2022年7月14日、お参りしました。
「崇神天皇30年(皇起594年、西暦前66年)御鎮座以来、約2000年の歴史を持つ丹波の古社。地元では、『養父の明神さん』と呼ばれ、親しまれている。但馬牛のせりを行う牛市場の発祥の地とも言われている。県下でも有数の紅葉の名所として知られ、モミジのほか、ケヤキやイチョウなどもあり、赤や黄色の錦絵のような光景に包まれる。例年11月に『やぶもみじまつり』が開催される。」
兵庫県養父市養父市場840
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社標
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参道
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鳥居
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手水舎
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随神門
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境内
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狛犬
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尻尾を上げて可愛いですね。
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拝殿
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本殿
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神馬
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琴平神社
「事代主命をお祀りし、讃岐の金平さんと同じ神様です。海運、水運または水産業反映の守りの神であります。円山川の水運が古代盛んであった事を物語っています。」
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石柱
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五社神社
「御祭神は、天熊人命、天照大神、素戔嗚命、月讀命、五十猛命であります。但馬五社としても、また広く本邦の国の守り神として祀られております。」
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御霊神社
「御祭神は、伊弉諾命、伊邪冊命であります。記紀にいう最初の夫婦の神であり、基なる親神様です。夫婦和合の守り神であります。社殿は元の御本殿であり、安応20年(室町時代)の建立です。この方向は皇居、神宮が遥拝できます。」
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迦遅屋神社
「奥津彦命、奥津姫命、猿田彦命、表米親王をお祀りしています。別称『猫の宮』と申し鼠除けの信仰もあります。主に火除け、災除けの神であります。」
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厳島神社
「御祭神は、厳島姫命です。安芸の宮島と同じ神様です。前の池には鯉が放流しており、主に女性の守り神であります。古代より、鯉の縁のある当神社では、鯉(恋)の宮として古えより鯉が飼育されています。二百有余年の寿命があると言われる鯉は、長寿の魚として昔から珍重されました。当神社で結婚式は勿論、銀婚式、金婚式をも挙行され鯉の長寿に肖ってください。」
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山野口神社
「御祭神は大山祗命です。別称『山の口のおおかみ』と申し、流行病を退けられ『つきもの』を落とす神として広く信仰されています。この奥には神の滝があり、上社跡、中社跡が遥拝できます。社殿は元禄年中(江戸時代)建立と伝えられています。」
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庫
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お走り祭りについて
「ヤブ神社のお走り祭りは、養父市無形民俗文化財に指定され、但馬三大祭りの一つにも数えられる由緒ある御祭りです。神功皇后の代(約1800年前)に、朝鮮半島との交流をお祝いして『葛の葉の餅』がつくられ雷神社に神幸しおわかちした事が起源とされています。神代により経路や神輿の形態は異なりますが、現在の神輿の形態は江戸時代頃より用いられるようになったと、伝わっています。この神輿は、明治初年頃作られ平成に至るまで、百数十年間用いられてきた伝統ある御神輿です。この功を顕彰する為、また、後世に伝えて行く為に、収納庫に常設展示する事になりました。」
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鯉養殖の歴史
「養父市場は、鯉の里である。その始まりは、江戸時代とも、それ以前からともいわれている。細長い町筋に沿ってつくられた四本の用水路は、豊富な円山川の水を引き入れ、養鯉に最適な環境を供えていた。その上、この地域一帯に盛んだった養蚕により、鯉の絶好の飼料となるさなぎが手に入った。最初は、食用の養鯉が中心で、宿場町であったこの地で、郷土色豊かなごちそうとして食卓を飾り、養鯉は盛んになった。観賞鯉については、昭和12,3年頃、新潟県から錦鯉を移入した。戦争中は一時関心が薄れたが、戦後復活して本格的に観賞用鯉の改良、増殖が行われるようになった。現在、全国に普及している墨の交じった『黒ダイヤ』系の品種は、すべてここでつくられたものである。」