ここからは、2023年5月5日取材分です
大谷内地区は、糸魚川市役所の南南西約11kmのところ
大谷内の山の中に今井不動滝(今井ジオサイト)があり周辺が不動滝キャンプ場になっています
糸魚川市市役所から、まずはヒスイ峡入口を目指して国道148号線を南へ松本白馬方面へ
姫川に沿う様に進みます、4月20日に取材したときに通ってルートです
根知谷入口信号を過ぎて約3.5kmの姫川を大正橋で渡った信号を標識に従って右(北西)「ヒスイ峡・夏中」方面へ
県道483号線です、約800mで「不動滝⇒」の案内板が有りますので右へ坂道を上ります
約400m急な坂道を登って行くと、また「不動滝6km⇒」の案内板が有りますので右(北東)への林道岡倉谷線に入りま
*林道は、ところどこら荒れているところはありますが、全線舗装道路です
ここから道成りに約5.8kmでまたまた案内板がありますので右(東)へ
約500mで左手に不動滝キャンプ場の広い駐車場です、案内板が有ります
不動滝いこいの里ーーー今井ジオサイト
「いこいの里」にある不動滝は、上流約4kmにあるヒヨドリ池から流れてくる虫川にある高さ70mの滝です。
まわりの岩石は、海底の泥がかたまってできたもので、おやおそ2億6千万年前の古生代ペルム紀という時代にできました。
不動滝の左の細い滝は糸滝といいます。
「いこいの里」には、新潟県ではめずらしいフサザクラ、ヒロハカツラなどの木があり、崖にはタヌキラン、オオバギボウシ、ハルユキノシタなどの植物があります。また、不動池のまわりにはたくさんの種類のトンボがいます。
不動滝の滝つぼの近くの岩の上に、水の神様である高竉神(たかおかみのかみ)をおまつりした”ほこら”があります。
滝つぼに龍がいて、滝に石を投げると大雨を降らせるという言い伝えがあります。
また、田畑の耕作によって水かけがされることから、毎年6月に不浄を清める祭が行われています。
不動滝管理組合
管理棟の南側(駐車場の南西端)に高竉神社の鳥居と不動滝の石碑があります、徒歩の場合は鳥居を潜って遊歩道から
奥(北西)側から、キャンプサイト前の砂利駐車場へ車で降りて行くことが出来ました
ゴールデンウイーク中ということでキャンプサイトは賑やかでした
キャンプ場の中の道を不動滝へ向かうと、左手の岸壁から細い「糸滝」が落ちています
アップで見ました、実は目的のカツラは右側に移り込んでいました
漢文の石碑です
読み下し文のプレートです
読み下し文 磯野繁雄
峰巒 窈窕として 潤を夾んで 明らかなり。(ほうらん ようちょうとして たにをはさんで あきらかなり)
厲掲して 流れに沿いて 水を渉り行く。(れいけいして ながれにそいて みずをわたりいく)
囘顧るに 已に覚ゆ、気象の異なるを。(かえりみるに すでにおぼえゆ、きしょうのことなるを)
四月綿繙として 百囀の鶯あり。(しがつめんぱん ひゃくてんのうぐいすあり)
琪花瑶草 深林の裏。(きかようそう しんりんのうち)
一蹊 彎環して入ること 数理なり。(いっけい わんかんしてはいること すうりなり)
仙源は 咫尺なり、知りて迷わず。(せんげんは しせきなり、しりてまよわず)
鞺鞳として 先ず聞く、山背の水を。(とうとうとして まずきく、さんないのみずを)
天に参わりて 矗矗たり、万樹の杉。(てんにまじわりて ちくちくたり ばんじゅのすぎ)
下は巉巉たる 百尺の巌。(したはさんさんたる ひゃくしゃくのいわお)
呼びて鬼窟となせども 乃ち是れ無し。(よびてきくつとなせども すなわちこれなし)
神鑿の同門は 工凡ならず。(しんさくのどうもんは たくみぼんならず)
忽ち看る、四合いて雲霧の塞がるを。(たちまちみる、よもにあいてうんむのふさがるを)
大瀑 前に横たわって 雷電洶く。(たいばく らいでんどよめく)
林呼び谷応えて 天も崩れんと欲し。(はやしよびたにこたえて てんもくずれんとほっし)
銀龍 出て走って山振動す。(ぎんりゅう でてはしってやましんどうす)
須臾に斜照して 水煙を破れば、(しゅゆにしゃしょうして すいえんをやぶれば)
彩虹は陸離たり、澗上の天。(さいこうはりくりたり かんじょうのてん)
海明 変化して、測るべからず。(かいめい へんかして、はかるべからず)
詩を題して去らんと欲し、謫仙に愧ず。(しをだいしてさらんとほっし、たくせんにはず)
だとか
目的のヒロハカツラです
北側から
北東側から
東側から、目通り幹囲7.8mの巨木です
幅広の大きなハートマークの様な葉です
南側から
糸滝からの流れを渡って鳥居側へ
北西側から
西側から見ました
西側斜面のトチノキの大木です
北西側から見上げました
西へ進むと不動滝が見えて来ました
石祠越にケヤキの大木です
高竉神社の石祠です
虫川の北岸大岩の上にケヤキの大木です
祠の南側から不動滝を見ました
三段の滝の一段目でしょうか
南西側からケヤキを見ました、目通り幹囲約5mの大木です
南東側から不動滝です
タチツボスミレです
では、次へ行きましょう
2023年5月5日午前7時45分訪問です
大谷内地区は、糸魚川市役所の南南西約11kmのところ
大谷内の山の中に今井不動滝(今井ジオサイト)があり周辺が不動滝キャンプ場になっています
糸魚川市市役所から、まずはヒスイ峡入口を目指して国道148号線を南へ松本白馬方面へ
姫川に沿う様に進みます、4月20日に取材したときに通ってルートです
根知谷入口信号を過ぎて約3.5kmの姫川を大正橋で渡った信号を標識に従って右(北西)「ヒスイ峡・夏中」方面へ
県道483号線です、約800mで「不動滝⇒」の案内板が有りますので右へ坂道を上ります
約400m急な坂道を登って行くと、また「不動滝6km⇒」の案内板が有りますので右(北東)への林道岡倉谷線に入りま
*林道は、ところどこら荒れているところはありますが、全線舗装道路です
ここから道成りに約5.8kmでまたまた案内板がありますので右(東)へ
約500mで左手に不動滝キャンプ場の広い駐車場です、案内板が有ります
不動滝いこいの里ーーー今井ジオサイト
「いこいの里」にある不動滝は、上流約4kmにあるヒヨドリ池から流れてくる虫川にある高さ70mの滝です。
まわりの岩石は、海底の泥がかたまってできたもので、おやおそ2億6千万年前の古生代ペルム紀という時代にできました。
不動滝の左の細い滝は糸滝といいます。
「いこいの里」には、新潟県ではめずらしいフサザクラ、ヒロハカツラなどの木があり、崖にはタヌキラン、オオバギボウシ、ハルユキノシタなどの植物があります。また、不動池のまわりにはたくさんの種類のトンボがいます。
不動滝の滝つぼの近くの岩の上に、水の神様である高竉神(たかおかみのかみ)をおまつりした”ほこら”があります。
滝つぼに龍がいて、滝に石を投げると大雨を降らせるという言い伝えがあります。
また、田畑の耕作によって水かけがされることから、毎年6月に不浄を清める祭が行われています。
不動滝管理組合
管理棟の南側(駐車場の南西端)に高竉神社の鳥居と不動滝の石碑があります、徒歩の場合は鳥居を潜って遊歩道から
奥(北西)側から、キャンプサイト前の砂利駐車場へ車で降りて行くことが出来ました
ゴールデンウイーク中ということでキャンプサイトは賑やかでした
キャンプ場の中の道を不動滝へ向かうと、左手の岸壁から細い「糸滝」が落ちています
アップで見ました、実は目的のカツラは右側に移り込んでいました
漢文の石碑です
読み下し文のプレートです
読み下し文 磯野繁雄
峰巒 窈窕として 潤を夾んで 明らかなり。(ほうらん ようちょうとして たにをはさんで あきらかなり)
厲掲して 流れに沿いて 水を渉り行く。(れいけいして ながれにそいて みずをわたりいく)
囘顧るに 已に覚ゆ、気象の異なるを。(かえりみるに すでにおぼえゆ、きしょうのことなるを)
四月綿繙として 百囀の鶯あり。(しがつめんぱん ひゃくてんのうぐいすあり)
琪花瑶草 深林の裏。(きかようそう しんりんのうち)
一蹊 彎環して入ること 数理なり。(いっけい わんかんしてはいること すうりなり)
仙源は 咫尺なり、知りて迷わず。(せんげんは しせきなり、しりてまよわず)
鞺鞳として 先ず聞く、山背の水を。(とうとうとして まずきく、さんないのみずを)
天に参わりて 矗矗たり、万樹の杉。(てんにまじわりて ちくちくたり ばんじゅのすぎ)
下は巉巉たる 百尺の巌。(したはさんさんたる ひゃくしゃくのいわお)
呼びて鬼窟となせども 乃ち是れ無し。(よびてきくつとなせども すなわちこれなし)
神鑿の同門は 工凡ならず。(しんさくのどうもんは たくみぼんならず)
忽ち看る、四合いて雲霧の塞がるを。(たちまちみる、よもにあいてうんむのふさがるを)
大瀑 前に横たわって 雷電洶く。(たいばく らいでんどよめく)
林呼び谷応えて 天も崩れんと欲し。(はやしよびたにこたえて てんもくずれんとほっし)
銀龍 出て走って山振動す。(ぎんりゅう でてはしってやましんどうす)
須臾に斜照して 水煙を破れば、(しゅゆにしゃしょうして すいえんをやぶれば)
彩虹は陸離たり、澗上の天。(さいこうはりくりたり かんじょうのてん)
海明 変化して、測るべからず。(かいめい へんかして、はかるべからず)
詩を題して去らんと欲し、謫仙に愧ず。(しをだいしてさらんとほっし、たくせんにはず)
だとか
目的のヒロハカツラです
北側から
北東側から
東側から、目通り幹囲7.8mの巨木です
幅広の大きなハートマークの様な葉です
南側から
糸滝からの流れを渡って鳥居側へ
北西側から
西側から見ました
西側斜面のトチノキの大木です
北西側から見上げました
西へ進むと不動滝が見えて来ました
石祠越にケヤキの大木です
高竉神社の石祠です
虫川の北岸大岩の上にケヤキの大木です
祠の南側から不動滝を見ました
三段の滝の一段目でしょうか
南西側からケヤキを見ました、目通り幹囲約5mの大木です
南東側から不動滝です
タチツボスミレです
では、次へ行きましょう
2023年5月5日午前7時45分訪問です