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大覚寺・嵯峨御所

2014-08-22 15:42:35 | 京都
2014年8月20日、お参りしました。
説明書より『弘法大師空海を宗祖と仰ぐ真言宗大覚寺派の本山で、正式には旧嵯峨御所大覚寺門跡と称し、嵯峨御所とも呼ばれます。平安初期、嵯峨天皇が檀林皇后とのご成婚の新室である離宮を建立されたが、これが大覚寺の前身・離宮嵯峨院です。嵯峨院が大覚寺となったのは、皇孫である恒寂入道親王を開山として開創した貞観18年(876)です。弘法大師空海のすすめにより嵯峨天皇が浄書された般若心経が勅封(60年に1度の開封)として奉安され、般若心経写経の根本道場として知られています。明治時代初頭まで、代々天皇もしくは皇統の方が門跡(住職)を務めた格式高い門跡寺院です。いけばな発祥の花の寺でもあり、「いけばな嵯峨御流」の総司所(家元)でもあります。』
参拝料500円です。
京都市右京区嵯峨大沢町4
map
表門前の石碑



華供養塔

表門

供待

式台玄関

中門

内部



宸殿(重要文化財)
「江戸時代の初め延宝年間(1673~81)に後水尾天皇より皇后東福門院和子(徳川2代目将軍秀忠の娘)が使用していた女御御所の宸殿を賜ったものです。入口の格子戸は蔀といい、その留金部分は蝉の装飾があります。襖絵は狩野山楽によって描かれた牡丹・紅白梅・待つ・鶴等があり、桃山時代の代表的な作品です。」















前面の庭には、一面に白川砂が敷かれ大海を表しています。真ん中部分が石舞台、正面が五大堂で江戸時代中期の創建、現在の大覚寺の本堂で不動明王を中心とする五大明王を安置しています。左が安井堂です。

勅使門
「嘉永年間(1848~54)の再建、門は四脚門とし、屋根は切妻造り、正面および背面に軒唐破風を付け、全体は素木造りだが唐破風の部分のみ漆を塗り、金鍍金の飾りを施しています。」

御影堂

正寝殿(重要文化財)
「ここには12の部屋がある書院造り、上段の「御冠の間」は13世紀後半、鎌倉時代に後宇多法皇が上皇として院政を執られた御座所です。またここは明徳3年(1392)、室町時代の初め永年の南北朝争乱を治めるため、南朝の後亀山天皇と北朝の後小松天皇による講和が成立した所です。」



















霊明殿



庭園







御影堂室内





石舞台

茅の輪くぐり

大沢池

お坊さんが草むしりしていました。暑いのにご苦労様です。合掌。

勅封心経殿


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