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根香寺(ねごろじ)

2024-12-24 15:28:44 | 香川
2024年12月22日、お参りしました。
説明書より「根香寺は、急坂を登りつめた青峰山中腹にある、弘法大師により開創された木立の中のお寺です。なぜ、このような険しい山の中に建てられたのでしょう。奈良時代の仏教は、鎮護国家を目標としていましたが、平安時代になると仏教は、祈りやまじないが実現する不思議な力を得ようと、苦しい修行を重んじるようになりました。そのため、明るく華やかな場所ではなく、人里離れた山の中にお寺を建て、山中を修業の場としたのです。(このような仏教のあり方を、山岳仏教といい、このようなお寺を山岳寺院といいます。)お寺の境内に静かにたたずみ、自分の心を見つめてみましょう。また、ここは山の中です。目を閉じ、鳥の声、虫の声などに耳を傾けてみのしょう。」
香川県高松市中山町1506
map
寺標

仁王門





説明書



牛鬼
「今から450年くらい昔、このあたりに人間を食べる恐ろしい怪獣、牛鬼が棲んでいて、人々を大変困らせていました。そこでこの地方の村人は、山田蔵人高清という弓の名人に牛鬼の退治を頼みました。高清は根香寺の本尊である千手観音に願をかけ、そのおかげで牛鬼を見つけ出し、見事に退治したそうです。そして、怪獣の角を根香寺に奉納し、その菩提を弔ったと伝えられています。」

案内図



参道



水かけ地蔵

牛頭観音

役の行者像



香炉

宝篋印塔

鐘楼



六角堂・延命地蔵尊

龍宮地蔵尊

大師堂

高松松平初代藩士の墓

白猴欅
「智証大師が当山開基の時、この樹下に山王権現が現れ、また、白い猿が下りてきて、大師を守護し創業を助けたと云う。樹齢約1600年、樹幹の周囲や区7メートル。」

本坊

五大堂
「木造五大尊像(香川県指定有形文化財)を祀る。軍茶利夜叉明王、降三世夜叉明王、大日大聖不動明王、金剛夜叉明王、大威徳夜叉明王の五佛である。弘法大師が、この地において五智如来を感得され、当寺を開基された。その五智如来の教令輪身たるお姿が五大尊である。燃えるような情熱をもって日夜私どもを愛し助けて下さる有難い佛様である。中央の大日大聖不動明王は、1286(弘安9)年元寇調伏祈願のために造られ、両脇の四明王は1683(天保3)年高松藩主が京都の佛師に造らせ五大尊として祀らせた。」





経蔵





本堂









回廊



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