というなかでも、やっとコロナ禍も収まってきて、リアルでの体験活動がいつもの夏のように戻ってきました。
7月に入ると、台湾や中国、シンガポールからの団体での滞在が続きました。
氷の造形をするアイスマンさんを講師にお迎えして、校庭にアイスドームづくりをしました。
底が直径3m位になるドームテントを送風機で膨らませて、その上から水を噴霧することによって凍らせます。そしてテントを撤収すると薄い氷のドームができあがります。これに噴霧を続けると壁が厚くなり、風向や気温によって造形が変化してゆきます。 今回は氷のドームができあがりました。噴霧する器具がないので、この後は氷を成長変化させることは私達には難しいのですが、どんな変化がっされるか楽しみであります。
ここのところ、近くの川での活動が続いています。 主催活動、地域の保育園活動、来訪の家族対応などです。
黒松内町には、太平洋側を主源流とする1級河川である朱太川が本流として日本海寿都湾に向かって流れています。その間には数々の支流が有り、黒松内亭地帯と称される河川地帯が広がっています。 ここへ移住して20数年がたちますが、これまでは水害にはみまわれてはいませんが、大雨で学校裏の小さな支流がもう少しで氾濫しそうになり、役場に頼んで土嚢を積んだことはありました。
本流には上流から堰堤がひとつもありません。 カヌーで海まで漕いでゆくこともできます。 支流には生き物も多いです。 ですが、それでも20年前に比べると少なくなっているとは感じていますが・・。 現在、40代くらいの地元人に聞くと,子どもの頃は、ザル入れて追い込みをすると持ち上がらないほど雑魚が獲れたとはいいますが、まだまだエビやカニも含めて小さかなが獲れます。 鮎釣も盛んです。香味比べで3,4年前には全国グランプリを頂いたこともあります。
そんな場所へ、川活動にでかけています。
7月20日
黒松内町教育委員会主催でも森林療法の取り組みを始めています。今日は町民対象にした2回目の実施の日。
ブナセンターから歩いてゆける ブナの小径を歩いたあとは、1回目は実施しませんでしたが、私たちからの提案で自然学校で実施しているOCHANOVAほどのワラワラ交流の場ほどではありませんが、休息コーナを作りました。 今回はトドマツ精油づくりとハーブやトドマツの手湯(手浴)を実施。
大きな圧力釜を使って蒸留。冷却が今ひとつでしたが、それでも1時間ほど煮立てて、三角フラスコに1/3くらいを蒸留。ホントの精油はその上に浮かぶ油層なのですが、今回は手湯でどうせ薄めるので、そのまま利用しました。 トドマツにはαピネンという揮発物質が含まれており、それは血圧を下げるなどのリラックス効果が実証されています。
自然学校でも理科の実験のような簡便な装置があります。まだ使っていないのですが、これは油分も分離できるのか・・、ちょっと楽しみですが、蒸留にはアルコールランプを使うのですが、アルコールが手に入らんのです・・・。
令和元年五月のGWの黒松内ぶなの森自然学校は、例年はオープンスクールと称してわらわらと時間を過ごしていましたが、今年は、返り咲きのFuttaディレクターの企画で3度の親子さんができるワンディキャンプを実施しました。
4月29日には グリとグラのクッキング グリとグラの絵本を読んでパンケーキ作り。5月4日は草木染め、5月5日は春の小川遊び でした。親子連れや子どもだけのご参加で毎回20人以上で、それでも わらわら感を大事に一日を楽しみました。校庭のソメイヨシノがやっと満開となり、お天気もよく心地いい時間と場が作れたかな。