スパン)や小枝は、燃料に利用されていました。沢スギは人々にとって、生活をしていく上でかかせないものだったのです。
 そのため、人々は、枝払いや下草刈りなどを行い、枝や刈草も利用しながら、スギを育てて来ました。
 ●枝払い
 根の張りが浅く狭いので、風雪による倒木を防ぐため、枝を払うなどの手入れをしました。
 ●下草刈り
 雑木の若木や、幹に巻きつくつる草などを刈り取ってスギの若木の生育を助けました。

 中央付近から左(西)に入ると杉の木が倒れています

 倒れたスギの根株が露わになって、根には丸い河原石が入っています、手前の説明版にあったような手入れが行こなわれないと、このようになってしまうようです

 来た木道を戻って北側に進みます、沢スギの利用跡でしょうか、切株が多く見られます
 
 木道が杉の木を避けて造られていますね

 また中央部分から左(西側)へ進みます

 全国名水百選の標柱です

 湧水説明版です
  湧水(わき水)地点
 気温と湧水の水温とを比べてみましょう。
 水中温度計が、湧水の中に立ててあります。
 ●湧水(わき水)の特徴
 黒部川扇状地の扇頂ふきんで伏流して地下を流れてきた湧水は、1年を通して水温の差が小さいので、夏は冷たく冬は温かく、感じられます。
 夏は気温より湧水の温度が低いので、昔はこの湧水でスイカを冷やして食べたものです。
 冬は、気温に比べて、湧水の温度が高いので、寒い朝などは、水面から水蒸気が立ちのぼり、もやがかかって見えることがあります。


 綺麗な水が湧いているようですが、木道の下が湧水点になっているようで見る事が出来ませんでした

 北側から湧水点の説明版を見ました

 伏条更新が見られます

 奥には木道の敷かれていない部分が在ります、丸石が多く転がっています

 林の中では大きな杉の木です

 東側の木道に出ました

伏条更新で利用された杉の切株です

 伏条更新の説明版です
  伏条更新
 地下水位が高く水分の多すぎる土地、また表土が浅く砂や小石まじりで養分の少ない土地に生育する「沢スギ」は、親木の根元から枝が出て横に張り、地表についたところから根を出すという伏条更新の性質を持っています。
 しかし、林内外の環境の変化から、新たな伏条更新が見られなくなってきています。そのため、天然記念物に指定された当時の林内環境に近づけるよう、長期間にわたり整備を進めているところです。

 ガクアジサイですね

 これは

 テンナンショウ属の花です

 林内の多用に動植物の説明版です
 【動物】海岸近くの平地では珍しいナミウズムシ、トビケラ類、湧水に棲むトミヨや本来は渓流に生息するシマアメンボなど約120種類が知られています。
 【植物】暖地性のイノデ、オオキジノオシダ、キジノオシダ、ベニシダ、や山地性のヤマドリゼンマイなどのシダ類が多く見られます。
 このほか、タブノキやカラタチバナ、オモト、ユズリハなどの暖温帯の植物が見られる一方、黒部川の洪水の際に流されてきたと考えられるショウジョウバカマやノリウツギなどの山地性の植物も見る事ができます。
 また、沢スギの林内で発見された自生の菊咲き性のサクラが、新品種であることが明らかとなり、「入善乙女キクザクラ」と命名されています。

 沢スギ自然館の北側出入口へ戻って来ました、なんだか逆コースで回ってきた感じになってしまいました

 田植えの準備の進む田圃越しに、黒部の山々を見ました

 では、次へ行きましょう
 
 2023年5月3日午後1時15分訪問です
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群馬県富岡市、宮崎「宮崎神社の大杉」(市指定)です!!

2023-06-01 06:31:12 | 巨樹・大木
 埼玉に帰る途中で依ってみました

宮崎地区は、富岡市役所の西約4kmのところ

 富岡市役所の南側の国道254号線を西へ、約2.3kmの一の宮信号からは県道198号線となって更に南西方向へ

 約1.2kmの信号で斜め左の道路へ上って行きます

 約200mで右手に宮崎神社が南向きに鎮座します、貫前神社を小さくしたような下り参道です

 すぐ東側に参拝者用の駐車スペースが有ります

 宮崎神社社號標です

 手水舎です

 拝殿です

 本殿覆い屋です

 すぐ西側に目的の御神木の大杉です

 南側から見上げました


 名木案内板です
  とみおか名木十選
   認定樹木  杉
   認定日   平成元年7月15日
   所有者   宮崎区
 富岡市観光協会は、市内の豊かな自然を守り21世紀に引継ぐことを目的として、広く公募しそのなかから厳正に審査した結果、この樹木が名木十選に認定されました。
 この素晴らし自然木を末長く守り育てられることを祈ります。
   富岡市観光協会


 説明版です
  富岡市指定天然記念物
   宮崎神社の大杉
     昭和59年2月29日指定
 この大杉は宮崎神社境内に位置し、樹高は約25m、目通りで7.6mの太さを計ることができる。
 枝張りは、東西12m、南北15mで、先端は20m付近で6~7本の太い枝に分れて樹冠を形成している。
 樹齢は約800年と推定され、口伝によれば貫前神社の藤太杉と同年代ともいわれている。
 この地にはもともと広鉾神社が建立されていたのであるが、明治末年に三社が合祀され宮崎神社と改名されたいわれをもっている。
 したがって、広鉾神社の盛衰と共に歩み続けた大杉であり、現在、樹勢も旺盛で他に類をみない大木であるので貴重な天然記念物であるということができる。
   昭和59年3月    富岡市教育委員会
 

 南西側から

 西南西側から

 西側から

 西側根元から見上げました

 では、自宅へ帰りましょう

 2023年4月22日午後4時40分訪問です
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