高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

夏本番

2023-07-29 21:10:57 | プログラム
今年の夏はこれまでにないほどに暑い。北海道は全島冷房中なんて毎年のように言っていましたが、この夏は日中は30度超え、室内、日陰でじっとしていても汗が額をしたたり落ちます・・。
というなかでも、やっとコロナ禍も収まってきて、リアルでの体験活動がいつもの夏のように戻ってきました。

7月に入ると、台湾や中国、シンガポールからの団体での滞在が続きました。
中国のファンシーや台湾のリーハンが仲介してくれた自然体験活動団体の宿泊体験が続きました。
 
りーはんはひと月ほど長期滞在をして複数の来訪団体のコーディネイトをしてくれました。
 
ファンシーからオッファーがあった中国からの親子合計100人以上の受け入れはさすがに黒松内ではできないので、函館・大沼で道南自然学校プロジェクトを始めたぺんちゃん&ビルマチームに仕事を振りましたが、みごとに果たしてくれました。
 
その後も黒松内町内の森林療法プログラムや森のようちえんなど、ほぼ連日の野外活動を続け、そして、いよいよ今日7月29日からは ぶなの森自然学校の主催子ども夏休み体験活動A日程の1週間が始まりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

氷のドーム

2023-02-05 14:42:50 | プログラム

氷の造形をするアイスマンさんを講師にお迎えして、校庭にアイスドームづくりをしました。

底が直径3m位になるドームテントを送風機で膨らませて、その上から水を噴霧することによって凍らせます。そしてテントを撤収すると薄い氷のドームができあがります。これに噴霧を続けると壁が厚くなり、風向や気温によって造形が変化してゆきます。 今回は氷のドームができあがりました。噴霧する器具がないので、この後は氷を成長変化させることは私達には難しいのですが、どんな変化がっされるか楽しみであります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒立馬の‘はなゆき‘さん

2022-11-20 11:49:56 | プログラム
11/19-20は、豊浦のBig鈴木さんが馬を連れて来てくれました。添別ブナ林の町営のビジターセンターと自然学校で「花雪さん」(馬の名前)を囲んで過ごしました。
花雪さんは、馬搬うまで、実際に畑を耕したり、山から造材を運び出したりしています。昭和30年代までまだまだトラクターが一般的でなかった頃には全道で5,60万頭もの馬搬うまが農家で飼われていたそうです。

それらの馬は、北海道では「どさんこ」と呼ばれますが、実はもともとは欧州産のペニュシュロン(?間違っていないよな?)という大型馬ですが、花雪さんは日本の在来馬なのです。津軽半島の切矢崎にいる「寒立馬(かんだちめ)」と称する馬で、実はその場所に先日の青森旅で行ってきました。

日本の在来馬の多くは小型で馬高も大人の肩の高さくらいしかないのですが、この寒立馬はサラブレッドほどあり体格はずっと筋肉隆々としています。

時代劇ドラマを観ると、サラブレッドやアラブ馬に武士が騎乗していますが、当時はそんなわけはなく、それらに比べれば仔馬のような日本の在来馬に乗っていたのです。しかし、この東北産の馬は大型で、たぶん蝦夷(えみし)がたくさん騎乗をしていたのではなかったのかなあ・・・。騎馬隊の威力は重戦車みたいなもんで、当時の関東人は恐れていたのでしょう。
 
馬にそりを引いてもらって遊んだり、そばで薪・羽釜でご飯をたいたりと、のんびりわらわらと過ごした週末でした。
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の川下り

2022-11-07 11:42:03 | プログラム
また投稿に間が空いてしまった・・・。 


自分の趣味はなんだろう?って考えると、ないんだなあ・・・と、思うのですが、自分の普段の生活をかえりみると、文章書き、それも大したものではありませんが、facebookに始終投稿をしているわけで、これからは、ちょっとカッコつけて、Writingとか言おうかな・・・。の割にはブログ投稿は置き去りで、いつもチェックしてくださる方々にはごめんなさい・・
 
コロナは収まりそうにもなく、北海道でもまた増加傾向のようですが、人の行き来はちょっとずつ増えているようですね。ここ黒松内ぶなの森自然学校でも大勢ではなくても、パラパラと来訪者は続いています。せんだっては、北海道自然学校NEOS時代以来のお客様であるKKIさんが二泊してくださり、秋のブナ林散策と朱太川カヌー下りを体験して頂きました。
むかしに参加してくださったツアーや当時のスタッフ達の思い出話にも花咲き、よい時間をともにできました。こういう機会があることは、自然体験ガイド冥利につきるというもんです。 ありがたやありがたや、ありがとうございました。
 
子どもたちへの体験活動も月に一度は主催募集で続けていますが、ここのところはさっぱりと集まりません・・。 先月などはいつもはたくさん参加者がある「太平洋から日本海への40kmウォークの参加はたったひとりでしたが、その心意気を無駄にしちゃいけないと、チコちゃんがついての二人旅を挙行しました。 10月5-6日の子ども自然体験活動イエティくらぶも四人だけの参加者(そのうちふたりはうちの孫)で、身内キャンプみたいでしたが、「焚き火キャンプ」と銘打って実施しました。少人数だからこそ、ひとりひと焚き火状態で存分に「火遊び」体験をしてもらいました。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川活動

2021-08-23 12:02:54 | プログラム

ここのところ、近くの川での活動が続いています。 主催活動、地域の保育園活動、来訪の家族対応などです。

黒松内町には、太平洋側を主源流とする1級河川である朱太川が本流として日本海寿都湾に向かって流れています。その間には数々の支流が有り、黒松内亭地帯と称される河川地帯が広がっています。 ここへ移住して20数年がたちますが、これまでは水害にはみまわれてはいませんが、大雨で学校裏の小さな支流がもう少しで氾濫しそうになり、役場に頼んで土嚢を積んだことはありました。

本流には上流から堰堤がひとつもありません。 カヌーで海まで漕いでゆくこともできます。 支流には生き物も多いです。 ですが、それでも20年前に比べると少なくなっているとは感じていますが・・。 現在、40代くらいの地元人に聞くと,子どもの頃は、ザル入れて追い込みをすると持ち上がらないほど雑魚が獲れたとはいいますが、まだまだエビやカニも含めて小さかなが獲れます。 鮎釣も盛んです。香味比べで3,4年前には全国グランプリを頂いたこともあります。

そんな場所へ、川活動にでかけています。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家族キャンプのお手伝い

2021-08-08 14:47:06 | プログラム
自然学校の体育館の後ろ側の木立の中をキャンプ場にしています。 「なっぷ」というキャンプ場紹介サイトに登録したところ、この仕組み経由の予約で、お盆や10月までの週末は埋まっています。 世の中、ほんとうにキャンプブームなのだなあ・・と、実感しています。

サイトだけのお貸しもしますが、近辺フィールドはご存じない方々ですので、セミオーダーメイドでプログラムも提供しています。 今は、なんといっても海遊びですね。 「ぶなの森」と命名された自然学校ですが、実は車で10分ほどへうみへも行けます。 砂浜もあり、岩礁もありの変化にとんだフィールドです。 救命胴衣やウエットスーツもお貸し、絶好の遊び場へお連れして安全管理もしますよ。 夏の後半、平日であれば御利用ができますので、ぜひお問い合わせをくださいな。




 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

身内家族キャンプ

2021-07-31 14:27:35 | プログラム

 台風がきそうですが、消えてしまったようで、海は穏やかでした。 20210729-30の1泊2日で、「身内キャンプ」を実施しました。2年前の夏は7-8月の3,4週間をまるまる主催長期体験村を開催していたので、違うタイプのキャンプや受け入れ活動はできませんでしたが、昨年からなくなったので、短いキャンプをいろいろと実施している今年です。
 
そこで、かつて黒松内ぶなの森自然学校のスタッフだった人たちに声をかけて、身内キャンプを実施しました。まむ&たーぼ、ボーボー、ぺんちゃん、いなり、たまちゃん家族が集まりました。  ひと様のお子様をふだんはお預かりするキャンプですが、皆元プロスタッフですからプログラムというのは、海へゆくぞ!だけ。 なんというか、主催側としての大きな緊張感もなくて、 大家族で過ごしているような安心感ありの居心地いい二日間となり、アタシも大勢の孫に囲まれたようで楽しい二日間でした。
 
私が黒松内の移住した理由のひとつに、「私は田舎を持たないので・・、自分で創ろう」というモチベーションがありました。 海や川、農業や漁業のある地域に40越えてから移住し、大きな縁があり元小学校という活動の場を得て、田舎で暮らせることになりました。そこで多くの若いスタッフに恵まれて、子どもの自然体験活動を中心に20年以上仕事をしてきました。20代だったスタッフ達は私の実の子供達と同年代であり、独立するなど当地を離れましたが、家族持ちとなりました。ですから、子ども扱いも上手なアウトドアー派ばかりですから、一緒に過ごしているだけでも同族感があります。
 
こういう仕事をずっと続けてきて、良かったなあと思える二日間でした。 恒例行事にしてゆきたいなあ・・・。
みんな、ありがとう。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たんぼの生き物調査

2021-07-18 08:58:39 | プログラム
7月17日 自然学校は黒松内と協働でネイチャーサウナのデモンストレーションイベントでした。アタシはワイワイがやがやと陽気に知らない人達と時間を過ごす場が案外苦手なので、遠慮して、かつての自然学校ディレクターであった、まむ&たーぼが営む 豊浦の中つち農場で開催された「たんぼの生き物調査」に参加をしてきました。こちらの方が知らない人が多いのだけれどもね・・。 ネイチャーサウナは野外で使用できるサウナテントを使うのですが、アメリカンインディアンの儀式体験スウェットロッジを主催したり、何度も体験しているので、なんだか賑やかにサウナリフレッシュ体験だけでは満足できないんだと思う。
 
で、田んぼの生き物調査ですが、彼らが実践している有機農業のたんぼの生き物を調査しようという活動でした。 講師はアレフ(新興宗教ではないよ。 外食産業のビックリドンキーやらの経営母体。 恵庭の方にえこりん村という農酪農体験フィールドも経営している)から講師の方が来ていて、食と環境、環境教育プログラムが展開されていて、一人参加でも楽しめました。(伊達のジオガイドの女性陣がかまって一緒に遊んでくれました)
 
暑い日が続き、水も少ない時期ですが、農薬が入っていない田んぼだけあって、ヤゴ、マツモムシ、小さな甲虫,ヒルまでもいました。 中でも 水生唯一の苔、イチョウウキゴケなるものは初めて観察しました。ハート型の小さな葉(?)のしたから真っ黒くろすけのような根(?)が生えて浮かんでいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トドマツ油精製

2019-07-20 17:37:14 | プログラム

7月20日

黒松内町教育委員会主催でも森林療法の取り組みを始めています。今日は町民対象にした2回目の実施の日。

ブナセンターから歩いてゆける ブナの小径を歩いたあとは、1回目は実施しませんでしたが、私たちからの提案で自然学校で実施しているOCHANOVAほどのワラワラ交流の場ほどではありませんが、休息コーナを作りました。 今回はトドマツ精油づくりとハーブやトドマツの手湯(手浴)を実施。

大きな圧力釜を使って蒸留。冷却が今ひとつでしたが、それでも1時間ほど煮立てて、三角フラスコに1/3くらいを蒸留。ホントの精油はその上に浮かぶ油層なのですが、今回は手湯でどうせ薄めるので、そのまま利用しました。 トドマツにはαピネンという揮発物質が含まれており、それは血圧を下げるなどのリラックス効果が実証されています。

自然学校でも理科の実験のような簡便な装置があります。まだ使っていないのですが、これは油分も分離できるのか・・、ちょっと楽しみですが、蒸留にはアルコールランプを使うのですが、アルコールが手に入らんのです・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GW ディキャンプ

2019-05-06 16:38:03 | プログラム

令和元年五月のGWの黒松内ぶなの森自然学校は、例年はオープンスクールと称してわらわらと時間を過ごしていましたが、今年は、返り咲きのFuttaディレクターの企画で3度の親子さんができるワンディキャンプを実施しました。

4月29日には グリとグラのクッキング グリとグラの絵本を読んでパンケーキ作り。5月4日は草木染め、5月5日は春の小川遊び でした。親子連れや子どもだけのご参加で毎回20人以上で、それでも わらわら感を大事に一日を楽しみました。校庭のソメイヨシノがやっと満開となり、お天気もよく心地いい時間と場が作れたかな。

           

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする