2015年11月3日、4日と和歌山、白浜温泉宿泊、高野山にドライブでの観光に行きました。3日朝、神戸を出発し、最初は根来寺です。
拝観料500円です。
根来寺の由来
パンフレットより「覚ばん上人(興教大師)は、大治元年(1126)平為里により岩手荘を寄進され、この地に神宮寺を建て、大小神祇一千社を勧進しました。これが根来寺の開創であります。上人は13才京都・仁和寺の寛助僧正について出家得度ょし、京都・奈良で勉学に励み、後、永久2年(1114)高野山に登り当時のお山の実情をみて、弘法大師開創の真言密教の真髄を正しく伝える必要を痛感し、伝法院を建立し教学の興隆をはかりました。後、鳥羽上皇の院宣により、大伝法院をたてるとともに、岡田・山東・弘田・山崎の荘園を下賜され、着実にその成果を収めていましたが、覚ばんの名声があがるにつれ高野衆徒との間に不和が生じ、保延6年(1140)根来に移ることになりました。しかし、1143年上人はこの地にその生涯を閉じられました。その後、正応元年(1288)頼瑜僧正が高野さんから大伝法院を根来に移し、新義教学の確率という大業を成就し、学問の寺根来寺の地位を築き、所謂新義の根本道場として栄えに栄え、堂塔2700寺領72万石といわれるまでになり、真言宗三大学山の一つとして全国から学問を志す僧侶が集まりました。また警護のための僧兵の勢力も強大となり、これが秀吉に恐れられた結果、天正13年3月(1585)根来攻め、その結果大伝法院の一角と二、三の寺院を残すのみで他は焼失してしまいました。大塔・大師堂以外の現在の建物のすべては江戸時代徳川氏の外護を受けて復興したものであります。境内は36万坪。葛城連峰の山腹にあり、大塔を中心として菩提・大谷・蓮華の三つの谷が繞り大門前に合流し、根来川となる。四季の変化に富み桜・青葉・紅葉の季節は格別の趣があります。」
和歌山県岩出市根来2286
map
まずは駐車場に車を止めます。
案内図
駐車場から右手の不動堂に行きます。
根来寺不動堂{八角円堂}(和歌山県指定文化財)
『「三国一のきりもみ不動」で有名な不動尊を本尊として嘉永3年(1850)の建立です。興教大師が難に遭われた時に身代わりとなった上人を守られたのでこの名があります。この不動堂の平面は正八角形で、外廻り柱は八角柱、内廻り柱は円柱、外陣は畳敷き、内陣は床を一段高く構え板敷となっている。江戸時代の建立ですが、県下に遺存例の少ない八角円堂として貴重な建造物です。」
境内案内図
伝法橋
参道
石碑
瀧見橋
瀧
本坊の門
本坊事務所
「表書院及び奥書院は共に紀州公の名草御殿、別院並びに湊御殿で天保年間に建立され、和歌山市より移築したものであります。」
説明書
光明真言殿(和歌山県指定文化財)
「本坊に続くこのお堂も享和元年の建立です。」
閼伽井
行者堂(和歌山県指定文化財)
「役の行者(神変大菩薩)をおまつりしています。宗門の僧侶がここにて護摩を焚いて修行をするところです。」
聖天堂(和歌山県指定文化財)
「奥壇に十一面観音、毘沙門天、愛染明王、大黒天、中央に聖天尊を安置しています。」
鐘楼門
手水舎
聖天池
根来塗発祥の地
大師堂(重要文化財)
「真言宗を開宗された弘法大師空海上人像を本尊として祀っています。創建は大塔と同時代の建造物で天正の兵火から残ったものです。」
忠魂碑
大塔(国宝)
「この塔は、真言密教の教義を形に上で示したものです。明応5年(1496)に建立され、我国最大の木造多宝塔で、明治32年に国宝に指定されている。また秀吉の紀州征伐の焼打ちから残ったものですが、その頃の戦乱の弾痕がはっきりとみられます。高さ40m横幅15mです。」真っ青の空に大塔が浮かびます。
大伝法堂(和歌山県指定文化財)
「根来寺の本堂で文政10年(1827)に再建され、本尊は大日如来です。この堂は真言宗の最も大切な修法を伝える道場です。」
石碑
大門(和歌山県指定文化財)
「根来一山の総門で嘉永3年(1850)に再建されたものです。左右に仁王像を配し、この寺にふさわしい大門です。高さ16.88m、横幅17.63m、奥行6mです。」
拝観料500円です。
根来寺の由来
パンフレットより「覚ばん上人(興教大師)は、大治元年(1126)平為里により岩手荘を寄進され、この地に神宮寺を建て、大小神祇一千社を勧進しました。これが根来寺の開創であります。上人は13才京都・仁和寺の寛助僧正について出家得度ょし、京都・奈良で勉学に励み、後、永久2年(1114)高野山に登り当時のお山の実情をみて、弘法大師開創の真言密教の真髄を正しく伝える必要を痛感し、伝法院を建立し教学の興隆をはかりました。後、鳥羽上皇の院宣により、大伝法院をたてるとともに、岡田・山東・弘田・山崎の荘園を下賜され、着実にその成果を収めていましたが、覚ばんの名声があがるにつれ高野衆徒との間に不和が生じ、保延6年(1140)根来に移ることになりました。しかし、1143年上人はこの地にその生涯を閉じられました。その後、正応元年(1288)頼瑜僧正が高野さんから大伝法院を根来に移し、新義教学の確率という大業を成就し、学問の寺根来寺の地位を築き、所謂新義の根本道場として栄えに栄え、堂塔2700寺領72万石といわれるまでになり、真言宗三大学山の一つとして全国から学問を志す僧侶が集まりました。また警護のための僧兵の勢力も強大となり、これが秀吉に恐れられた結果、天正13年3月(1585)根来攻め、その結果大伝法院の一角と二、三の寺院を残すのみで他は焼失してしまいました。大塔・大師堂以外の現在の建物のすべては江戸時代徳川氏の外護を受けて復興したものであります。境内は36万坪。葛城連峰の山腹にあり、大塔を中心として菩提・大谷・蓮華の三つの谷が繞り大門前に合流し、根来川となる。四季の変化に富み桜・青葉・紅葉の季節は格別の趣があります。」
和歌山県岩出市根来2286
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まずは駐車場に車を止めます。
案内図
駐車場から右手の不動堂に行きます。
根来寺不動堂{八角円堂}(和歌山県指定文化財)
『「三国一のきりもみ不動」で有名な不動尊を本尊として嘉永3年(1850)の建立です。興教大師が難に遭われた時に身代わりとなった上人を守られたのでこの名があります。この不動堂の平面は正八角形で、外廻り柱は八角柱、内廻り柱は円柱、外陣は畳敷き、内陣は床を一段高く構え板敷となっている。江戸時代の建立ですが、県下に遺存例の少ない八角円堂として貴重な建造物です。」
境内案内図
伝法橋
参道
石碑
瀧見橋
瀧
本坊の門
本坊事務所
「表書院及び奥書院は共に紀州公の名草御殿、別院並びに湊御殿で天保年間に建立され、和歌山市より移築したものであります。」
説明書
光明真言殿(和歌山県指定文化財)
「本坊に続くこのお堂も享和元年の建立です。」
閼伽井
行者堂(和歌山県指定文化財)
「役の行者(神変大菩薩)をおまつりしています。宗門の僧侶がここにて護摩を焚いて修行をするところです。」
聖天堂(和歌山県指定文化財)
「奥壇に十一面観音、毘沙門天、愛染明王、大黒天、中央に聖天尊を安置しています。」
鐘楼門
手水舎
聖天池
根来塗発祥の地
大師堂(重要文化財)
「真言宗を開宗された弘法大師空海上人像を本尊として祀っています。創建は大塔と同時代の建造物で天正の兵火から残ったものです。」
忠魂碑
大塔(国宝)
「この塔は、真言密教の教義を形に上で示したものです。明応5年(1496)に建立され、我国最大の木造多宝塔で、明治32年に国宝に指定されている。また秀吉の紀州征伐の焼打ちから残ったものですが、その頃の戦乱の弾痕がはっきりとみられます。高さ40m横幅15mです。」真っ青の空に大塔が浮かびます。
大伝法堂(和歌山県指定文化財)
「根来寺の本堂で文政10年(1827)に再建され、本尊は大日如来です。この堂は真言宗の最も大切な修法を伝える道場です。」
石碑
大門(和歌山県指定文化財)
「根来一山の総門で嘉永3年(1850)に再建されたものです。左右に仁王像を配し、この寺にふさわしい大門です。高さ16.88m、横幅17.63m、奥行6mです。」
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