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滝山城・南北朝から戦国期の貴重な城跡

2015-02-05 15:48:21 | 神戸市中央区
2015年2月4日、ハンキングを兼ねての滝山城跡を散策しました。
山陽新幹線新神戸駅の裏山になります。標高は316m、曲輪、堀切、土塁が残っており、戦国時代の姿がそのまま残っている貴重な城跡です。城の研究をされている山脇伸児さんの案内で、説明を聞きながらのハイキングでした。
新幹線の駅の1階よりガードをくぐり、すぐ左に別れる城山への坂を登っていきますと、ハイキングコースとなっていますのでたどり着きます。
入口に城山1.2Kmと滝山城跡の道標があります。

階段を登ります



山脇さん作成の滝山城跡の地図です。

尾根の最初の曲輪です。

登り坂と平坦なところの違いで曲輪が判ります。

坂を登ります。

東曲輪群の平坦な部分です。



横からのものです。

道標





尾根の部分です。

石積みをしていた痕跡がうかがえます。



左の方が縦に堀切がのびています。

石積みの跡です。

平坦地です。曲輪



石積

東曲輪群と中央曲輪群の間の堀切です。

石積みの跡

滝山城跡の説明板



中央曲輪群の曲輪の平坦な部分と回りの石積み





城跡の石碑



二重堀切、中央曲輪群と西曲輪群の間です。
真ん中が少し盛り上がった状態で、両方に堀切となっています。



滝山城の築城年代は不明ですが、文献上の初見は「正慶乱離伝」で、1333年に赤松則村率いる軍勢が京都に攻め入ったが敗れ、兵庫まで退き、滝山城に籠ったとされています。
戦国時代になり、三好長慶が摂津に侵攻したときに拠点として滝山城を修理改築させています。弘治2年(1556)に、家臣の松永久秀が三好長慶を堺から滝山に招き歌舞音曲、連歌、能などを催してもてなしています。


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