頭を使うだけの企画作業、聞いているだけの講習だけでは 眠くもなるし、集中力もきれます。
研修の合間には、体を使って、お互いに協力して、他者との関わり方を体験的に理解を深められるようなゲーム手法も取り入れています。
本日は、社会雇用創造「あなたにもできるお仕事づくり」の基礎研修最終日。 自らの実習計画を作ってゆきます。 主体的に動く!!
起業マインドを自分で自分に養おう。
被災地は復興に向けていろいろな動きが始まっています。小さな起業と言っても急速な変化を感じとっていないと、的が外れてしまいます。
人の動きも変わっています。 それに意識を向けていないと、「なんだか前と違うな」だけで終わってしまいます。
新しい情報を取り入れる体質、精神状態・・・姿勢と態度を身につけるのは意外と難しいのです。
情報の交換。
今日から二日間のメーンファシリテーターは丸山博子さん。さすがな進行!
昨日までは4日間、夜3時間の研修でしたが、今日からは終日研修です。 自己の資源化と釜石の資源化がテーマとなります。
自らの起業のための実習課題も考えてゆきます。 実習内容はこちらがすべてを提示するわけではありません。その計画をつくってゆくことも実習です。
とはいえ、釜石は急速に変わっています。 しかし・・・、目に見えて建築物が立ち始めてる場所もあれば、大きな瓦礫は片づけられても被災したままの家屋やビルがある場所、一面が宅地造成のように土台だけになっている広大な土地もあります。漁港の復旧工事は何年も先なケースもあります。仮設住宅は2年の契約(この復興ペースでは延期になるでしょうが・・・)、人口も流失している一方では、さまざまな人々がシゴトで来ています。大勢の建設業者も入ってきていれば、これまでと違ったツアー客も現れています。多くの大学も被災地とのかかわりを求めてきます。
急速な変化の中にあるけれど、それが市民にわかりにくいのも実態でしょう。 なかなか未来への見通しが立てにくいのが今です。
考えてみると、これは被災地では現実として「今ありますが、日本全体の未来の姿でもあるかもしれません。 ということは、大きな視点を変えれば、社会問題解決の最先端にいるとも言えます。
これからの二日間、どこまで自分を資源化できるか、釜石を分析、資源化できるか。
事務局側に回った私とサイトーも踏ん張りどきであります。