御年九十歳のご住職はユーモアたっぷりの語り口で、今日の午前中はなかなか興味深い体験をさせて頂きました。
御年九十歳のご住職はユーモアたっぷりの語り口で、今日の午前中はなかなか興味深い体験をさせて頂きました。
夏の終りから毎年のように近隣小学5年生の宿泊体験学習を受け入れています。
1泊二日で以前は自然学校の旧教室であった宿泊室利用だったのですが、数年前に毒蛾事件があって(それは真夏であり、9-10月には影響はないんだがなあー)それ以来、町内の宿泊施設「自然の家」に泊まり、私たちはプログラムだけを担当するという形態になりました。
ところが、その当の自然の家がこの秋で閉鎖されてしまうことが決まりました。 うちは大部屋に雑魚寝(これは死語だな・・)ですが、自然の家は八人かな、ともかくベット室です。今時の子どもも雑魚寝経験があってもいいと思うんですが、快適性重視ということなんでしょう。(まっ、教師の方が好まないんじゃあないかと勘ぐっていますが・・・)
いずれにしても、来年度から黒松内に団体が泊まれる宿がうちの雑魚寝簡易宿泊施設しかなくなることは、交流人口誘客にたいそう痛手となるのであります・・・。 町の旅館は二件ありますが、これもお仕事関係者の宿泊でいつも満員なので、旅行者の宿泊も難しくなってしまう・・・。
近くの小学校には春の終わりの八重桜が今年も見事に満開です。
毎週日曜日に近くの寿都温泉の駐車場にある「船頭さんの店」が営業します。地元の漁師さんが直接持ち込んだ魚を市場を通さずに直接販売しています。札幌あたりのスパーの鮮魚コーナーに比べたら、半値、いや三分の一以下のお値段じゃあないのかな。 11時45分開店ですが、その前から大勢のお客さんが詰めかけ開店を待ちます。
MRKさんは漁師のママ友(いや、もうBABA友か・・・失礼)が複数いるので、ここ以外でも直接分けてもらうこともあります。地球温暖化の影響か、ここ日本海寿都湾での漁獲も魚種もここ20年で大きく変化、減少してきています。 昨年は、名産のコナゴがまったく獲れませんでした。毛蟹もダメでしたし鮭も不漁。 代わってブリが増えたりもしています。
春が来て、今年の漁業はどうなるのでしょうか・・・。
オー!!! なんと!!
連日北海道らしからぬ暑い夏が続いています。 子どもキャンプも水プログラムが続いています。
先日、国道229号の朱太川にかかる橋付近で生き物探しをしていたのですが、スタッフのCHNがカレイを捕獲しました。 黒松内へ来た頃にもっと下流の河口付近でカヌーの上から黙視したことがありましたが、その後は発見もなかったのでした。 それよりももっと上流での捕獲!!
まだ、この川はけっこう豊かな生態系を残しているのだなあと感動。
ヌマカレイというらしい。
もう夏ですから、放牧前に毛刈り。地域の小学生も体験をしました。
黒松内町を太平洋側から日本海へと縦断(いや横断かな)する朱太川は実は鮎が釣れます。 全国鮎の香味コンテストという大会があって、朱太川の鮎はグランプリと準グランプリと二度も獲得しています。
日本の各地のアユ釣りの川は、琵琶湖から持ってきて放流する河川が多いのですが、ここ黒松内産の鮎は、朱太川漁協が夏の終わりの産卵時期に鮎を捕まえて養魚場(実は自然学校の裏手の支流にあります)孵化させて放流させています。つまり地元産の鮎を育てているというかなり稀な天然物なのです。7月からの鮎釣り解禁後は全国から釣り人が来ますが、残念ながら町内でいつも鮎を出している飲食店はありません。川自体が大河ではないので、鮎の生息数はさほど多くはなく、釣り人が釣った鮎を買い取る仕組みを作ってしまうと資源の枯渇が心配されるからです。
であっても旨い鮎の産物を開発しようと地元観光協会、漁協と商店が協力して、鮎の燗酒を商品化しています。 今日はそのNHKが自然学校のキッチンで鮎を焼いてから燗酒にする様子を取材しに来ました。
残念ながら・・、アタシは賞味はできませんでした。ちょっと覗きにいって、途中で帰ってしまったからなあ・・。
燗酒用鮎は真空パックで町内の田中商店で販売している模様です。
が・・・。
町内の地域資源(産物、歴史、史跡、産業、自然など)をチームに分かれて調べて発表し、ゆくゆくは、寿都町のお宝として町が認定してゆこうという事業です。 私はニシン番屋に保管されてきた調度品・じゅう器類の調査と、建材にも使われた自然石の調査チームに入っていますが、令和3年度はコロナ禍で、集合して調査をすることができませんでした。今日は年も押し迫ったのにやっと第1回目の全体会合が開催され、出席してきました。町民10人ほどが参加していました。本年度のお互いのチームの調査報告は(調査していないので)ありませんでしたが、今後どうするかの確認作業をしました。